シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

アルバム、ツアー、アルバム、ツアー・・それがバンドだ

2018-11-13 09:18:05 | Weblog

当時の私がバンド名を全く知らずにラジオで初めて聞いて衝撃を受けた曲が「キラー・クィーン」と「トランプルド・アンダーフット」

その衝撃の1曲「キラー・クィーン」を生んだイギリスのロックバンド、クィーンの伝記的物語、「ボヘミアン・ラプソディ」をimax 2Dにて鑑賞。

何回か劇場で予告編を見て、これは絶対に見なきゃねと言っていた作品。おそらく今年最後の劇場出撃ですね。でも、ポイントがあとちょっとで1本無料ってところ。期限が近いからなにか見るのかな。

まあ、そんな話はどうでもよくて。。。

映画では、意外なくらい、早い段階でスターになった彼らだが、実際はクィーンとして軌道に乗るまで他の仕事をしたりしていたようだ。でも、そうした下積み時代をすっとばしているのは、売れてからの彼らをじっくり描きたかったからだね。

まずは、とにかく容姿の再現性がすごい。

ブライアン・メイが似ている率、一番高かったかも。フレディも良かったけど、どちらかというとミック・ジャガーに似ていなくもない。

「ジュラシック・パーク」のティム少年がこんなに大人になってジョン・ディーコン役をやるなんて・・子役出身としては、本当にうまくいっている方で何よりです。

クィーンが活躍し始めた時代は、レコードセールスがすべてで、そのためにはラジオでかけてもらうことが何より。そのためにはシングルは3分以内で・・が鉄則。でも、「ボヘミアン・ラプソディ」は6分超え。ありえねーと上役に言われるが、彼らは強気。自分たちの音楽は自分たちで決めると言い切る。

家族のように結束の固いクィーンだったが、売れっ子になった段階くらいから、フレディの素行が極端になり、ほかのメンバーがついていけなくなる。

フレディはバイセクシュアルで、大好きな女性もいたが、どうしても男性にも目が行く。
愛する女性はフレディから「自分はバイセクシュアルなんだ」という苦しい告白を受け、離れていく。
孤独の淵に立つフレディは、ますます荒れた生活に・・
それにそんな彼をバンドのメンバーやまっとうなアドバイスをしてくれるマネージャーから孤立させて、とりこもうとする奴もでてくるわけで・・

アルアルな話なんだけど、フレディの孤独には胸がつまる。

だからこそのラストのライブエイド。

この再現性もすごい。

帰宅してからyoutubeで観たが、本当に細部までそっくりなの。

観客のほとんどはおじちゃん、おばちゃん、中にはおばあちゃんも。
みんなクィーンを愛していただね。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これはちょっと (cool.october)
2018-11-13 20:49:17
見に行きたいですね。
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>おそらく今年最後の劇場出撃ですね。 (Bill McCreary)
2018-11-14 23:53:39
そんなこと言わないで、アニセーさんの映画を観てくださいよ。11/23より、渋谷で公開されます。

http://www.zaziefilms.com/arg2018/theaters/index.html

でもanupamさん、私のアニセー関係の記事って、もう記事中からどれだけ私がアニセーを好きかというのが、にじみ出ているでしょ。

ドルレアック姉妹(特にお姉さん。なお、カトリーヌとアニセーの共演映画というのもあります)やヴィヴィアン・リーのほうが彼女より美人だとは思いますが、しかし好きな女優という意味では、もう彼女以上の女性はわが人生で絶対出てこないなと確信しています。

なおクイーンでは、フレディは自分がエイズであることを公表した直後に亡くなりましたね。私は彼(ら)のファンではありませんが、LGBTアーティストの権化ではありましたね。
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coolさん (anupam)
2018-11-28 22:05:17
ぜひ見てね!

っていうか公開ブログに復帰されていたのね!
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Billさん (anupam)
2018-11-28 22:07:55
コメ遅れてすんませんー

アニセーさんの映画、観に行かれたんでしょうね。
ベルトリッチが亡くなり、彼の作品のレビューをallcinemaで見ていたらエバ・グリーンの脱ぎっぷりを書いていたBillさんのコメントがありましたよ。
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