気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

二宮海岸に流れ着く石のふるさと?

2016-10-28 23:42:37 | グリーン

よろぎの会での定例会で2回ほど二宮の海岸で見られる岩石は、
どこから流れてくるか?について、レクチャーを受けました。
今日あまり天気がよくなかったのですが、
思い切ってふるさとを訪ねることにしました。
鮎沢川と河内川の合流地点の河原の石の違いを、
実際触れてみるのが目的です。
まず訪れたのが鮎沢川
 
   

     富士山や箱根山の,陸上火山が噴火した時に、マグマが地上で固まった。
 
  

    玄武岩で穴だらけで(ガスが抜けた跡)黒褐色
    箱根の山が爆発したのは、50万年前と富士山の噴火(5万年前)より
    古いので、穴のところに水がたまったりを繰り返し、沸石ができる。
    黒いのは鉄分で、それが酸化して、茶色っぽくなったり
    マンガンが入って赤っぽい石も見られた。
   

   その後、丹沢から流れてくる岩石を見るために、河内川の河原に移動
  

     丹沢山地の岩石は、海底火山が噴火を繰り返し、
  古くは1600万年前から、海底に静かに堆積し、
  それが隆起したり、伊豆半島の衝突により衝撃が加わる。
  安山岩が多く、白っぽい石から灰色の石が多い。
  中に石英が含まれていたら花崗岩、
  中に含まれる鉱物によって、また熱や圧力が加わることによって
  ホルンフェルスとか片麻岩となる。
  

     言葉もまだあまり理解できないので、
     たぶん誤りが多いのではないかと不安
     その後化石が見える場所に移動
 

  

                                        玉ねぎ石の出来かけ
  

    生物の後か?                         雨が降ってきたので、食堂へ
                                   その後玉ねぎ石の出ているところへ移動
    12月の締めくくりとして、梅沢海岸で、富士山からの岩石と
   丹沢からの岩石の確認をする。

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髙萩海岸にハマギクとコハマギクを訪ねる

2016-10-23 09:33:46 | グリーン

10月21日、茨城県の高萩海岸へ、県博の植物グループで
ハマギクとコハマギク、海岸の植物を観察に行きました。

   

       駐車場を下りるといきなり、ハマギクの歓迎を受けました。

  

       大きくって豪華です。                       マルバアキグミの満開の花

  

         早めの昼食                            ハマギク 半分ぐらいの開花

  

                                                    ハマヒルガオ
  

      ツワブキ                                ウンラン(ゴマノハグサ科)
                                           太平洋側は千葉県以北
        

                  ハチジョウススキ
               葉が広く葉の縁のざらつきが少ない
   

    ハマヒヨドリバナ                                  ハマコンギク

  

       イソギク                                         クコ

      

       ハマシャジン                               ノハラアザミ

   

    この海岸線は3.11で津波の被害にあったのでしょうか? 
    万葉の散歩道へ移動
    

      シロバナハナタデ                                   ヒメジソ
    

    タウコギ                                                 キバナアキギリ

          

                 今回唯一の上りか?
          

                   コハマギク
                ハマギクと名前が似ているが、ハマギクとは別種
                北海道から茨城県の太平洋側に生え、ハマギクと分布が重なる。
                葉の形が違うので見分け方は容易
          

                               ハマギク
                 青森から茨城の太平洋岸の崖に生える。
                 茎が木質化し、頭花は6センチと大きく、葉ギザギザのへら状
                 日本の固有種 学名にNipponanthemumの名
    

       ツクシハギ                                      センボンヤリ

           

                   向かい側の崖にへばりつくハマギク
    

             

                            ハマギク
                先日岩手国体に両陛下がお出ましになった折り 
                三陸のホテルで話題になった花
      

                                               ツルリンドウ
                             
      センブリ                                    スズメノウリ
 
    

      ハチジョウナを見に、高戸浜へ下りる。                      ハチジョウナ
 
        

     見納めか?                                                                              ヤマラッキョウ
     この花が咲くと今年の花の季節も終わりか?
    

       マチン科 アイナエ                          高萩霊園
     2.5mmほどの4裂する小さな花                    ここから花貫渓谷に移動
              一同這いつくばってシャッターを押す。


       

         タマブキ                                   センダイトウヒレン
     ムカゴがつく

  

      紅葉の名所らしい                           汐見滝のつり橋

 

                                             タカノツメ
 

      ダイモンジソウ                                  カマツカ
  

      リュウノウギク
    この時期、私のような初心者が、キク科の植物を、勉強する良いチャンス
   今回もカントウヨメナ、ノコンギク、シロヨメナ、シラヤマギクも見ることができましたが、
   独り立ちするには自信がありません。
   天気も最高で、自然の中で、華やかな菊たちに出会えた、気持ちの良い観察会でした。

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秋の青森百名山と白神山地の山旅(2)

2016-10-13 14:32:59 | 山登り ハイキング

最終日10月10日、
30分ほど車を走らせ八甲田ロープウエー乗り場駐車場へ。

   

   101人乗りのゴンドラで10分ほどで山頂駅へ。
   

                                   昨日山頂に立てなかった岩木山が目の前に。
 

    霧氷が見れてラッキーと喜びました。             この辺りはゴードラインと呼ばれ
                                  ひょうたん型に回れば、所要時間1時間
  

  

     アオモリトドマツでしょうか?                   赤倉岳目指して上り始めると
                                     天気が変わり、風と雪が吹き付けるようになる。
    

       1548m赤倉岳

   

      雪の下にガンコウランが耐えてました。

     


   
 

      井戸岳を過ぎると尾根に出て、昨日も強風を体験し、
      またまた続けての過酷な気象に遭遇。
      体を持っていかれそうになり、時間にして30分ほどだったかもしれませんが
      八甲田山雪中行軍の情景が、思い浮かびました。
      やっと大岳の避難小屋が見えた時は、力が抜けるようでした。
      花のある時期の登山しか経験がないので、無事たどり着けて良かった。
      避難小屋は、悪天候をやり過ごそうとする人で、ラッシュ状態。
      昼食をとり、ほとんどの人が、八甲田連峰の最高峰、
       大岳(1585m)への登頂をあきらめたようです。
      避難小屋からは25分ぐらいで上がれるようでしたが。
      我々も上毛無岱から下毛無岱を経て、酸が湯を目指して
      12時半ごろ出発する。
   

    

    

        雨の中、滑りやすい木道を、慎重に進む。
      

          少しはゆとりが出てきて、色づいた木々や、池塘を見ることができました。
            7~8月ごろは高山植物が咲き誇って、さぞかし美しいでしょう。
          チングルマの残り花が目につきました。

      

          避難小屋から2時間半ほどで、酸が湯到着。                  他のグループです。
         パンフレットの注意書きに、
        「八甲田連峰には、雄大な自然が多く残されていると同時に
        危険な要素もたくさんあり、我々には想像できない災害が起こりうることも・・」
        簡単に登れると思っても、夏山ならともかく、
        気象の変化の激しいこの季節、万全の注意を、
        払わなければいけないということを、身をもって感じました。
        連休中、前線が下がらなかったので、太陽の顔を、なかなか見ることができませんでしたが、
        次回は弘前城の石垣の修復が終わって(平成35年)、花見に来たいねと、
        一同うなずきました。 

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秋の青森百名山と白神山地の山旅(1)

2016-10-12 22:30:03 | 山登り ハイキング

三連休(10月8日~10日)に行きたかった白神山地が
コースに入っているので、急きょ申し込みました。
さすが連休、10日は山の日とあって、やっと新幹線の切符が取れ、
ツアーに参加できました。
今回青森では最高峰岩木山(1625m)と最終日には八甲田山の登山と盛りだくさん。

 

            新青森駅改札前では、鉄道の日だそうで、小学生の1日駅長や
    笛、太鼓で大歓迎を受ける。
    マイクロ2台に分乗して、弘前を通り、天気の関係で
    第1日目は白神山地の十二湖も目指す。
    
 

    野市里(のいちご)で昼食 リンゴカレー            海岸線を走るが、鉛色の海
  

          白神山地十二湖ビジターセンター                十二湖を代表する青池
 白神山地は1993年12月に日本で初めて
 自然世界遺産に登録された。
 青森県南西部から秋田県北西部にまたがる
 13万haに及ぶ広大な山地

  

   江戸時代に地震で沢がせき止められて                  白神山地の原生林 ブナ林を散策
     33の湖沼ができたとか。
   
   
     サラシナショウマ                               ツルアリドオシ
   

     深浦町の旅館での夕食                       翌朝 旅館の前に広がる海
  甘い茶碗蒸しに驚きました。
  翌日、夕食出されたのも同じ甘い味で、この辺りでは、
  お赤飯も甘い味のようで、食文化の違いですね。
   

                                      朝食に出されたチャンチャン焼き
  

    太陽が出ていると海がまぶしい                  JR五能線と国道101号線が度々交差するが、
                                     列車を1度も見ることができなかった。
 鯵ヶ沢町の有名犬 わさお君のお店に立ち寄り。
  

          
   

     津軽岩木山スカイラインからの紅葉を楽しみリフト乗り場へ。

   

       これから鳥海山を経て岩木山へ。
  

    時折、みぞれ混じりの強風にあおられる。
    

  

       登り始めて30分もたたないうちに、急に天気が悪くなり、
       (画像は半分ぐらい上ったところ)
       視界も効かなくなり、顔に打ちつけるような雨あられ。
       後5~10分で頂上かというところで、撤退することになった。
       今日は天気がよくなるはずだったが????
       でも、もう上ったも同然と納得。
       天気が良ければ、岩木山登山は標高差150m、一部ガレた登山道で危険個所なしと・・・
       難易度は天気次第。
       必死に、風に耐えながら(たぶん20Mあったのでは)
       下山した経験は大そう貴重なものでした。
       リフトで駐車場まで下りて、びしょ濡れのウエアーを着替え、
       前日昼食をした農産物の直売所「野市里」に寄る。
 
   

       前方の山が津軽富士といわれる岩木山か              松かさが付いているみたいだけど何の木?

   

           その後白神山地の暗門の滝方面に移動
           

     

        暗門の滝方面は通行止めでした。
   

   

   

      ブナ林が素晴らしい!!!                        ツルシキミが目立ちました 
    

   

                           マザーツリーというブナの大木に会いに行く。

       

              樹齢推定400年のブナの大木 樹高30m

   

                                       白神岳はどれかなあ?
         明日の八甲田登山のアクセスに都合のよい
       黒石温泉郷落合温泉の宿に泊まる。
      お寿司屋さんの経営だけあって、次々と出される
      食べきれないくらいの魚料理。
      温泉はかなり熱く、長くは入れない。
             

     ところで今日の岩木山の天気(10月12日)
     11時現在雨時々雪 8合目気温2度 風速3m 9合目気温-2度 風速7m
     霙のためリフト休止 道路通行止め と出てました。
     ちょうど我々が行った時に、岩木山も八甲田山も初冠雪だったようです。

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秋の味覚

2016-10-07 20:51:14 | ケーキ

9月の気象は、何十年ぶりという、記録的な現象が目についた。
とりわけ台風が続けさまに上陸し、雨が多く日照時間のが大そう少なく
ここへきて野菜の高騰が、台所を直撃している。
先日テレビで「アマグリヒガキ」という言葉があるように、
雨の多い時は栗によく、日照りが少ないのは、柿の収穫に影響を及ぼすようだ。
栗ご飯もよいが、栗を使ったお菓子。
簡単な割には好評だったので何回か作りました。

   

        栗をゆでて、半分に割って、中身をグレープフルーツ用の
        スプーン取り出し、裏ごしすれば高級品だが、
        少し粒粒感が残っても、ホームメードなら許される。
        お砂糖と溶かしバターと牛乳で、柔らかくして、ラップで絞る。
     庭のモミジの木に絡まって実ったかぼちゃ。
     かなり大きく2キロ以上あった。

    

            ところが店頭で求めるような充実した品物ではなかった。
            皮はかなり堅かったので、中身をペースト状にして
            焼き菓子を作った。

   

          かぼちゃペースト200g ホワイトチョコ180g 無塩バター50g
        ラム酒大匙1 卵3個 グラニュー糖90g 薄力粉70g スライスアーモンド100g
        飾り用のかぼちゃの種30g

 
       

             かぼちゃ90g 有塩バター40g 砂糖50g 卵1個
             薄力粉60g BP小さじ1/4 シナモン少々 
             生地を1/5ほどとりわけ、抹茶を混ぜて、上部に流す。
   紅玉が出てきたので、アップルパイの手抜き版。

    

      先日、水害でかなりの被害を受けた岩泉産のマツタケ

   

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富士山山麓

2016-10-01 21:18:55 | 植物観察

9月の最終日お天気がよくなりそうだからと
お誘いを受けて植物が豊富な富士山麓に出かけました。
さすがもう秋の花も終わりだとは思いましたが、
珍しい富士山山麓の植物を案内していただきました。

    
       

             二宮出発して90分強で5合目御殿場口到着
             あいにく小雨と霧
             足元の草花を見るには大して影響なし
    

        ノコンギク                           フジハタザオ→オトコエシ

   

    

      ノイバラ                                               クマシデ

   

      イオウゴケではないと思いますが? 
      雨の中100人ぐらいの小学生が、どこに上るのでしょうか?
      お天気が良いと気持ちよいのでしょうが・・・
   

                                       クサボタンはまだ花がかなり残ってました。

  
      ヤマホタルブクロ                                      フジアザミ
                                            富士山周辺に多く見られる 
                                     

       シェルターを兼ねたトイレ                       イワオオギやモメンヅルの株が多く見られた
    ガのようなものが一面に張り付いていた                    来年花の時期に訪れたい
    ここから御殿庭入り口(高鉢駐車場)に移動
  
  

       バライチゴ                                 倒木にふあふあのコケが・・・

   

   アオベンケイ
   最初予定していた株がどうも落ちてしまったようで
   小さな株しかないのかとがっかり
   ところが奥の方で見つけました。

      
            
               アオベンケイ
          苔が着生した樹木から下がっている。
          高いし暗いところで、大変撮りにくい
          中部以西、四国、九州で見られる。
          どうも確認すると、まだ開花していないようなので、
          開花を見に再訪することにする。
     


    

      ダイモンジソウ                            マツバマンネングサ
      

       マツバマンネングサ                     サワシバの芽だし
    

    オシャクジデンダ                            イヌヤマハッカ

    

        クワガタソウ                          駐車場のシナノキの下で食事  
      林の中でツルシロカネソウ、イワセントウソウ、コフウロ等々株が見られ
      花の咲く時期にもう1度訪れたい。

             

                      コフウロ
      食後、富士宮の5合目口へ立ち寄ることにする。
  

      頂上まですぐに登れるように見える。               ヤマハハコ
      7~8時間で登れるのでしょうか?
   

       リンドウ                            ヤマトリカブト
       車から見えたというので、下車して観察
 

       イトイ(下がっているのが咲きガラ)            タンザワイケマ?
                                  見事な実がたくさん下がっていました
    来年夏山シーズンのマイカー規制の前に、花を見に訪れることにする。
    「鹿の被害が深刻」といっているところに、1頭道路に現れる。
    やはり鹿から守るためには、柵を作らなければいけないのだろうが、
    広すぎてどうやって守ればよいのか?

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