年末にレンタルにて鑑賞「しあわせの隠れ場所」
みょうちくりんなタイトルですな。
でも、作品自体はきちんと作られており、笑いもあり、なかなか良かったです。
冬の寒い夜、半袖で街を所作無げに歩いているバカでかい黒人青年、マイケル・オアー。
見かねて車に乗せ、自宅に連れ帰ったお金持ち夫婦。
その時、車に乗っていた息子がマイケルと顔見知りだったとはいえ
普通・・・できないことです。
さすがにその夜、サンドラ・ブロック母さんの脳内を彼を泊めたことへの不安がよぎるのですが
夫は「まあ、明日の朝になればわかるさ」(なんか盗まれているとか、そういうこと)とのんびり。
翌朝、マイケルが寝ていたリビングを見てみると、彼の姿はなく、ソファにはきっち~~んとたたまれた毛布が。
ここって結構キーポイントだったのでは??と思う。
マイケルの家庭環境は劣悪でぶっ壊れているかも・・だけど、彼自身の品性は壊れていなかったわけです。
これは実話で、その後、夫婦は彼を家族として招き入れるのね。
特典画像で実在のマイケル自身が登場、初めて泊まった夜のことを
「ここが自分の居場所と感じた」
と語っていたことからすると、これは前世からの「約束」のようなものだったのかもな・・と思いました。
それにしてもだよ、こんなでかい熊さんみたいなお兄ちゃんを引き受けることを
すんなり容認する夫、お年頃の娘に
このふたりなら
「ありえへんやろ~」
「そんなやつ、おらんやろ~~」
とつっこみそう。
マイケルがブロック母さんを「テューイさん」と名字で呼ぶと
「なにそれ?リーアンかママと呼びなさい」って
凄くない?
ま、それはこっちにおいといて、特にすんごい余韻を残す作品ではないけれど
素直に気持ちよく終わってくれる良作ってところかな。
出ていたのね。実話を元にした映画とか。見てみたいですね。
すごい凝った演技というより、実在の人物を忠実に再現できたって感じかな。(髪型もそっくりなの)
ご覧あそばせです!
おぼえとこ
あっ、一日遅れですが、ハッピー・バースディanupamさん
基にした作品なんだそうです。
機会があったら、どんぞ!
そして、お誕生日メッセージ、たんきゅ~~でした!
ははは
また年とっちまった!
ははは