和歌漢詩文武に秀づ道灌忌
葛の花酒毒を消すは有難し
鴨瓜の餡かけ煮えて透き徹る
塩茹での馬鈴薯を喰ひ腹みたす
餓死はせぬ貧乏かづら喰ふて生く
神君の好みし茄子甦る
藷爺の甘藷の花が飢ゑ救ふ
居酒屋の女将紅さす虎が雨
石楠花を観に天城山縦走す
千団子そなへ育児の神祀る
山葵田に青笹山の水奔る
茶畑に八十八夜きつね石
大瀬崎の神池に棲む鯰かな
77歳。少しとぼけた白髪頭の親爺です。
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