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気ままに菓子作り

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宮城県災害復興支援ツアー(2)

2018-03-27 23:07:32 | Weblog

2日目、「白砂青松百選」に選ばれた神割崎へ立ち寄りました。

  

        波の浸食によって、2つに割れ、荒波が流れ込む。
   間から朝日が昇るときが年2回。
   2つの村の争いを沈めたという伝説のある場所。
   2011年の大地震で、地盤沈下があったけれど、
   景観は変わらなかったようです。
 

 

          タブの大木がありました。
  今回1番考えさせられる大惨事になった、石巻市の大川小学校
  私たちの前に、大型バス2台で、訪れていた人たちがいました。
  地震から津波が押し寄せるまでに、1時間弱もの時間がありながら
  避難に失敗し、74名の児童と、10名の先生が犠牲になったという。
  語り部の人はつらいだろうが、実際起こったことを伝えなければと、
  時には言葉を詰まらせていた。
  今まで、津波を想定した訓練をしてこなかったようだ。
  海抜は1.1m、海から4キロ近く奥にあるが、
  今回は新北川を4キロも遡上した津波が、飲み込んでしまったようです。
  悪いのは誰というより、今後に生かすためには、
     真実と学校側の責任は、十分検証しなければいけないでしょう。

  


   

    

   

  

          裏山から見た旧大川小学校
    皆さん重苦しいきぶんとなり、口数が少なくなりました
    その後、生まれ変わった女川駅を中心とした、街づくりの様子を
    体感しました。
 
        女川駅 裏側

 

 

   石巻の市内移動してきました。
 

 
 
 

    右手に、保存の決まった門川小学校






海の景色を求めて「ラメール」という喫茶店
東京から(?)脱サラして開き、すぐに津波の被害にあい
その後、再び開店にこぎつけたご夫婦を訪ねる。
海は堤防で見えなくなっている。



その後最後の見学場所、名取市閖上地区へ。



 

   犠牲になった人(944名)のお名前が、刻まれている
  まだ宮城県内で、1223名(2017・3・1現在)の行方不明者がいて
  避難者が9133名に及ぶという実態
  まだまだ道のりは遠い。
  福島の原発を遠くに見ながら、往復で1200キロほどのツアーでした。

 


  

 
    

コメント
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