日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
人生を大いに楽しむために言いたい放題、書きたい放題!!
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秋山白兎選「お寺の数え唄」

2018年12月26日 20時19分59秒 | 日記

「お寺の数え唄」

一は、出雲の一畑薬師
二つ、嵯峨野の二尊院
三つ、三井寺黄不動尊
四は、難波の四天王寺
五は、五台山竹林寺
六は、空也の六波羅蜜寺
七は、七面山妙恵寺
八つ、八坂の庚申堂
九は、九品仏浄真寺
十は岡部の十輪寺。
百は、釈迦山百済寺(ひゃくさいじ)。
千は、尾道、千光寺(せんこうじ)。
万は、黄檗山萬福寺(まんぷくじ)。


藤枝市岡部の十輪寺は木蓮の寺として有名です。



一は、出雲の一畑薬師

二つ、嵯峨野の二尊院

三つ、三井寺黄不動尊

四は、難波の四天王寺

五は、五台山竹林寺

六は、空也の六波羅蜜寺

七は、七面山妙恵寺

八つ、八坂の庚申堂

九は、九品仏浄真寺

十は岡部の十輪寺。

藤枝市岡部の十輪寺は木蓮の寺として有名です。
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一月の俳句色紙を書きました

2018年12月25日 19時40分30秒 | 日記

凍てる夜の添寝の犬を慈しむ
(よみ)いてるよのそいねのいぬをいつくしむ
愛妻とは長いこと同衾したことはありませんが、愛犬のジョン・万次郎は寒い夜は布団に潜り込んできたので一緒に寝てました。犬の心拍数は人間より早いので少し離れて眠りました。


網走や罪滅ぼしの甲羅酒
(よみ)あばしりやつみほろぼしのこうらざけ
網走刑務所へ収監されたわけではなく観光に行きました。吉村昭氏の小説「破獄」に描かれた独房も見てきました。その晩は高倉健の「網走番外地」を唄いつつ来し方の悪行を懺悔し、罪滅ぼしに毛蟹の甲羅酒を飲みました。


忘るまじ土方飯場の雑煮餅
(よみ)わするまじどかたはんばのぞうにもち
飯場は、今では作業員宿舎といいます。法令用語では寄宿舎です。私が建設業界に身を投じた五〇年以上も前にはプレハブ建ての簡単な造りの建物で大勢の労務者が雑魚寝してました。飯炊きの婆さんが作る食事は美味しくて、酒は甕入りの焼酎が据えてありました。


二の重の鯛の骨湯も啜りけり
(よみ)にのじゅうのたいのこつゆもすすりけり
おせちの重箱の上から二つ目は鯛や海老や鰤の焼き物などが詰められている。その鯛を食い散らかした後の骨まで「こつゆ」にして飲んだといういじましい一句です。


黒髪に挿して婀娜なり紅つばき
(よみ)くろかみにさしてあだなりべにつばき
今は亡き歌手の日野てる子さんはハイビスカスの花だったが赤い椿の花だったらどうだろうかと想像してみた。婀娜とは、女性の色っぽくなまめかしいさまをいう。
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新しい羽子突き唄ができました

2018年12月02日 17時05分17秒 | 日記
〽無花果(いちじく) 人参(にんじん)山椒(さんしょう)に 椎茸(しいたけ)牛蒡(ごぼう)に 無患子(むくろじュ)七草(ななくさ) 初茸(はつたけ)胡瓜(きゅうり)に 冬瓜(とうがん)。

これは静岡県の手毬唄ですが、手毬唄よりも羽子突き唄として一般化しています。ほとんど全国共通で一から十までの数を植物名の語頭にあわせた頭韻の唄です。四以下は「紫蘇(しそ) 牛蒡(ごぼう)に零余子(むかご)、七草(ななくさ) 薑(はじかみ) 九年母(くねんぼ)に 蕃椒(とうがらし)」とも。

無患子は羽子板の突羽根の頭に使う堅い殻の実ですが食用にはならず果肉が石鹸やシャンプーの役目を果たしていたようで子供はシャボン玉に使ったそうです。七草は七草粥にいれる七種の植物です。

そこで私は新しい数え唄として次のように作ってみました。一文字は「葱」、御形は七草の一つで母子草、蓮芋は芋茎を食べる里芋の仲間、唐茄子は南瓜です。

〽一文字(ひともじ)大蒜(にんにく)三つ葉(みつば)に椎の実(しいのみ)御形(ごぎょう)に零余子(むかご)楢茸(ならたけ)蓮芋(はすいも)梔子(くちなし)唐茄子(とうなす)。


一文字(ひともじ)

大蒜(にんにく)


三つ葉(みつば)に

椎の実(しいのみ)

御形(ごぎょう)に

零余子(むかご)

楢茸(ならたけ)

蓮芋(はすいも)

梔子(くちなし)

唐茄子(とうなす)。
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