世の中にはいろいろなものの見方があるもので、この「フォレスト・ガンプ」を見た女性の友人は「このジニーって女、ずるくない?たぶん子供もガンプの子じゃないってこともある・・自分の命が短いってわかってガンプに連絡してくるなんて怪しいよ!」と言った。
94年ヒットメーカー、ロバート・ゼメキス監督作「フォレスト・ガンプ」
主演はトム・ハンクス、共演にサリー・フィールド、ロビン・ライト・ペン、ゲイリー・シニーズ。
トム演じるフォレストはIQ75。いわゆる軽い知的障害なのだが、ママ(サリー・フィールド)は「お前はみんなと少しも変わるところはないのよ!」と誇りをもって育てる。
普通学校にも行かせ、そこで生涯の想い人、ジニーと出会う。このジニーもまた父親から性的虐待を受けており、複雑な幼児期を過ごしている。
幼いジニーとガンプが畑の中を逃げる、追うジニーの父親、ひざまずいて「フォレスト、私といっしょに祈って!」と言うシーンの残酷さ、切なさ。
この映画ってありとあらゆる要素をてんこ盛りにしているよね。
考えられない奇想天外な展開、ガンプは無欲なのに、どんどん周りの状況が変わり彼は英雄になったり事業家になったり・・
まさに「人生は箱入りのチョコレートのようなもの、食べてみるまで中身はわからない」というママの言葉そのままのガンプの人生。
ここをまた歴史上の事実ともうまくミックスしているところが面白いよね。
プレスリーあり、ケネディあり・・
私はラスト近く再会したジニーとフォレストの会話には何回観ても涙してしまう。
フォレストはジニーと自分の間の息子、(小さな)フォレストを紹介され狼狽する。そして「彼は・・その・・頭は・・いいの?」と聞く。「とても頭のいい子よ、たぶんクラスで一番ね。彼かわいいでしょ?」「今まで見た中で・・一番すばらしい子だよ・・」
ガンプがIQが低いことを猛烈に悩んできた描写を見せないだけに、この「彼は・・頭は・・いいの?」とためらいがちに聞くシーンとその後の安堵の顔には、ジ~ン・・
トム・ハンクスはIQ75の成人男性を演じるにあたって、顔の表情よりも声の演技に工夫を凝らしたらしい。
私は冒頭の友人のコメントは否定も肯定もしない。そういう感じ方もあり・・だろうな。でもこの映画は「おとぎばなし」であって、あまり詮索無用な感じもするんだけど、どうでしょう・・
94年ヒットメーカー、ロバート・ゼメキス監督作「フォレスト・ガンプ」
主演はトム・ハンクス、共演にサリー・フィールド、ロビン・ライト・ペン、ゲイリー・シニーズ。
トム演じるフォレストはIQ75。いわゆる軽い知的障害なのだが、ママ(サリー・フィールド)は「お前はみんなと少しも変わるところはないのよ!」と誇りをもって育てる。
普通学校にも行かせ、そこで生涯の想い人、ジニーと出会う。このジニーもまた父親から性的虐待を受けており、複雑な幼児期を過ごしている。
幼いジニーとガンプが畑の中を逃げる、追うジニーの父親、ひざまずいて「フォレスト、私といっしょに祈って!」と言うシーンの残酷さ、切なさ。
この映画ってありとあらゆる要素をてんこ盛りにしているよね。
考えられない奇想天外な展開、ガンプは無欲なのに、どんどん周りの状況が変わり彼は英雄になったり事業家になったり・・
まさに「人生は箱入りのチョコレートのようなもの、食べてみるまで中身はわからない」というママの言葉そのままのガンプの人生。
ここをまた歴史上の事実ともうまくミックスしているところが面白いよね。
プレスリーあり、ケネディあり・・
私はラスト近く再会したジニーとフォレストの会話には何回観ても涙してしまう。
フォレストはジニーと自分の間の息子、(小さな)フォレストを紹介され狼狽する。そして「彼は・・その・・頭は・・いいの?」と聞く。「とても頭のいい子よ、たぶんクラスで一番ね。彼かわいいでしょ?」「今まで見た中で・・一番すばらしい子だよ・・」
ガンプがIQが低いことを猛烈に悩んできた描写を見せないだけに、この「彼は・・頭は・・いいの?」とためらいがちに聞くシーンとその後の安堵の顔には、ジ~ン・・
トム・ハンクスはIQ75の成人男性を演じるにあたって、顔の表情よりも声の演技に工夫を凝らしたらしい。
私は冒頭の友人のコメントは否定も肯定もしない。そういう感じ方もあり・・だろうな。でもこの映画は「おとぎばなし」であって、あまり詮索無用な感じもするんだけど、どうでしょう・・
同性・同世代同士であってもこうも違うものかと、時には驚いたりして来ました。
監督や原作者、脚本家が意図したのはどういう事だったか…と私は考えてしまう癖があります。
ガンプの感じた通りでいいのではないかと私も思います。
もしガンプがだまされ、リトル・フォレストを押しつけられたのだとしても、「パパ」と呼ばれる幸せを感じ、それはそれでオッケーなんじゃないかな~~と思います。