鮨は大好物である。大好物ではあるが鮨は高価な食物である。
昭和40年代の初めごろ、私は東京の銀座で働いていたが、当時、銀座に10円鮨というのがあってしばしば通ったものである。10円鮨はいかにも安いと思われるだろうが初任給が月給1万6000円の時代である。一つ10円の握り鮨であっても鱈腹食べるのにはそれなりの覚悟が必要だった。
最近では一皿105円の回転寿司が全盛で「スシロー」や「かっぱ寿司」へも気が向けば食いに出かけるが、私の贔屓にしているのは回転寿司ではなくて焼津魚センター内の「カネトモ」直営店である。
「カネトモ」は遠洋漁業の町焼津でも屈指のマグロ問屋で、本マグロは地中海あたりの蓄養マグロのようである。
写真の赤いのがマグロの赤身、白いのはトンボマグロである。6個で850円は良心的価格であると思うから、遠方から来た友人などにも自信をもって薦めている。
私を訪ねて静岡へきて、焼津の「カネトモ」へ連れて行かれた友人は数多いが、このゲタを2枚食べると大概は満足してくれる。もっとも、中には更にアナゴの1本握りを追加で食べて、帰りに弥勒町の石部屋で安倍川餅も食べたという豪傑もいる。
私は回転寿司へ行くと、先ず、”出花”ということでお茶を用意する。そして”御手塩”に”ムラサキ”と”ナミダ”を用意する。回転寿司のネタで一番好きなのは”きずし”である。〆鯖を食べるときにはサービスの”ガリ”を遠慮なくいただく。
次に手を出すのが”草”で捲いた”軍艦”で蛸サラダなどは特に好きである。回転寿司で食べるのはそのほかに”ゲソ”の握りなどが多い。
回転寿司でも値段の高い”ネタ”もあるが私は105円の皿以外には絶対に手を出さないことにしている。
昭和40年代の初めごろ、私は東京の銀座で働いていたが、当時、銀座に10円鮨というのがあってしばしば通ったものである。10円鮨はいかにも安いと思われるだろうが初任給が月給1万6000円の時代である。一つ10円の握り鮨であっても鱈腹食べるのにはそれなりの覚悟が必要だった。
最近では一皿105円の回転寿司が全盛で「スシロー」や「かっぱ寿司」へも気が向けば食いに出かけるが、私の贔屓にしているのは回転寿司ではなくて焼津魚センター内の「カネトモ」直営店である。
「カネトモ」は遠洋漁業の町焼津でも屈指のマグロ問屋で、本マグロは地中海あたりの蓄養マグロのようである。
写真の赤いのがマグロの赤身、白いのはトンボマグロである。6個で850円は良心的価格であると思うから、遠方から来た友人などにも自信をもって薦めている。
私を訪ねて静岡へきて、焼津の「カネトモ」へ連れて行かれた友人は数多いが、このゲタを2枚食べると大概は満足してくれる。もっとも、中には更にアナゴの1本握りを追加で食べて、帰りに弥勒町の石部屋で安倍川餅も食べたという豪傑もいる。
私は回転寿司へ行くと、先ず、”出花”ということでお茶を用意する。そして”御手塩”に”ムラサキ”と”ナミダ”を用意する。回転寿司のネタで一番好きなのは”きずし”である。〆鯖を食べるときにはサービスの”ガリ”を遠慮なくいただく。
次に手を出すのが”草”で捲いた”軍艦”で蛸サラダなどは特に好きである。回転寿司で食べるのはそのほかに”ゲソ”の握りなどが多い。
回転寿司でも値段の高い”ネタ”もあるが私は105円の皿以外には絶対に手を出さないことにしている。
塩鮭は好物ですが、生は食べることをしません。
〆サバは矢張り好きです。軍艦物では「たらこマヨネーズ」ですが高カロリーなのが欠点です。
回転ずしの浅蜊の味噌汁は美味しいと思います。
アトム寿司などは一店舗もありません。