ひろいものでした！「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」

０５年ウェイン・ワン監督作「きいてほしいの、あたしのこと　ウィン・ディキシーのいた夏」

これは劇場未公開でビデオのみ。アメリカの子供たちが大好きな児童文学が原作だ。

前情報ゼロだったが、今日レンタルで鑑賞。

いや～～これが小粒ですが、よかったっす！
綱吉の生まれ変わりと言われている「かたすみの映画小屋」さん、絶対見てくださいね～

ママが家出して神父のパパとふたり暮らしの１０歳のオパールは、引越したばかりの土地で友達もなく、さみしい毎日。

「神様、お願いです、友達が欲しい」と祈るオパールの前に野良犬が現われる。

スーパーマーケットの中で暴れていたこの野良犬をかばうために飼い主のふりをして家に連れて帰るはめになる。

この犬をウィン・ディキシーと命名。

嫌がるパパに「飼い主が見つかるまで」という約束をとりつけるオパール。

その日からオパールはディキシーとともに様々な人々と出会うようになり、人々の孤独を知ることになる。

脇役がなかなかよくて、パパがジェフ・ダニエルズ、変人で魔女よばわりされているグロリアにシシリー・タイソン（彼女マイルスの奥さんだったのね）など・・

心優しき人々を描いた良い映画だったな～～最後はウルウルしちまったぜ！

この犬はシェパードの一種で、とっても珍しい犬種。たまにニッコリ笑うのがおかしい。

音楽も良くてね～～ラストのパーティーのシーン、きれいに飾り付けられたお庭がすんごく良かった！

途中、編集がちょいとリズム感を欠いて「だるい」感じになるのは減点ですが、おしまいまで見ると「ほのぼの」とした良い気分になれる、ステキな作品どぇした