68年ピーター・イエーツ監督作「ブリット」
昨日初めて鑑賞。主演は大大大好きなスティーブ・マックィーン、恋人役にジャクリーン・ビセット。
「荒野の七人」で共演したロバート・ヴォーンも出ています。この方、こういう冷淡な上昇志向人間をやると見事はまりますね。
マックィーン演じるのはサンフランシスコの職人型の警部補ブリット。
ある人物の護衛を頼まれるのだが・・
音楽がラロ・シフリンなので、何だか「燃えよ ドラゴン」を見ている気分。
まずね~~アクション映画を期待するとはずします。有名らしい坂でのカー・チェイス・・当時はすごかったと思いますが、今となってはいささか古いし。
それに殴り合いがありません。
そして、不思議なことにアクションシーンにありがちな音楽がかかりません。
かえって新鮮でしたけど、カーチェイスのシーンも「ぐお~~が~~~」っていうムスタング(みたいな車)のエンジン音のみでさ。
物語がいささか「???ん???」ですが、圧倒的に魅力をかますマックィーンにひたすらうっとり。さらに彼が好きになりました!
静かな展開もいいじゃないすかね~
小銭をもっていないマックィーンが、新聞スタンドからこっそり新聞を抜き取るシーンや、グローサリーストアでごっそり冷凍食品を買ったりするシーンがさりげないリアリティをいい感じで作り出しています。
セリフに語らせるより、こうしたシーンで人物を語らせるのは個人的に好きです。
そして男子諸君にとってはジャッキーが男物のYシャツをパジャマがわりに着ているシーンが汁ダクものではないでしょ~か。
実はこの「ブリット」を見る前にテレビドラマ「華麗なる一族」を見ていたのだが、相方が「ねえ、これ面白いの?」
私「今、日本で一番視聴率がいいんだよ(答えになっていないが)」
しばらくして相方が「ねえ、この人、演技下手なんじゃない?(北大路さんに対して)」
「ブリット」を見ながらさらに言う
「な!やっぱさっきの人、下手でしょ?全然リアリティ感じないじゃん。これ見てるとはっきりわかるでしょ」
う~~~ん、演技っちゅうか、演出力も関係すると思うが・・
昨日初めて鑑賞。主演は大大大好きなスティーブ・マックィーン、恋人役にジャクリーン・ビセット。
「荒野の七人」で共演したロバート・ヴォーンも出ています。この方、こういう冷淡な上昇志向人間をやると見事はまりますね。
マックィーン演じるのはサンフランシスコの職人型の警部補ブリット。
ある人物の護衛を頼まれるのだが・・
音楽がラロ・シフリンなので、何だか「燃えよ ドラゴン」を見ている気分。
まずね~~アクション映画を期待するとはずします。有名らしい坂でのカー・チェイス・・当時はすごかったと思いますが、今となってはいささか古いし。
それに殴り合いがありません。
そして、不思議なことにアクションシーンにありがちな音楽がかかりません。
かえって新鮮でしたけど、カーチェイスのシーンも「ぐお~~が~~~」っていうムスタング(みたいな車)のエンジン音のみでさ。
物語がいささか「???ん???」ですが、圧倒的に魅力をかますマックィーンにひたすらうっとり。さらに彼が好きになりました!
静かな展開もいいじゃないすかね~
小銭をもっていないマックィーンが、新聞スタンドからこっそり新聞を抜き取るシーンや、グローサリーストアでごっそり冷凍食品を買ったりするシーンがさりげないリアリティをいい感じで作り出しています。
セリフに語らせるより、こうしたシーンで人物を語らせるのは個人的に好きです。
そして男子諸君にとってはジャッキーが男物のYシャツをパジャマがわりに着ているシーンが汁ダクものではないでしょ~か。
実はこの「ブリット」を見る前にテレビドラマ「華麗なる一族」を見ていたのだが、相方が「ねえ、これ面白いの?」
私「今、日本で一番視聴率がいいんだよ(答えになっていないが)」
しばらくして相方が「ねえ、この人、演技下手なんじゃない?(北大路さんに対して)」
「ブリット」を見ながらさらに言う
「な!やっぱさっきの人、下手でしょ?全然リアリティ感じないじゃん。これ見てるとはっきりわかるでしょ」
う~~~ん、演技っちゅうか、演出力も関係すると思うが・・
私もなんとなーくは見てんです。
覚えてるのは水面に浮かび上がってくる池の鯉(ロボット)と鉄平の猪を仕留めるシーン。笑えた。
鉄平に撃たれた(?)北大路さんが、頭を包帯で巻きながら、葉巻を手にして扉を開けたときは、「正直しんどい」と思いました。
昔の「赤いシリーズ」並みの「ありえね~~」演技です
そういえば、「華麗なる賭け」も同じ年の公開でしたな。
>物語がいささか「???ん???」ですが・・
名前に当方の記事をリンクさせました。物語の解釈を勝手にやってますがアレで良かったのでしょうか?
コメント欄に反応がないのがちょっと・・・
あの替え玉はドアが開いて殺し屋が入ってきたとき「待ってくれ、約束が・・」って言ってました。
十瑠推理がほんとなら、あの替え玉は気の毒・・じゃ、ロバート・ヴォーンはニセモノと知っていて護衛させたってことになるのかな?
ただ、ヴォーンが何処まで関与してるのかが、いまいち分からん所もあるんですよね。
殺し屋もにせ者と知ってて入って行ったみたいだけど、ブリットの拾い集めた情報では、組織からの殺し屋しか動いてないと言ってたし・・・。
色々考えていくと、こんがらがるんですなぁ。
原作本を読めば一発でわかるんでしょうがね。