シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

全身真っ赤に染まる・・「血とバラ」

2006-03-20 22:03:03 | Weblog
61年フランスの伊達男ロジェ・ヴァディム監督作「血とバラ」

この方は自分の彼女、奥さんなどを主演女優にして、彼女たちの裸体や魅力的な容姿を惜しげもなくスクリーン上でご披露した監督さん。

とにかくいい女といっぱい結婚しました。

撮ってる作品は一流と二流の中間って感じで、不思議な存在でした。

「バーバレラ」など未見だけど、かなりポップみたいで、逆に生まれるのが早かったのかも・・とも言える。

この「血とバラ」は当時奥さんだったアネット・ヴァディムを「世にも美しい」吸血鬼として登場させています。

画像を見ていただくとおわかりのように同性愛っぽい雰囲気もあって、公開当時は15分くらいカットされたんだそうだ。

私は深夜のテレビで見たけど、温室みたいなところでふたりがいて、片方の唇から出た血を吸血鬼である彼女がキスしながら「チュ~~」って

そんなシーンが印象的

あとは、体が真っ赤に染まるの。これは強烈でしたな~~

ビデオ化されているのだろうか・・噂では最近されたような・・

もう一度ぜひ見てみたい作品のひとつです。

ちなみに後年ヴァディムが撮った「花のようなエレ」はポスターなどは美しかったが、ビデオ鑑賞では、かったるく期待はずれだった。主演のグエン・ウエルズはもちろん当時のヴァディムの彼女。
でもその後は大した活躍もなく、40代くらいの若さで亡くなってしまいました。





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