日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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ふつつかな四月の俳句書きました

2019年03月16日 15時56分13秒 | 日記

◆よろず屋に売れぬ目刺が反り返る
(よみ)よろずやにうれぬめざしがそりかへる
田舎の商店では酒・食品・日用品何でも売っている。鮮魚は置いてないが目刺や味醂干しや麹漬など日持ちのするものは置いてある。工事現場ではお茶を沸かす焚火の熾火で目刺を焼いてたべたものである。
季語は「目刺」で春。」

◆春うらら犬へ宛名の葉書着く
(よみ)はるうららいぬへあてなのはがきつく
生後90日を超えた犬は、30日以内に登録し、毎年1回(4月~6月)に狂犬病予防注射を受けさせることが、狂犬病予防法でその飼い主に義務付けられています。
我が家の愛犬、秋山・ジョン・万次郎と秋山チィー坊にも毎年通知が届いていました。
季語は「春うらら」で春。

◆活断層走るあたりの山笑ふ
(よみ)かつだんそうはしるあたりのやまわらふ
糸魚川静岡構造線は、親不知(新潟県糸魚川市)から諏訪湖を通って、安倍川(静岡市駿河区)付近に至る大断層線で地質境界でもある。
「山笑ふ」とは、俳句における春の季語で、春の山の明るい感じをいう。 郭煕の画論『臥遊録』の「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」に拠るとされている。
季語は「山笑ふ」で春。

◆春暁の雀に聴かすヴィヴァルディ
(よみ)しゅんぎょうのすずめにきかすビバルディ
アントニオ・ルーチョ・ヴィヴァルディは、ヴェネツィア出身のバロック後期の作曲家で、ヴァイオリニスト。代表曲は「四季」。クラシックのCDを持っているので朝早くから聴くことがあります。
季語は「春暁」で春。

◆蜃気楼見えぬ魚津に飲み明かす
(よみ)しんきろうみえぬうおづにのみあかす
《蜃(大ハマグリ)が気を吐いて楼閣を描くと考えられたところから》大気の下層に温度などの密度差があるとき、光の異常屈折により、地上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたり、遠くの物体が近くに見えたりする現象。海上や砂漠で起こる。日本では富山湾で見られる。海市(かいし)ともいう。
蜃気楼を見ようと魚津まで行ったが全然見ることができなかったので不運を嘆きながら飲み明かしたことがある。季語は「蜃気楼」で晩春。

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三月の俳句色紙に書きました

2019年02月23日 14時38分57秒 | 日記

◆葱ぬたの葱が孕みし葱坊主
(よみ)ねぎぬたのねぎがはらみしねぎぼうず
葱は冬の季語ですが葱坊主は晩春の季語になります。酢味噌で和えた葱ぬたの茎が葱坊主を孕んでいると季節の移ろいを感じます。
季語は「葱坊主」で春。

◆黄塵を侮りがたき世となりぬ
(よみ)こうじんをあなどりがたきよとなりぬ
中国大陸の奥地の黄土高原に舞い上がった砂ぼこりが日本まで届いて降るのが黄塵・黄砂です。最近では中国におけるPM2.5などによる深刻な大気汚染の発生を受け、大陸の大気汚染が影響して日本のPM2.5濃度が上昇し、健康に影響を及ぼすのではないかと心配されています。季語は「黄塵」で春。

◆木か草か独活の薀蓄酒すすむ
(よみ)きかくさかうどのうんちくさけすすむ
独活の大木、箸にもならない・・・などといいますが、ウド(独活)は、ウコギ科タラノキ属の多年草。香りが強く、山菜や野菜として好まれる。酢味噌で生食したり金平に炒めたりしても美味しいです。山独活の天ぷらなんかは最高です。季語は「独活」で春。

◆正座して小直衣雛に対面す
(よみ)せいざしてこのうしびなにたいめんす
雛人形をたくさん集めている友人がおります。毎年、雛祭りに招かれてご馳走を頂いたり、俳句を作ったりしています。
季語は「雛」で春。

◆浜岡や春風ゆるり発電す
(よみ)はまおかやはるかぜゆるりはつでんす
遠州地方には風力発電の風車がたくさんあります。私は原子力発電には反対ですから、水力・風力・潮力・太陽光などによる電力供給を期待しています。
季語は「春風」で春。
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今月も書いたよ俳句らしきもの

2019年02月03日 15時24分55秒 | 日記


◆大寒の陽光を吸ひシャツ乾く
(よみ)だいかんのようこうをすひシャツかはく
寒さが最も厳しい大寒の頃でも、陽光降り注ぎ微風があり、洗濯日和というのがありますね。乾燥機も重宝ですがたまには陽に当てて乾かしたいものです。
季語は「だいかん」で冬。


◆春しぐれ沓脱石に苔潤む
(よみ)はるしぐれくつぬぎいしにこけうるむ
雨の少ない冬季には蘚苔類は乾燥して縮んでしまいます。春になってお湿りがあるとたちまち元気になります。沓脱石は縁側などの踏み石です。季語は「春しぐれ」で春。


恋猫に説く道徳を野暮と云ふ
(よみ)こひねこにとくどうとくをやぼといふ
オス猫でもメス猫でも発情期の猫はどうにもなりません。種族保存の本能は何事にも勝り、どんなに猫を説教しても効果はありません。季語は「恋猫」で春。

◆河豚鰭に代へて親しむいりこ酒
(よみ)ふぐひれにかへてしたしむいりこざけ
河豚のひれ酒、岩魚の骨酒、鰍酒など鰭酒や骨酒には色々ありますが、鰯の煮干しをこんがり炙って熱燗に浸すと安くて美味い「いりこ酒」ができます。
季語は「鰭酒」で冬。

◆キリシタン殉教之碑としぐれけり
(よみ)キリシタンじゅんきょうのひとしぐれけり
安倍川餅の石部屋さんの斜め向かいの・・・昔、うどん屋があったところに「駿府キリシタン殉教之碑」があります。
徳川家康が隠退先とした駿府は、家康が死亡するまで実質的に徳川幕府の中枢として機能していました。駿府城には外国からの使節らが訪れ、聖堂建設の許可を得たので、城下町には2つの聖堂が建てられ多くのキリシタンが住んでいました。キリシタンにかかわる事件も何度か起きましたが、1614(慶長19)年、駿府町奉行・彦坂九兵衛直政は、駿府にいるキリシタンの名簿を作成し、全員を召喚。棄教しない者たちを入牢させました。1616(元和2)年、牢にいたキリシタンたちは額に十字の焼印を押され、市中を引き回されて、安倍川の畔にあった刑罰場で手の指を切られて放置されました。 
季語は「しぐれ」で冬。

現代俳句での成績は振るわないが、伝統俳句では再三、選者選を受けているので決して悲観はしていません。引き続きがんばります。
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秋山白兎選「お寺の数え唄」

2018年12月26日 20時19分59秒 | 日記

「お寺の数え唄」

一は、出雲の一畑薬師
二つ、嵯峨野の二尊院
三つ、三井寺黄不動尊
四は、難波の四天王寺
五は、五台山竹林寺
六は、空也の六波羅蜜寺
七は、七面山妙恵寺
八つ、八坂の庚申堂
九は、九品仏浄真寺
十は岡部の十輪寺。
百は、釈迦山百済寺(ひゃくさいじ)。
千は、尾道、千光寺(せんこうじ)。
万は、黄檗山萬福寺(まんぷくじ)。


藤枝市岡部の十輪寺は木蓮の寺として有名です。



一は、出雲の一畑薬師

二つ、嵯峨野の二尊院

三つ、三井寺黄不動尊

四は、難波の四天王寺

五は、五台山竹林寺

六は、空也の六波羅蜜寺

七は、七面山妙恵寺

八つ、八坂の庚申堂

九は、九品仏浄真寺

十は岡部の十輪寺。

藤枝市岡部の十輪寺は木蓮の寺として有名です。
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一月の俳句色紙を書きました

2018年12月25日 19時40分30秒 | 日記

凍てる夜の添寝の犬を慈しむ
(よみ)いてるよのそいねのいぬをいつくしむ
愛妻とは長いこと同衾したことはありませんが、愛犬のジョン・万次郎は寒い夜は布団に潜り込んできたので一緒に寝てました。犬の心拍数は人間より早いので少し離れて眠りました。


網走や罪滅ぼしの甲羅酒
(よみ)あばしりやつみほろぼしのこうらざけ
網走刑務所へ収監されたわけではなく観光に行きました。吉村昭氏の小説「破獄」に描かれた独房も見てきました。その晩は高倉健の「網走番外地」を唄いつつ来し方の悪行を懺悔し、罪滅ぼしに毛蟹の甲羅酒を飲みました。


忘るまじ土方飯場の雑煮餅
(よみ)わするまじどかたはんばのぞうにもち
飯場は、今では作業員宿舎といいます。法令用語では寄宿舎です。私が建設業界に身を投じた五〇年以上も前にはプレハブ建ての簡単な造りの建物で大勢の労務者が雑魚寝してました。飯炊きの婆さんが作る食事は美味しくて、酒は甕入りの焼酎が据えてありました。


二の重の鯛の骨湯も啜りけり
(よみ)にのじゅうのたいのこつゆもすすりけり
おせちの重箱の上から二つ目は鯛や海老や鰤の焼き物などが詰められている。その鯛を食い散らかした後の骨まで「こつゆ」にして飲んだといういじましい一句です。


黒髪に挿して婀娜なり紅つばき
(よみ)くろかみにさしてあだなりべにつばき
今は亡き歌手の日野てる子さんはハイビスカスの花だったが赤い椿の花だったらどうだろうかと想像してみた。婀娜とは、女性の色っぽくなまめかしいさまをいう。
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新しい羽子突き唄ができました

2018年12月02日 17時05分17秒 | 日記
〽無花果(いちじく) 人参(にんじん)山椒(さんしょう)に 椎茸(しいたけ)牛蒡(ごぼう)に 無患子(むくろじュ)七草(ななくさ) 初茸(はつたけ)胡瓜(きゅうり)に 冬瓜(とうがん)。

これは静岡県の手毬唄ですが、手毬唄よりも羽子突き唄として一般化しています。ほとんど全国共通で一から十までの数を植物名の語頭にあわせた頭韻の唄です。四以下は「紫蘇(しそ) 牛蒡(ごぼう)に零余子(むかご)、七草(ななくさ) 薑(はじかみ) 九年母(くねんぼ)に 蕃椒(とうがらし)」とも。

無患子は羽子板の突羽根の頭に使う堅い殻の実ですが食用にはならず果肉が石鹸やシャンプーの役目を果たしていたようで子供はシャボン玉に使ったそうです。七草は七草粥にいれる七種の植物です。

そこで私は新しい数え唄として次のように作ってみました。一文字は「葱」、御形は七草の一つで母子草、蓮芋は芋茎を食べる里芋の仲間、唐茄子は南瓜です。

〽一文字(ひともじ)大蒜(にんにく)三つ葉(みつば)に椎の実(しいのみ)御形(ごぎょう)に零余子(むかご)楢茸(ならたけ)蓮芋(はすいも)梔子(くちなし)唐茄子(とうなす)。


一文字(ひともじ)

大蒜(にんにく)


三つ葉(みつば)に

椎の実(しいのみ)

御形(ごぎょう)に

零余子(むかご)

楢茸(ならたけ)

蓮芋(はすいも)

梔子(くちなし)

唐茄子(とうなす)。
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秋山白兎の「十二支数え唄」

2018年11月23日 18時33分06秒 | 日記
秋山白兎の「十二支数え唄」
十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。


子は、出羽の国、鼠が関(ねずがせき)。
丑は、常陸の牛久沼(うしくぬま)。
寅は、港区、虎ノ門(とらのもん)。
卯は、金沢に卯辰町(うたつまち)。
辰は、淡口醤油の龍野(たつの)。
巳は、南伊豆、蛇石峠(じゃいしとうげ)。
午は、日本橋、馬喰町(ばくろちょう)。
未は、蝦夷富士、羊蹄山(ようていざん)。
申は、千代田区、猿楽町(さるがくちょう)。
酉は、会津の鶏峠(にわとりとうげ)。
戌は、下総、犬吠埼(いぬぼうさき)。
亥は、三ケ日の猪鼻湖(いのはなこ)。


子は、出羽の国、鼠が関(ねずがせき)。

丑は、常陸の牛久沼(うしくぬま)。

寅は、港区、虎ノ門(とらのもん)。

卯は、金沢に卯辰町(うたつまち)。

辰は、淡口醤油の龍野(たつの)。

巳は、南伊豆、蛇石峠(じゃいしとうげ)。

午は、日本橋、馬喰町(ばくろちょう)。

未は、蝦夷富士、羊蹄山(ようていざん)。

申は、千代田区、猿楽町(さるがくちょう)。

酉は、会津の鶏峠(にわとりとうげ)。

戌は、下総、犬吠埼(いぬぼうさき)。

亥は、三ケ日の猪鼻湖(いのはなこ)。

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秋山白兎の「土方の数え唄」

2018年11月18日 09時27分30秒 | 日記
若いころに酔っぱらった現場の先輩からこんな唄を聴かされた。

〽土方さんかい神さんかい天皇陛下の伯父さんかい〽一丁四方は土方の領分〽

つまり、巨大な古墳さえも俺ら土方が作ったんだという自負と誇りを唄っていたのです。

「土方数え唄」
一三六(いちさんろく)は手練りの混凝土(コンクリート)。
二六(にろく)の型枠定番サイズ。
三面張りは河川の工法。
四つ目垣には「かいづる結び」。
五厘面とり角材の角。
六面点検は受水槽設計。
七つ道具は指矩(サシガネ)・墨壺墨刺(スミツボスミサシ)・釿(チョウナ)・鉋(カンナ)・鑿(ノミ)・鋸(ノコギリ)・玄能(ゲンノウ)。
八番線で足場を縛る。
九仞の功を一簣に虧く。(一仞は両手を広げた長さをいい、簣(あじか)は土工が土石を運ぶのに用いる畚(もっこ)です)
十尺脚立は庭師の道具。



一三六(いちさんろく)は手練りの混凝土(コンクリート)。

二六(にろく)の型枠定番サイズ。

三面張りは河川の工法。

四つ目垣には「かいづる結び」。

五厘面とり角材の角。

六面点検は受水槽設計。


七つ道具は指矩(サシガネ)・墨壺墨刺(スミツボスミサシ)・釿(チョウナ)・鉋(カンナ)・鑿(ノミ)・鋸(ノコギリ)・玄能(ゲンノウ)。

八番線で足場を縛る。


九仞の功を一簣に虧く。(一仞は両手を広げた長さをいい、簣(あじか)は土工が土石を運ぶのに用いる畚(もっこ)です)

十尺脚立は庭木の手入れ。

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秋山白兎の「全国焼酎・泡盛数え唄」

2018年11月17日 15時56分35秒 | 日記
秋山白兎の「全国焼酎・泡盛数え唄」
一つ、一尋(ひとひろ)薩摩の津貫。
二は、二階堂(にかいどう)豊後の速見。
三つ、三岳(みたけ)は屋久島町。
四つ、吉四六(きっちょむ)麦焼酎。
五つ、五行(ごぎょう)は雲海酒造。
六つ、本吟 六調子(ほんぎんろくちょうし)。
七つ、七窪(ななくぼ)芋焼酎。
八つ、泡盛、八重泉(やえいずみ)
九つ、九段の人(くだんのひと)は日向宮崎。
十は、阿久根の酔十年(すいとうねん)。
百は、幻の焼酎、百年の孤独(ひゃくねんのこどく)。
千は、泡盛、千代泉(ちよいずみ)。
万は、万暦(まんれき)西酒造。




一つ、一尋(ひとひろ)薩摩の津貫。

二は、二階堂(にかいどう)豊後の速見。

三つ、三岳(みたけ)は屋久島町。

四つ、吉四六(きっちょむ)麦焼酎。

五つ、五行(ごぎょう)は雲海酒造。

六つ、本吟 六調子(ほんぎんろくちょうし)。

七つ、七窪(ななくぼ)芋焼酎。

八つ、泡盛、八重泉(やえいずみ)。

九つ、九段の人(くだんのひと)は日向宮崎。

十は、阿久根の酔十年(すいとうねん)。
百は、幻の焼酎、百年の孤独(ひゃくねんのこどく)。
千は、泡盛、千代泉(ちよいずみ)。
万は、万暦(まんれき)西酒造。
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秋山白兎の「全国銘酒数え唄」

2018年11月14日 13時40分50秒 | 日記
秋山白兎の「全国銘酒数え唄」

一は、福井の一乃谷(いちのたに)。
二つ、二世古(にせこ)は後志倶知安。
三つ、三輪山三諸杉(みむろすぎ)。
四つ、愛知の四海王(しかいおう)。
五つ、五橋(ごきょう)は周防岩国。
六つ、山形の六歌仙(ろっかせん)。
七つ、長野の七笑(ななわらい)。
八つ、大和の八咫烏(やたがらす)。
九つ、福岡の九州菊(くすぎく)。
十は、島根の十旭日(じゅうじあさひ)。
百は、加賀金沢の百々登勢(ももとせ)。
千は、高知の千代登(ちよのぼり)。
万は、久留米の萬年亀(まんねんかめ)。

一は、福井の一乃谷(いちのたに)。

二つ、二世古(にせこ)は後志倶知安。

三つ、三輪山三諸杉(みむろすぎ)。

四つ、愛知の四海王(しかいおう)。

五つ、五橋(ごきょう)は周防岩国。

六つ、山形の六歌仙(ろっかせん)。

七つ、長野の七笑(ななわらい)。

八つ、大和の八咫烏(やたがらす)。

九つ、福岡の九州菊(くすぎく)。

十は、島根の十旭日(じゅうじあさひ)。

百は、加賀金沢の百々登勢(ももとせ)。

千は、高知の千代登(ちよのぼり)。

万は、久留米の萬年亀(まんねんかめ)。


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