またも「未解決事件FBI捜査シリーズ」を放映したフジテレビ。
今回、前半、元FBIのプロファイラーのおばさまが来日。未解決事件をプロファイリング。結構細かいところまで分析したってことになるけど、このレベルのプロファイル、日本の警察にはできてないのか??
この分析によれば、犯人はこのご家族と(ある程度)顔見知りなわけで、そうなると一気に絞られないかね?
後は日本の警察次第なんだろうけど。
前半の最後の方で、プロファイラーのおばさまがアメリカに帰国、何人かの精鋭を集めて、ちんまい会議室で分析会議をしていた様子が映った。
おばさま以外にも、○○大学教授だかなんだか、女性が複数人でていた割にまったく発言なし。編集するにしても、ひどくない?わざわざ来ていただいているのに、ただテーブルを囲んで真剣な面持ちで座っているのが映っただけって・・言ってもいいんなら、まるでダイキンエアコンか殺虫剤のCMみたいだった。
でもまあ、ここまでは許すわ。
問題は後半。
7年前、宿泊野外学習中、山中でこつ然と姿を消した小学生の女の子の捜索。
アメリカで行方不明者を50%の確率で発見しているっていう団体が登場、そして、またも懲りずに変なおじさんが出てきた。
いわゆる「視えます」っていう奴。
以前にもジョー・パワーだかなんだか知らんけど、すんごい怪しい超能力おっさんを出して、バッシングを受けたのに、またやっている。
この道を通っている、それが見えるみたいなことを言ったが、視聴者からその道路は女児が失踪した当時には開通していなかったとクレーム。
そんな極めて正しいクレームをものともせず、今回もダウジングして、「この場所にいる」と断定。
そこにワンコ数匹を投入、優秀なワンコたちでほんのわずかな腐敗臭や血液の匂いにも反応って・・・
あのさああああああ、この女の子が行方不明になってから7年が経っているんだよ。
もしも、そこに(かわいそうでお気の毒だが)遺体となっていたとしても、そんな匂いが出ないだろ!!!
案の定、指定の場所から発見には至らず、お母さんの希望もあり、他の場所も探したが、手がかりもつかめなかった。
こういういつもの展開で、保護者の方たちはどんな気持ちになるんだろうか?
毎回、毎回、同じこと。本国ではすごい手柄を立てているっていう超能力者が、日本では本領発揮できずに帰国・・って。本国でのご活躍も本当のところは謎だけどさ。
しっかし、よくも恥ずかしくないよね、こんな番組作っていて・・
放映する神経が知れないよ。
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