シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

かなりびっくりした話

2014-05-14 09:11:50 | Weblog

昨日、ヨッパな状態でyoutube街を徘徊。

なんの気なしに

「あれ、あるかな~」

と検索したらばさ

あったんですよ!

ありました!

(なにがあったか、はよ、言え)

「みどりの壁」

全編アップされてました、全部で4本に分けていたけど、まんま全体が!

 

 

若い方にはちっともツンと来ないかも・・だけど

70年代に公開されたペルー映画。

劇場でただ一度のみの鑑賞だったが(確か、その後のテレビ放映もない)

強烈~~~に記憶にこびりついます。

昨日はクライマックス(あれ、なんかこの言葉古いね)シーンのみ見ました。

息を引き取った直後の大きな瞳を開けたままの少年の顔。

ラストの両親の慟哭。

まんま、記憶通りで、驚いた。

40年以上前の鑑賞なのにね。

そのくらい「きっつい」1本です。

技巧を削り落として、ドキュメンタリーのように撮っているんだよね。

本作の監督は、その後、「砂のミラージュ」を撮っているが、

当時淀川さんは「みどりの壁はとても良かったが、次の砂のミラージュはかっこつけすぎで感心しない」と評していた。

そして、どうでもいい話だが、記憶と違っていたのは、この少年が思っていた以上に

「チョイデブ」だったことかな。

このyoutubeの動画には、親切なことに英語の字幕もつけているので、おおよその内容もわかるようになっている。

コメントには「こんな貴重な作品、アップしてくれて、たんきゅ~」的なものが多いので

おそらく本国でも幻化している作品なんでしょう!

そんなこんなで驚いた夜でした。