2月17日、母が旅立った。
89歳だったので、年齢的には十分だったかもしれないけれど、患っていたわけでもなく、突然の旅立ちだった。
ここ2年くらいはひとりで出かけることができなくなったので、かかりつけの整形外科などへは私が同行していた。母が旅立った数日後、かかりつけの病院にお世話になったご挨拶に伺ったが、足腰がヨチヨチしていた以外は、頭もしっかりしていたし、元気に通院していたので、皆さん、とても驚かれていた。
おそらくだけど、本人が一番驚いているかもしれないとも思う。
生きることに執着するタイプではなかったけれど、本人のプランとしてはあと数年は・・と考えていたと思う。
でも、いつも言っていたな。誰の手も煩わせずに逝きたい・・と。
しかしだよ、もう少し煩わしてくれてもよかったよ。いきなり、逝くなよ。
妹と
「あんなにしつこい性格だったのに、最期はこんなにあっけなく・・だよ」
と泣き笑いしながら、棺を花で埋めた。
私の脳内には母の動画データが無数にあり、遺灰となった母をちゃんと見ているのだが、まったく結びつかず。。
今月いっぱいは、母の旅立ち後の様々な整理に追われるだろうな。
解決しなくてはいけない問題もあり、早く決着してほしいなと思っている。