私は11才、パパは有名なハリウッドの俳優、セレブってやつね。
ママとはなぜかうまくいかなかくなったみたいで、別れちゃった。
私はママに引き取られたけど、たまにパパに会うことができる。
パパはどうやらもてもてで、この前も、パパのところに泊まったら、朝、知らないおばさんが朝食のテーブルにいたの。
そんなパパだけど、すんごく優しいし、一緒にいる時は超クール。
ママは私が邪魔なのか、「ちょっと家を空けるわね」って言って、いつ帰ってくるかもわからないことがある。
ほんとは、私、パパと一緒にいたいんだけど・・
ソフィア・コッポラ監督の「somewhere」をレンタルにて鑑賞。
まったく事前情報なしに見た。
相方がタツヤでジャケ写に心惹かれ、借りてきたっていうわけ。
そのジャケ写がこれ↓
結果、思っていた映画とはま~~~たっく違っていたそうだが、
変なゆったり感が悪くなく、尺も90分とすっきり。
しっかし、とにかく長いんだ、1カットが。
いまどき、こういう映画ってあんまりないさな。
これを「ああ、ええな~たまにゃ、こういうゆったりしたリズムも」って感じるか、
「でえれえ、間延びしとるわ、耐えられないダラダラ感だわ」と感じるかで
大きく好き嫌いが違ってくるね。
主演のパパ役、スティーヴン・ドーフは小柄で、
新作のプロモーション用の写真撮影で共演の女優さんと並んでパチパチ撮られるんだけど、ふと見ると彼の足元には高さ数10センチの踏み台が・・
つまり女優のほうが背が高いってことなんだろうね。
そんな彼だが、とにかくモテモテ、次から次へ・・まともに名前を呼べる女もおらず、しょっちょう間違えて呼んでは、注意されている始末。
パーチーと乱痴気騒ぎに明け暮れる彼が、久しぶりに娘と一緒に過ごし、自分の空虚な人生に「????」って感じ始めるっていうストーリーなんだけどね。
パパと娘が一緒にプールに入り、水の中で手話のように会話するシーンは、すごく愛おしい。
娘役のエル・ファニング、足なげ~~(ダコタの妹ですね)
ほんのちょい役で
ベニチオ・デル・トロが出てくるんよ~~(たぶん本人役、クレジットはなし)
いつ風呂に入ったの?今朝は何時まで飲んでたの?っていうキャラだが、かっくいいな~~
「旅芸人の記録」(未見)は、トイレに行って大をした後もずっと同じカットでびっくりしたっていう友達がいましたな。
でもね、この映画、思ったより評価が高くて何かちょっとびっくり!
それほどかいな??
やっぱゲイジュツ好きな頭っこ重い人には、ドスンって来るんですかね~~
言えば3部作全部で5時間というトルコ映画、
最近、レンタルで観ましたよ。
弛緩しますよ、脳細胞がね。例えば、
道の向こうに黒ごま人間がいるとするでしょ、
(遠すぎるから黒ゴマ大ね)
その黒ごまがこっちに歩いてくるまで
ずーっと、ずーっと、全くカメラ不動。
その間、優に8分。8分だよ、8分。
映画のワンシーン8分は長いよ~
寒い北国の、超、気の短い姐さんだよ。
どうしてたと思う?
モソモソ掃除機出してきてさ
その辺、掃除してた。(笑)
その系好きな方々には
こういうのが「名作」だって。
やたらモテハヤスんだな~これが。
本作、デル・トロさん出てるなら
借りて観てみますわ。
なんぼなんでも
8分、ではないでしょ。(笑)