日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
人生を大いに楽しむために言いたい放題、書きたい放題!!
読者のコメント歓迎いたします。

拉致問題はどうするの。

2011年01月20日 11時06分53秒 | 日記
今日の静岡新聞朝刊に拉致被害者・田口八重子さんが平壌市万景台区域倉広通りの共同住宅で韓国人男性と一緒に生活しているという記事が載っていた。確認されたのは昨年末ということだから極最近のことである。
同じ新聞の『週刊新潮』の広告には「電撃訪朝&めぐみさん奪還を前原外相に吹き込んだミスターX」という文句が大きく書いてある。その隣の『週刊文春』の広告では「前原外相のウルトラC拉致被害者電撃帰国」という見出しもある。
ミスターXという人物は小泉総理が訪朝したときにも影で暗躍した人である。

北朝鮮問題に詳しい重村智計早大教授が、このほど出版した『外交敗北』という本の中で、5年前の拉致被害者を巡る北朝鮮側の交渉相手「ミスターX」の正体を暴露し、田中均元外務省アジア大洋州局長と「ミスターX」なる北朝鮮高官による交渉を「売国外交」と断罪、外務省の秘密外交を厳しく糾弾している。

重村氏によれば、田中局長が交渉相手に選んだのは、北朝鮮の要人ではなく、秘密警察機関である国家安全保衛部第一副部長の金チョルという偽名を持つ45歳の男だったという。田中局長は金チョルに驚くべき提案を持ちかけた。
「生きている拉致被害者を4~5人程度出せばいい、後は国交正常化してから段階的に解決すればいい」。
2002年9月に平壌で行われた日朝首脳会談に金チョルは密かに同席していたという。その際、田中局長は、外務省の幹部にさえ金チョルの名前と肩書を教えなかったというから言語道断だ。

このあとにも記事は続くが引用はここまでとする。
以上のことについて私には真偽のほどは判らない。しかし新聞や週刊誌あるいはネット上に公然と書かれている事実である。
重村智計早大教授が本に書いていることであるから信頼性は高いと判断される。田中均元外務省アジア大洋州局長だって今は民間人ながら自分の在職中にしたことについて責任はあるでしょう。

前原外相は再びこのミスターXのチャンネルを使って横田めぐみさんを奪還しようとしているのでしょうか。
私は拉致被害者を奪還できるのであれば手段にこだわる必要は無いと思います。ただ、秘密裏に変な約束をすることだけは避けてほしいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿久根市長選。

2011年01月18日 13時37分46秒 | 日記
鹿児島県阿久根市の出直し選挙で新しい市長さんが誕生しました。
僅差ではありましたが前職を破って当選したんですから自信をもって市政を行ってもらいたいと思います。
阿久根市というところは昨年、勤務先の職人さんが風力発電の風車の組立に行っていたところで少しだけですがご縁のあるところです。

それにしても前の市長さんの言動はちょっと常軌を逸していましたね。
市長の専決処分で職員のボーナスを半分にしちゃったり、副市長を勝手に任命しちゃったり・・・市会議員の報酬は日当制で一日あたり1万円だそうです。前市長は全部が全部悪いことをしたとも思いませんが、時々テレビで見る様子では議会も市の職員もマスコミも全てが敵みたいな感じで、挙動に余裕がなかったですね。その点では名古屋市長の河村さんとはだいぶ違うようです。
副市長の任命などは片山総務大臣をして「選任は違法」とまで言わせたんですから間違ったやりかただったのでしょう。かりそめにも地方行政のトップに立つ者が違法行為をしてはいけません。それだけでも市長失格でした。

おらが村さの静岡市長選挙も4月10日の投開票ですが一体どうなるんですかねぇ。
立候補予定者の一人は、私の弟の同級生です。彼は既に参議院議員までやっていますが、私は彼が市議会議員の頃から一度もお世話になったことはありません。前回の市長選にも立候補して僅か1500票差で惜敗しましたが、この選挙でも私は現市長の小嶋さんの選挙事務所へ通いました。
もう一人の立候補予定者は私の恩師の教え子で選挙のたびに恩師から頼まれるんですよ。ところが、この候補者は過去2回ほど落選しているんですが、落選したときの対応が悪くて、すごく気分が悪いんです。それと松下政経塾で学んだ本人よりも奥さんのほうが演説が巧いのも気になるねぇ。
三人目の立候補予定者とも実はつながりがあります。彼は大井川上流の井川地区の出身ですから、こちら方面からの人脈で話がありました。
告示日が近づくに連れてこれから色々な動きがあるでしょうが、今回の静岡市長選はちょっと状勢を読めないのが正直なところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も辛口。

2011年01月14日 11時53分24秒 | 日記
毎回、毎回、民主党や菅さんへの悪態を吐くのは心苦しいが、前回の総選挙で民主党へ清き一票を投じた者として己の不明を愧じるとともに早くこの政権に終止符を打ってもらいたいと願う一心である。

昨日の党大会では、衆参両院選挙のマニフェスト(政権公約)の見直しが決まった。つまり、選挙に掲げたマニフェストは実現不可能な嘘だったということなのだろう。
私が一番に騙されたと思っているのは財源のことである。子供手当てなどの政策経費に当てる財源は、予算の組み換えや、特別会計の見直し、所謂、霞ヶ関埋蔵金から16兆円が捻出できると言って、派手なパフォーマンスを演じたが結果はほとんど出てこなかった。それどころか消費税率をあげるという公約違反の議論が噴出している。政権をとったら途端に前言を翻すのであれば信頼など生まれようはずが無い。インチキである。

「政治と金」の問題も掛け肥ばかりの菜っ葉の肥やしで一向に解決しない。
菅さんには総理・代表としての指導力は微塵もみられない。

今日行われるという内閣改造にはこともあろうに囲碁の友達である与謝野馨氏を経済財政担当に起用するという。民主党に人材がいないというのは前々から判っていたが、何もこの局面で与謝野氏を起用することはないのではないか。
与謝野氏は自民党の比例区で議席を得て、離党し、反民主・非自民の立場で「立ち上がれ日本」の共同代表をしていた人である。
昨日まで反民主だった人物を一夜にして閣僚に起用するというのは余りにも無節操ではないのか。政治以前の問題として人間性を疑う次第である。
菅さんは与謝野氏に消費税アップの仕事を任せる積りではないのだろうか。仙石氏のように自分の弾除けに使うのではないか。
法務大臣の江田五月氏にはうなずける。

韓国日本大使館前で日の丸にバツ印をつけた反日デモに参加した岡崎トミ子氏の閣僚就任には元々反対だったので更迭されてよかった。女性を起用したいということなら小宮山洋子さんの方がはるかに適任だったと思うがいかがなものだろうか。

日本各地でタイガーマスクの伊達直人が活躍している。ランドセルや現金、文房具・・・心温まる贈り物を養護施設などに届けている。
同じ直人の菅さんにも総理をやるんだったら褌を締めなおしてもらいたい。自らが泥をかぶる覚悟をもってことに臨んでもらいたい。
最も大切なのは、行く先不明の日本丸の針路を明確に示すことである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初詣。

2011年01月13日 13時20分06秒 | 日記
卯年の今年は大国主命を祀る遠州一ノ宮・小国神社へ初詣に行ってきた。祭神が大国主命だから境内には因幡の白兎の扁額などもある。
静岡県周智郡森町は清水次郎長の子分で金毘羅代参の浪曲でも有名な森の石松所縁の地でもある。
蛇足ではあるが石松は一説に浜松の魚屋の倅とも三河・津島の生まれとも言われ、侠客森の五郎の養子分になったもので元々は森の生まれではないとされる。町内の大洞院には石松の墓もあるのだが、博打のお守りに効くということで墓石を欠いて持ち去るものが多く元の墓は見る影も無く、新しい墓が建立されている。
小国神社から少し奥へ入ったところには火伏せの神様を祭る秋葉神社もある。
森町でもう一つ有名なのは治郎柿の原木があることである。これも不思議なことに、地元の人が川普請にでたときに、太田川の中州に流れ着いた柿の幼木を持ち帰って植えたのがそもそもの始まりのようだ。

写真は途中で立ち寄った天竜浜名湖鉄道の原田駅である。当然のごとく無人駅で日中は一人の乗降客もいない。
初詣は小銭ながら数百円を賽銭箱へ投じ、二礼二拍手一礼をして恭しく拝礼した。
正直言って、あれもこれも色々とお願いしたいところであるが、いざ神前で手を合わすと願い事は家族の健康と家内安全といった単純なところであれもこれもと頭に浮かばないのである。

小国神社の参道には露店が並びなかなかの賑わいをみせていた。
丁度、昼飯時になったので露店の一つへ入って焼きソバとおでんを食べたが、ここの焼きソバのほうが富士宮焼きソバよりもよほど美味かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする