スイス映画、「マルタのやさしい刺繍」をレンタルにて鑑賞
なんとも美味しい口当り
まろやかな優しさが残る映画だね~
話自体に新しさはないけれど、いいんだよね~
ここはスイスのド田舎県、ド田舎村
80代(たぶん)のマルタは9ヶ月前に夫を亡くし、ドツボにおちている
早く夫のいる天国に召されたいと思いながら毎晩眠りにつくマルタ
夫と一緒に営んでいたのは、雑貨屋さん
ヨロズ屋さんってとこかしら
そんな彼女に転機が訪れる
昔、やりたかった高級ランジェリーのショップを開く夢にもう一度チャレンジしたい!
オンナ友達と一緒にえんやこらやと店をもつ準備を進める
でもさ
ド田舎、ド田舎村じゃな~~い?
ヒラヒラのレースのランジェリーなんて、なんつ~~はしたない!
ってのが風潮なわけよ
でもさ、あんた、下着がなかったら生きていけないんだよ
み~~んな下着のお世話になっているんだよ
その大事なものが「キレイ」でどこが悪い!!
anupamはそう思っても・・
当然のことながら・・
牧師である息子を筆頭に村中が大反対
嘲笑の嵐になる
anupamは都会のド真ん中で生まれ、都会のド真ん中で育ったせいか
世間体ってものを過剰に気にしなくてもいい環境にいたので
「なんで、老い先短いお年寄りがやりたいことに反対するのか??好きにやらせてやればいいじゃん!」
とあったまきちゃうんだよね
登場するオババ様たちは、人生の中で何かしら夫のためにあきらめたこと、夫に言われて断念したことがあるのよね
それを今からやっちまおう~~っていうのよ、気持ちいいじゃない!
90分に満たない尺で、さっくり見れて
とっても「いい気持ち」になれるよ
ワタクシとしては今年のベスト10に入れたい作品でした
個人的にはスイスって国の非常に保守的な部分が興味がありましたね。誇張している部分もあるんでしょうけど、でもスイスではたしかにそのようなモラルがあるんでしょうね。
>anupamは都会のド真ん中で生まれ、都会のド真ん中で育ったせいか
世間体ってものを過剰に気にしなくてもいい環境にいたので
ぼくもそういうところがあります。また私(やっぱり「私」についなっちゃう)は超個人主義者なのであんまり他人の視線を気にしないというか。
あ、関係ない話ですけど、拙ブログ開設から2年が過ぎ3年目に突入しました。ぼくもシネマトリックスさんにコメントし続けますので、anupamさんも私(やっぱり私だ)のブログをよろしくお願いします。
小作品だけど、いいですよね。
最後の逆転もよし!
Billさんも3年目に突入されたんだ~なんだか時間の経過ってあっという間ですよね、これからも遊びに行きますんで、そこんとこよろしく~