今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「妖怪シェアハウス」7話の感想

2020-09-15 11:20:39 | ドラマ

いよいよ佳境に入ってきました。
パッと見おふざけばかりの妖怪ですが、今回は少し違います。
澪が数回前から急に編集長といい感じになり、ここ数回恋バナです。(けっこうつまらない)
編集長のプライバシーが明らかになり、実は妻帯者でした!しかし編集長は仕事にかこつけて家庭をおろそかにしています。
そのせいで妻から離婚話が持ち上がっているのです。

ところがところが、
シェアハウスの中で色々と異変が起き始めました。澪の髪が引っ張られたり照明がチカチカしたり澪のパソコンが変形したり…
神主が、陰陽師でも手に負えないものが働いていると言います。それは生き霊ではないかと。
澪が心当たりがあるのは原島の妻です。妖怪達は解決策を考えますが、困りました。
「夫婦のことは誰も解らない」と言うのです。しかし一人だけ心当たりがあるというぬらりひょんが、井戸の中から夫婦や恋愛に長けた妖怪を呼び出しました。
一見オバさんですが、数千年間人間を見てきた「恋愛コンサル、凄腕別れさせ屋」の黄泉醜女です。
彼女は生き霊も上手く収めてあげると言います。

会社に来た原島の妻は、平然と離婚話を口にしました。
しかし、澪はすごい顔つきの女の生き霊に部屋の中で迫られます。そして首を絞められます。咄嗟の所で澪は妖怪達に助けられました。

黄泉醜女が、その女の生き霊を問い詰めます。実はその生き霊は原島の妻だと言うのです。
生き霊は「澪を呪い殺してやる」と叫びます。
黄泉醜女は、原島の妻が上品なのは見かけだけで世間体を気にしていると。
本当は仕事人間の夫が嫌で淋しくて堪らない、それを言い出せなくて自分から浮気に走ったのだと。さらに夫は社内の若い子に気を取られている。
それが許せなくて怨念になり生き霊になったのだと説明します。

清楚な妻とおどろおどろしい生き霊のギャップが怖いです。
「あんたは自分のプライドを押し殺して凝縮した本音が、体を飛び出して生き霊になった」
「でも、あんたは少しも悪くないんだよ」と黄泉醜女は生き霊に言って聞かせます。
生き霊は「初めてわかってくれる人がいた!」と叫びます。

妖怪の女達は「私も気持ちがわかる」と皆で泣きます。
皆で酒盛りをしてカラオケ大会です。(笑)
黄泉醜女は井戸の中へ帰って行き、生き霊も消えて行きます。めでたしめでたし…。

さてさて、澪にアドバイスする神主の父親が現れました。
彼は澪がこのままシェアハウスに居続けると、妖怪に変貌してしまうと言います。事実、澪は時々頭に角が生えてきます。
それを防ぐには結婚した方がいい、人間の家庭を持つことだ、9/26までに祝言を挙げるべきだと言うのでした。
神主は澪にプロポーズし、原島からもプロポーズされます。
さぁどうする、澪…。

と言う話。長くなりました。
身につまされる話でした。
生き霊っていうのはよくあるもので、霊よりも怖いんだそうです。お笑い芸人のはやともさんが言っているじゃありませんか。有名人には沢山の生き霊がついているらしいです。
さんまさんなんかすごいらしいです。エバラさんも似たような話をしていました。
生き霊が暴力をふるうというのはあり得ないですが、払う方法ってないんですかね。

今回は黄泉醜女の描写が長くて飽きました。面白いのは結構だけど、もっと別の面を強調した方がよかった気がします。
澪は人がよくて、いつも泣き叫んでいる幼さが目立つ人物です。
周りに助けられてばかりですね。もうちょっと自分で解決するという気持ちはないのかな。まぁ妖怪に助けられるという話だからしょうがないのかもしれませんが。
澪は神主と編集長、どっちを選ぶのかな。私は両方振ると思う。なにかそこには行かない感じがします。ラブコメを超えて、妖怪たちの世界も超えて別の次元に昇華してほしい。
でないとこの話は終わりにならないと思いますね。