気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

熊野古道(2)

2009-10-31 14:13:58 | Weblog

2日目は川湯から熊野の霊域の入り口とされている
滝尻入口までバスで移動

     
 
              滝尻王子
    古道には九十九王子社があったと言われその中でも五体王子の
    ひとつである格式ある社
    熊野は昔から黄泉の国と言われ霊場を詣でることにより黄泉がえり
    (蘇生)がもたらされると信じられ平安から鎌倉にかけて上皇や
    天皇の熊野御幸が行われそれが庶民にも浸透していった
    滝尻王子の駐車場には観光バスが止まりにぎやかだったが
    古道を歩く人はさほど多くない。
    高原熊野神社までは2時間ほどといわれたがかなりの急こう配
    果たして輿に乗ってのぼれたのか????
    所々で歌会も催されたというのだから車社会の今となっては考えられない

     


         

             目的地の高原熊野神社
      南方熊楠の運動で残った室町時代の大きなクスノキがある
      ここより栗栖川バス停まで単調な山道を下る
      予定していたバスに10分遅れ運よくそばにタクシーの会社あり
      近露王子まで移動(次のバス便は2時間近く後のため)
      比曾原王子へ移動途中校庭が芝生の贅沢な小学校

         
      
        今日最後の社 継桜王子

         

         

          野中の一方杉の隣に藁ぶき屋根の茶屋
          ハンゴロシの串に刺したお団子とお茶で一休み
          この先に秀衡の桜の大木あり
          バス停が野中の清水
          昭和60年に名水百選に選ばれた昔からのどを潤したらしい
          嵐雪の句碑と斎藤茂吉の歌碑が立っていた

         

         我々が到着する1時間前からバス停でバスを待つ人が2人
         腰かけたりまわりの自然を見ながらその仲間になってまた1時間
         日常の生活では考えられない

         
            
                右手に国道311号線
     翌日(29日)旅館の車で発心門王子まで送ってもらい
     熊野本宮大社まで水呑王子 伏拝王子 祓戸王子と
     5,1キロ2時間半の行程

         
             所々にきれいなトイレが設置されている

         

                のどかな道の風景
         獅子脅しの要領で水がバケツにたまると重みでよい夫婦の
         人形は手を挙げて歓迎してくれる
         
 
                 釣るべ井戸

         
                  果無山脈
 
      

    本宮への最後の上り          足元にスミレ


 
       

              シコクママコナ                      センブリ

    

       シロバナタンポポ                 ヒカゲノカズラ

          

            旅館の前のランタナに吸蜜 アカタテハ
       予定より早く熊野本宮につき前のバスで新宮へ
       熊野三山には神が宿るという自然信仰があり
       熊野本宮大社は熊野川 那智大社は那智の滝
       新宮にある速玉大社は神倉神社にあるコトビキ岩
       その神倉神社へ立ち寄る
       500段登ったところに社がありそこにその岩が鎮座しているらしい   

           写真で見ると大して急ではないようだが見上げると
           くだりが転げ落ちるのではないかと思った
           アンコールワットの階段を思い出す

     連れの者が風邪気味で上るのを勘弁してくれと言うので
     後ろ髪をひかれる思いで写真だけ取ってまた機会と体力があれば
     挑戦してみたい 
     かなり時間が余りこの地は茶道が盛んだったというので
     お茶のお菓子屋さんが多くぶらぶら時間をつぶす
     何と2時間近く構内の待合室で体力回復して帰途に着く     

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊野古道(1)

2009-10-30 21:50:48 | Weblog

出発前日が台風の影響で雨風強く場所によっては
一か月ほど先の気温と・・・
出発の27日は予報通りの快晴
ところが出だしつまずき予定していた電車が30分ほど遅れると
新幹線に間に合わないといけないので乗車駅までタクシーを使う
後は順調にいきお昼過ぎには熊野本宮大社に到着

      
      
     平成16年に紀伊山地の霊場と参詣道で世界遺産に登録された
     田辺市に合併されて街並みが整備され統一感がある
     2時間ほどの行程の大日越えへ
     短いけれどかなりきつい上りが続く

     

                       足元の草花が苦しみを忘れさせてくれる
                              アサマリンドウ(浅間ではなく三重県の朝熊山に多くみられる)
         

         湯の峯王子に下りる手前にユノミネシダの自生地(天然記念物)
         屋久島で見てもう一度会ってみたいと思ってました
         数が減っているようです(訂正マルバベニシダでした
                     

         

          ユノミネシダ上級者に教えいただきました)
       語り部を付ければその場で確認できたのですが
       名前等ついてなかったものですから・・
       盗掘を避けるためでしょうか?

         

                  湯の峯王子
      以前は下の東光寺のそばに社殿があったようですが
      火災で焼失しこの地に作られたようです
         

           日本最古の温泉と言われている湯の峯温泉
         卵やサツマイモをゆでたりする場所があり若い人が
         そこでブロッコリーをゆでたりおそばを食べたりしていた
         バスがなく1時間ほど待つ
         しばらくして気がつき旅館に電話して迎えを頼もうと思ったら
         携帯つながらず根気よく時間のたつのを・・・・・
       
           

                 宿泊地の川湯温泉
           河原をスコップで少し掘れば熱い湯が出
           11月1日からは仙人風呂が開設される
           1000人もの人が一度に入れるという露天風呂
           明日の行程もかなりきついのでゆっくり休む

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日続いた自然観察

2009-10-18 23:56:17 | グリーン

昨日我が町の果樹公園の裏山の観察をいたしました
花は少なかったけれどきのこや木の実を見ながら
学ぶことがたくさんありました

       
                フジバカマ

       

          ジョロウグモの巣がしっかり固定されてます
       上臈(ジョウロウ)が女郎(ジョロウ)に???

           

     キボシアシナガバチ                 ヤママユ
   カラなのに蓋が・・・・             数をどのくらい集めたらよいのやら?

           

               ムラサキシメジ(食用になる)

            

                        オニフスベ 

                

                サガミラン
              葉はなく地中の特別な菌で生きる
 

     ヤブニッケイの実                   ハゼの実
       

     アラカシの実                アオツヅラフジの実

          

                陽だまりに早やタンポポ
          

                   ヤクシソウ
          

            収穫物(ドングリ・シーダローズ・ピーカンナッツ)
   昨日の整理もせずに本日午前中蝶の観察会に出かけました
   クロコノマの秋型を見るのがテーマでした
   これも南方系の蝶で10年ほど前には当地では見られなかったそうです
   アカボシゴマダラも3年ほど前に観察され今年はもう普通に見られ
   今回もエノキの葉を目をこらしていると数匹の幼虫を見ることが出来ました
   シジミチョウ科のヤマトシジミ ウラナミシジミ ベニシジミ ウラギンシジミ
   タテハチョウ科のアカタテハ キタテハ ヒメアカタテハ ツマグロヒョウモン
   ルリタテハ シロチョウ科のモンキチョウ スジグロシロチョウ モンシロチョウ
   等々お天気が良かったので大変賑やかでした
        
                   ヒメアカタテハ
        

           ヒメアカタテハ  珍しくとまってくれました

        
          アカタテハの幼虫 カラムシを食草にしている
        おまけの昆虫

        

             クダマキモドキ

        

               ツチイナゴ
   午後もう一か所あるいた人からクロコノマを見たとの報告ありました

        
           クロコノマ♂ Tさんの画像
        

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハロウィーンクッキー

2009-10-15 22:17:38 | ケーキ
お菓子屋さんの商戦に乗せられているのか
それともまで楽しい行事がないからか
年々オレンジ色のディスプレーが目立つようだ
ハロウィーン関連のレシピを集めて作り始めている

         
           カボチャのパウダーを入れて焼きました

         
                 可愛い魑魅魍魎達

          
                今回手に入れました
           
               カボチャペースト入りドロップクッキー

            

                  カボチャの焼き菓子
           カボチャ60g ホットケーキミックス150g 卵1個
           グラニュー糖30g サラダオイル30CC ヨーグルト100g
           クリームチーズ40g
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里山の秋

2009-10-11 11:56:30 | グリーン

昨日来年の2月3日の草友会の総会に講演をお願いしてあります
日本花粉学会の評議員でいらっしゃる田中肇先生を
町内の野草を観察できるフィールドにご案内いたしました

      

      植物は動けないので遺伝子を広げるためさまざまな手段で
   花粉運んでもらわなければならない
   おもな担い手が動物と風であるということ
     被子植物のほとんどは虫が送粉者になるということ
  虫媒花は虫を寄せ付けるために美しく目だたさなければ
  ならないというのがよくわかりました
  花は少なくなってはいましたがマルハナバチがホトトギスの
  花弁の中を蜜を求めて忙しそうに飛び回ってました

       

            これはイチモンジセセリの吸蜜

        

       花がオスからメスに性転換をするお話を興味深く聞きました
    

       ヒヨドリバナ                  オトコエシ

      オトコエシはなかなか見る機会がなかったのですが並べて
      違いを見ることが出来ました。ハナアブが蜜を吸いに来てました

         
            なんとノダケの花にスズメバチが

         
    
                 タイアザミ
       触れると雄蕊が花粉を押し出し雄蕊が下がり今度は雌しべ
       出てくるというお話もお聞きしましたキク科の植物は
       同じような現象が見られるとの事でした

         
         
               トキリマメ 真っ赤な実

         

                 菜の花畑
           12月になれば一面黄色の絨毯 楽しみです
           少し移動して湿地帯へ

          

                   ミゾソバ
           花の蕾は2.3個しか咲かず花は小さいが蕾も同じ色を
           していて虫には非常に目立つ
           尚引き抜いてみると玉のようなものがあり地中で閉塞花を
           つけ確実に大きくなる

           

                  ナメラツリフネソウ
              草友会の機関誌のの名前でもある
          スズメガとよく似て昼間飛び交うホウジャクの仲間が
          寄って来ていた
           

      ちょうど生涯学習の催し「秋の里山をのんびり歩こう」の
      御一行に出会いました
      もう一か所移動して風媒花の例としてカナムグラを観察いたしました
      花を期待して行った場所が草刈りされていて思うようでは
      ありませんでした当日は当地の草花を元に資料を作って
      くださるそうです。
      
          

               楽しみで~す

   

    

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗むしようかん

2009-10-04 12:37:10 | ケーキ

昨夜は中秋の名月
時々雲の合間から望まれ庭に出て
御仲間の人が植物と合成してアップされていたので
隣の空き地にススキの穂が出ているのに気が付き
強引にに月をはめ込みました

       
今日は上天気だというのに何も予定なく頂いた栗で昨夜作った
栗の甘露煮を使って栗むしようかんに挑戦

        
    生栗を剥くと煮崩れないらしいのですが固くて手が痛くなるので
    少々茹でてか作業したら一つとして丸丸のがなく
    細かい栗を使って栗むしようかんを作りました

         
     NHKの今日の料理で紹介されてましたレンジで挑戦
     こし餡250g 薄力粉25g 片栗粉大さじ1/2 砂糖25g 水大さじ3 
     塩一つまみ
     耐熱ボールでこねてラップして2分半 取り出して再び混ぜて
     ラップして1分半
     耐熱のバウンド型に入れて上に栗を散らし1分かける
     甘いこし餡が冷凍庫にあったのでこれを利用し砂糖は省きました
     でも相当甘く苦い抹茶と一緒に頂かないと
     先週の植物観察も雨で中止今週に予定されているのも
     予報では大雨とか・・・
     今日の天気が羨ましい
           
          秋が深まれば庭のコキアも色づき寂しい限り
          間もなく千両も色づくでしょう

            
          ワードのオートシェーブで遊びましたが解らない事だらけ
              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする