02年、ギャスパー・ノエ監督作「アレックス」、主演は魅惑のモニカ・ベルッチと実生活でも夫のヴァンサン・カッセル。
この映画はね~とにかく超危険。
危険系の作品を連発しているギャスパー・ノエだものね。
以下の方は見るのは避けましょう。
暴力ものがダメ、血がだめ、内臓がダメ、三半規管が弱い
モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルはカップル役。すごくラブラブなのにある日ふたりで行ったパーティーでつまらないことから口論になり、モニカは深夜ひとりで帰路につく。
彼女の着ているドレスがすごくて、ノーブラだし、薄い生地だし、そんなかっこうだと「売り」の人にしか見えないって感じで・・なのに彼女は道を横断するのに地下道を歩く。
おいおい・・

そこで彼女はひとりの男にレイプされてしまう。このレイプシーンが話題になったんだよね。
でもね、エロってよりは完全に「暴力」の世界。
この男はホモセクシュアルで、彼女を犯すときも使う「通路」は後方で、彼女にとってはそれは激痛を伴うわけですよ。しかも事が終わったら、今度は彼女を殴る、蹴るの暴行で、普通なら完全に死んでいると思う。
もろに顔に蹴りが入っているが、当然撮影ではそんなことは行われず合成の画面だ。
モニカはこの作品の後、「マトリックス2」の撮影に入らなければならず、「アレックス」の撮影班は彼女が怪我をしたりしないようめちゃめちゃ気を使ったそうです。
恋人が瀕死の重傷で病院に搬送されたのを見てヴァンサン・カッセルは、彼女に暴行を加えた犯人探しをする。
映画は犯人を捜してホモバーに乗り込んだヴァンサンたちの描写から始まる。
長い長いハンディカメラでの撮影。まるで「ブレア・ウィッチ」のようだ。
これだけでも「おえ~~~」となる人もいるだろう。
そしてヴァンサンは犯人とおぼしき男(実は人違い)の頭を消火器を使って割っちゃう。脳みそが流出したりする、ここでも「おえ~~」
この映画は時間軸を逆まわしにしています。
つまり映画が進行すると物語を遡ることになるんです。
ラストシーンは、まだ暴行にもあっておらず、輝くように美しいモニカ・ベルッチが芝生の上でゆったりと本を読んでいるシーン。時間軸を逆まわしにすることで、起こってしまった残虐なできごとを一層浮き彫りにし、元気な彼女をゆったりと描くことで失ってしまったもの、もう取り戻せない時間を描いていることになります・・
な~~んてなことは批評家に任せておきましょう。
とにかく変な映画です。
確かにすごい迫力なんだけど、私にとってやっぱり映画って「好き」か「嫌い」になっちゃう。
優れた表現方法を使っていることすごいと思うけど、あまりにも生理的に後味が悪い・・
しかも極めつけはラスト、モニカが芝生に横たわっている姿を俯瞰で撮って、その映像がぐるぐるまわり、しかもチカチカチカ延々とライトの点滅が画面いっぱい・・・
もう限界・・でした
最初のころのホモバーのシーンも苦痛が強すぎ、早まわし。
ほとんどシーンを早まわしで見ました。
映画館で見た方、尊敬します。シートの前のほうにエチケットバッグ(おえ~~となったときに使う紙袋)の設置を義務づけられるべき作品です。
すごい映画ですが、めいっぱい体にきます!
この映画はね~とにかく超危険。
危険系の作品を連発しているギャスパー・ノエだものね。
以下の方は見るのは避けましょう。
暴力ものがダメ、血がだめ、内臓がダメ、三半規管が弱い
モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルはカップル役。すごくラブラブなのにある日ふたりで行ったパーティーでつまらないことから口論になり、モニカは深夜ひとりで帰路につく。
彼女の着ているドレスがすごくて、ノーブラだし、薄い生地だし、そんなかっこうだと「売り」の人にしか見えないって感じで・・なのに彼女は道を横断するのに地下道を歩く。
おいおい・・

そこで彼女はひとりの男にレイプされてしまう。このレイプシーンが話題になったんだよね。
でもね、エロってよりは完全に「暴力」の世界。
この男はホモセクシュアルで、彼女を犯すときも使う「通路」は後方で、彼女にとってはそれは激痛を伴うわけですよ。しかも事が終わったら、今度は彼女を殴る、蹴るの暴行で、普通なら完全に死んでいると思う。
もろに顔に蹴りが入っているが、当然撮影ではそんなことは行われず合成の画面だ。
モニカはこの作品の後、「マトリックス2」の撮影に入らなければならず、「アレックス」の撮影班は彼女が怪我をしたりしないようめちゃめちゃ気を使ったそうです。
恋人が瀕死の重傷で病院に搬送されたのを見てヴァンサン・カッセルは、彼女に暴行を加えた犯人探しをする。
映画は犯人を捜してホモバーに乗り込んだヴァンサンたちの描写から始まる。
長い長いハンディカメラでの撮影。まるで「ブレア・ウィッチ」のようだ。
これだけでも「おえ~~~」となる人もいるだろう。
そしてヴァンサンは犯人とおぼしき男(実は人違い)の頭を消火器を使って割っちゃう。脳みそが流出したりする、ここでも「おえ~~」
この映画は時間軸を逆まわしにしています。
つまり映画が進行すると物語を遡ることになるんです。
ラストシーンは、まだ暴行にもあっておらず、輝くように美しいモニカ・ベルッチが芝生の上でゆったりと本を読んでいるシーン。時間軸を逆まわしにすることで、起こってしまった残虐なできごとを一層浮き彫りにし、元気な彼女をゆったりと描くことで失ってしまったもの、もう取り戻せない時間を描いていることになります・・
な~~んてなことは批評家に任せておきましょう。
とにかく変な映画です。
確かにすごい迫力なんだけど、私にとってやっぱり映画って「好き」か「嫌い」になっちゃう。
優れた表現方法を使っていることすごいと思うけど、あまりにも生理的に後味が悪い・・
しかも極めつけはラスト、モニカが芝生に横たわっている姿を俯瞰で撮って、その映像がぐるぐるまわり、しかもチカチカチカ延々とライトの点滅が画面いっぱい・・・
もう限界・・でした
最初のころのホモバーのシーンも苦痛が強すぎ、早まわし。
ほとんどシーンを早まわしで見ました。
映画館で見た方、尊敬します。シートの前のほうにエチケットバッグ(おえ~~となったときに使う紙袋)の設置を義務づけられるべき作品です。
すごい映画ですが、めいっぱい体にきます!

それにしてもこの作品は本当に危険ですよね。
>最初のころのホモバーのシーンも苦痛が強すぎ
私もモニカのレイプシーンと並んで、このシーンが苦痛ですね。顔が潰されるシーンなんて…(ーー;)
途中で人形に切り替わってるんでしょうけどね。
顔を消火器で潰すシーン、う~~ん、こちらの心臓がつぶされそうですよね。メイキングで見ると当たり前なことに人形なんですけど、それにしたってね・・
ホモバーで自分を慰めている行為をしている男性が出てきますが、これが監督のギャスパー・ノエ自身。よくやったな~