シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

あと20分短くして!

2008-12-28 18:52:53 | Weblog
昨日レンタルにて「スピード・レーサー」を鑑賞。

あやうく劇場で見そうになったが、レンタルで見て
「あ~こりゃ、劇場で見てもよかったかな」
という気持ちと
「あ~見なくてよかったな」
という気持ちが交錯しました。

世に言う大駄作「ディック・トレーシー」を彷彿とさせるむちゃくちゃマンガな描写
でも、好きなのよね~こういうの。

原作は40代以上の方にとってなつかしの「マッハGOGOGO」でござる。

だから、マンガな展開もまあ、いいんじゃない?とも言える。

結構原作に忠実にマッハ号を設定していて
「あ”~~そうそうこんな武器も搭載していたよね~こんなこともできたよね~言うよね~やるよね~」
と涙が出そうになりました。

油絵の具に極彩色のオイルをたらしたら、こんな感じっていう色もいいしね。

そう、80分くらいまではよかったのよ、結構。

しかしま~長い

135分よ!

あのやたらとやかましい、でも一本調子の展開で135分はきついよ!

もう少し見たいってところで切ってくれないと!

しかもエンディングに近づくにつれて、どんどんわけがわかんなくなってね~

真田広之も出てるけど、「あれ、何の役?」って程度。

韓流スターのピ君もでてるね~ファンの方はうれしかったんじゃない?
でも印象薄いかな~

監督はウォシャンスキー兄弟ですが、この方たちはやはり「マトリックス」の1作目で終わってしまったのですかね~
その前の「バウンド」はサスペンスの大傑作だし、期待してたんだけど。

劇場鑑賞した「Vフォー・ヴェンデッタ」も今やストーリーが海馬から削除されとるし・・

おそらく、本作は北米でも日本でもそんなに数字を上げることができなかったと思うので、プロデューサーのジョエル・シルバーさんも大損だったのでは?

ささ、ウォシャンスキー兄弟よ、どこに行く?