シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

かわいいお鍋のような宇宙人・・「ニューヨーク東8番街の奇跡」

2006-08-03 20:24:04 | Weblog
87年マシュー・ロビンス監督作「ニューヨーク東8番街の奇跡」

実際にも夫婦だった故ジェシカ・タンディさんとヒューム・クローニンさんが夫婦役で出ている。画像は若かりし日のおふたり。

ふたりは小さなアパートに住んでいて、地上げ屋のいやがらせを受けている。
そこへ、宇宙からエイリアンがやってきて、地上げ屋と戦うアパートの住人を助けるという話。

このエイリアンがさ~~まるで、ちっちゃなフライパンに手足。カチャカチャ動いて、かわいいったらありゃしません。

スピルバーグが製作で、この監督さんはスピルバーグの先輩なんだって。
後輩のくれたチャンスにがんばったらしいです。

確かエイリアンも夫婦で、タンディさんが奥さんエイリアンの方の妊娠に気づくシーンなどほほえましい。

そして生まれた赤ちゃんも鍋と蓋に手足。

私が大好きな童話で、年老いた夫婦が営んでいる革靴屋に夜な夜な小人たちが現れて、じいちゃんばあちゃんのためにステキな靴をえっさえっさ作る、これに気づいた夫婦は小人たちのために、かわいい服と靴を作って置いておく・・喜ぶ小人たち!というのがあります。(タイトルは忘れた)

この話の雰囲気に似ているんですね。

じいちゃんばあちゃんと、小さいものが助け合う。

結局地上げ屋から自分たちを守れたということでハッピー・エンディングで終わったように記憶していますが・・

だって、こういう映画で悲しい結末はないでしょ。

脚本にはブラッド・バードの名前が・・彼、ピクサーの「MR.インクレディブル」でも脚本を書き、ついでと言ってはなんですが、エドナ・モード(みんなの戦闘服をデザインしたおかっぱ頭のデザイナー)の声優としても活躍しています。

大人が見ても、ほんわかかわいい気持ちになれる映画ですね






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