88年作「ミッドナイト・ラン」
昨日レンタルで初鑑賞。
リアルタイムではなく、今この年齢で見たことに幸運を感じる。
デニーロ自身、すごく気に入っている作品だそうだけど、そりゃそうだろなって・・
セリフ、ストーリー、どこもかしこも上質なんだもの。
すごく旨い日本蕎麦をいただいたような感触。
ストーリーはあまりね・・書かないほうがいいね。
賞金稼ぎのデニーロにしてみればあっつう間に終えられる仕事のはずだったのに・・
拿捕した会計士、チャールズさんの巧みな○○のために何度も何度も方向転換。
それを追いかけるFBI、マフィア、みんなワラワラと振り回される。
笑いもいっぱいあるんだけど、リキが入ってなくていいんだよね~
会計士のチャールズさんが、チップの計算をしてデニーロを「ケチ」よばわりするところ。
あまりにも持ち金のないふたりが、巧みなだましで酒場から数百ドルを盗み取るところ。
そして、ラスト
いいよね~
まだ未見の方、一切の予備知識を持たずに見るべし!
音楽もダニー・エルフマンがさっくりした触感のスコアを提供しているし!
あ~それにしてもこのころの男の映画、喫煙シーンの多さにほんにビックリ。
長距離バスも飛行機でさえも、分煙がなかったんだね、きっと。
チャールズさんがデニーロに「タバコ、やめたほうがいい」なんて諭すシーンもいい感じでした。