ヘルボーイ／ゴールデン・アーミー

２００９年１月９日公開　アメリカ　１１９分

超常現象捜査防衛局の一員として、恋人のリズ（セルマ・ブレア）や水棲人のエイブ（ダグ・ジョーンズ）と共に働くヘルボーイ（ロン・パールマン）は、ある夜NYのオークション会場で凶暴な怪物を退治する。それは人間を抹殺すべくゴールンデン・アーミーの復活を目論む魔界のヌアダ王子（ルーク・ゴス）の仕業だった。復活に必要な最後のパーツを持つ王女のヌアラ（アンナ・ウォルトン）と共に王子の企てを阻止しようとする三人だが・・。

マイク・ミニョーラ原作の映画化第２弾。

外見は異形で口は悪いけれどハートは熱くて優しいヘルボーイと仲間たちが、人類滅亡の危機をもたらそうとする魔界の王子と戦います。冒頭で幼いヘルボーイが養父に読んでもらう物語が全体の核になっています。

世界中の民話や伝説、神話の要素を取り入れたというその物語は、独特な雰囲気とビジュアルに溢れていて、『パンズ・ラビリンス』の監督でもあるギレルモ・デル・トロらしさが満開といったところ。
音楽はダニー・エルフマンということでダークでファンタジックな雰囲気です。

でも・・・魔界の王子や王女の外見は『ＤＭＣ』か？と突っ込みを入れたくなってしまいました（＾＾；恐いというよりちょっと滑稽で哀愁を帯びたメイクだなぁ。

私の密かなるお気に入りのエイブ君は今回王女と淡い恋に落ちます。
そしてヘルボーイはパパになっちゃうという・・成長してるんだねぇ、二人とも。

王子との対決シーンの舞台は歯車の回転を上手に利用して魅せてくれました。

まだまだ続きそうだわ、このシリーズ。