シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

今や死語、フーテン・・「フーテンの寅さん」

2006-04-12 21:27:24 | Weblog
山田洋二監督作、寅さんシリーズ。
これはかつては盆暮れの松竹のドル箱映画で、いつまでやり続けるのかな~と思っていたら、主演の渥美さんの死で急に幕を閉じてしまった。

最初まったく興味の対象外でしたが、テレビで放映した(確か)2作目を見てあまりのおかしさにビックリ。

妹サクラの見合いの席で、調子にのって口上をまくしたてる寅ちゃん、「けっこう毛だらけ、猫灰だらけ・・」

この映画の超マンネリぶりは他にはないものだ。
もうこんな映画はできないんだろうな。

私が好きだったのは寅が帰ってきてはタコ社長なんかと大喧嘩になるシーン。「こんなうち、出て行ってやるよ!」

あと「労働者諸君!」っていうセリフ。

トップシーンは寅ちゃんが見ている夢、それも笑える。

見ているのはシリーズ中、何作かだけだけど、晩年近くのものは見ていないですね。寅ちゃんも老けたかな・・って感じになってた。

ちなみにおばちゃん役の女優さんは、母の女学校の先輩、この方が一番変わっていないですね。

今も渥美さんが生きていたら、シリーズはどうなっていたのかな?

釣りバカ日誌はあまり好きではないので、ほとんど見ていません。
やはり寅さんを越えるのは、至難の業なのではないでしょうか~~




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2 コメント

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寅さんについては (もも)
2006-04-12 22:27:33
小天狗さんがよ~く知っていて、本も出しています! まあ、もうかなり前の話なので店頭にはないと思いますが。



寅さんは、去年からずっとBSでやってますよね。超マンネリでも、たぶん日本人の大好きなパターンなんでしょうね、水戸黄門もそうだけど、飽きないのね~。先がわかっちゃってるのに、見てしまうドラマ……。



私も同じように釣りバカは好きじゃなくて、ほとんど見たことないです。
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小天狗さんがね~~ (anupam)
2006-04-13 19:14:18
そうだったんですか~~

それこそ、トリビアですな。



寅さんは120%先がわかっている、なのに、みんなが見に行く・・「このオチが見たかった・・」「このエンディングにほっとする」ってな感じなのかな。



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