ずっと昔、映画雑誌(おそらく「スクリーン」)のあるコラムで
「ジャクリーン・ビセットは美人で素質のある女優なのに、
こんなつまらない感じの男とつきあったりしているから成功できない」
と書かれちゃったお気の毒な方
マイケル・サラザン。
隣りのお兄ちゃん的な感じで毒にも薬にもならんからっていうことらしい。
そこまで言われるのもお気の毒なんだけど、確かに彼と別れてから、ジャクリーンさんは調子が出てきたようだ。
ちょっとね、ボワンとしてて、二枚目なんだか、違うんだか、微妙なところありますね。(個人的には嫌いな顔じゃないです)
そんな彼だが、一昨年、亡くなったらしい。
70歳。
allcinemaで見ると、2000年ころまでコンスタントに映画に出られていた様子。
この写真はかわいいね!ちょっと今野雄二みたいだけど。
その後のジャッキーは、結婚しない大物女優として今も大活躍。
愛するふたりの別れた後の人生、ほんと、人間の生きる時間って面白いです。
日本では、ジャクリーンの、っていうイメージが強かったですかね。
たしか映画「ロイ・ビーン」で、ジャクリーンの恋人役で写真出演していた記憶あり(間違っていたらごめんなさい)。
「ロイ・ビーン」の話は記憶ありです。
たぶん、そうだと思うぞ!
「真夜中のカーボーイ」のジョン・ボイトの役も最初はこの人に決まっていたのに、ギャラで揉めて降りちゃったそうな。
やっときゃ、へたすりゃオスカー候補くらいにはなったかもしれないのにね。
まさに運命の分かれ道。
ブレイクしたジョン・ボイドも今や怪優になっちゃったけど。
人生ってどうなるか、わかんないもんですね。