シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

アリスの印象が薄味でした

2010-05-11 17:17:03 | Weblog


これだけ
濃い方たちにかこまれていると
どうしても存在感が希薄になっちゃうのか?

肝心の主役のアリスは薄味でしたね

ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」
飛び出す画面で鑑賞

ま、今日は主役以外の方たちのお話ってことで

赤の王妃のヘレナ・ボナム・カーターの良さは言うまでもないんだけど

アン・ハサウェイ、白の王妃様、意外と良かったね
すごいブリブリキャラ
でも、お薬の調合シーンで、平気で切断した指とかつまんで入れちゃったり・・

それから、赤の王妃の腰ぎんちゃく野郎を演じるクリスピン・グローバーは
ある意味、「怪優」のひとりになった感ありですね

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でビフにいたぶられっぱなしのダメパパを演じていた彼

その頃から注目していたけど、この後あまり目に触れる機会がなく・・

が、「チャーリーズ・エンジェル」のみょ~な殺し屋役で復活

こうした、主役はやらないけど、脇で異臭を放つ人がいると、映画はいい感じになります



って肝心の映画そのものは・・

3Dにもかなり慣れてきてるのか
すごく驚くとか
衝撃を受ける感覚が薄くなってきたような気がする

アリスが穴の奥へ奥へと落下するシーンなどは、3Dならではの威力を発揮できるシーンだったのだろうが、「ああ、そうですか」くらいの盛り上がりでね~

アリス役の少女が何となく「ライラの冒険」の女の子を思い出させるところもあったり、
「そういえば、ライラってつまんなかったな~」とか変なこと思い出したり、

最後の戦いでは「ベルサイユのバラ」か!みたいな感じがしちゃったり

どっか
ツボからはずれていました

「面白かった?」と聞かれたら
「あ~~~~~」って答えかな