気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

御嶽山中腹 田ノ原湿原

2024-08-03 21:24:04 | 花とも

当地に珍しく、

かなりの強い雨が
夜分降った翌日は、
やや気温が下がったが
猛暑がぶり返してきた
新潟から東北の北の方も
やっと梅雨が明けたというので
日本列島は当分この暑さから
逃れられそうにない
昨日は涼風求めて
標高2180mの地を訪れることが出来ました
夏休み中なので
渋滞のところもありましたが
我が家を出て
帰宅迄15時間半ほどの
長丁場でした


  王滝村 田ノ原駐車場から見た御嶽山
10年前の2014年9月27日大惨事の
あった山を目の前にして
犠牲になられた登山客の
冥福を祈り、常に災害を防ぐ意識を確認



お昼を済まして早速歩き始める


  富士山 白山と共に
  信仰の山として名高い
平安以降修験道が盛んになり
特に江戸後期から本格的な
修験者の修行の場となっている
上がってくる道沿いに
石碑群があちこちに見られ
死者の魂が帰る場所とされていたらしい
今は車で一気に7合目まで上がってしまうが
下から身を清めながら参拝したのだろうか


中腹に絵図がありました
田ノ原天然公園をめぐってみる



左側大きく山体が崩壊している場所は1979年に

水蒸気爆発した箇所
5000年前からマグマの火山活動がなく水蒸気を

噴出するぐらいで
静かだったので休火山と思われていた
日本の活火山は108もあり
火山王国の日本は常に対策を強いられる



   ゴマナ



 ミヤマアキノキリンソウ




 ヒロハツリバナ



    サワギク



   キオン
    
 

  シラネニンジン



木道が整備されているが
乾燥化がかなり進んでいる
イワカガミやコバイケイソウ

 

ホシガラスの好物のハイマツ



  笹が繁茂



 展望台で、ホシガラスの姿を収めようと
 カメラマンが数人


   ヤマハハコ
 
  コバノイチヤクソウ

 

 トリアシショウマ
 
 

シナノオトギリソウと

ヒカゲノカズラ
 

 

頂上のお社に参拝出来ない為に
設けられているのでしょうか
 

 

 
 
遠州から参拝に来られた講の人



 コケモモ


 ウスノキ


  オヤマリンドウ
半月もすればあちこちで
見れることでしょう



  クロマメノキ





 

 ホソバキソチドリ  
ビジターセンター「山テラス」に立ち寄り
火山と自然の展示を見ました
高速の伊那インターまでは
1時間強あります
行きに道沿いに咲いていた花を観察する為
3か所停めていただく


 キンレイカ (ハクサンオミナエシ)
岩場を好むようです







   クガイソウ





   ヤナギラン





   ヒヨドリバナ


    アカバナ



  マツムシソウ





   御岳百草丸
山岳修験者の常備薬だった
キハダが主原料のようだ
木曽駒の道の駅でお買い物をして
涼しい1日を過ごしてきました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧ヶ峰 車山から八島湿原

2024-07-11 22:51:44 | 花とも

梅雨入りしてから
日本列島は記録的な激しい雨による
被害が出ている場所や
一方連日の酷暑から
どうやって身を守ればよいか
関東地方もそろそろ天気の
変わり目のような気配
先取りするように
昨日は標高1600mほどの
涼しい高原へ1日避難?
ニッコウキスゲが例年になく
山肌を黄色く染めているという
車山周辺から八島湿原へ
昨年の山火事が幸いして
笹に覆われていた場所の下草が
例年になく生育が良いのも一因
さすが観光地だけあって
駐車場は満杯
広い場所なので
人の出が多いと言っても
数珠つなぎになることはない
我々はゆっくり花を観察しながら
多少曇り空も幸いして
気持ちよく歩くことが出来ました
ただ3連休は車も人も渋滞が予想されている
何度か霧ヶ峰周辺は訪れているが
7月前半に歩くのは初めてかも?



 電気柵が写真を撮る時災いする



タカネナデシコ
エゾカワラナデシコとの
表記もあるが?


  ハクサンフウロ




   ヨツバヒヨドリ


   ヤマトキソウ
数か所で見ました
小さくって写真が撮りにくい





 ヤマハハコ


 キンバイソウ


   車山の頂上が望めます




  ツルニンジンの蕾
コウリンカやウスユキソウも、もう一息



     ヨツバヒヨドリ



   コロボックルの山小屋



   ハナニガナ



 シロバナニガナ



ネバリノギラン



  オオヤマフスマ



  ヤマトキソウ


イブキトラノオが吹き流しのよう


  ヒメウラナミジャノメ

  
 ヒメウラナミジャノメの表翔
 ウラナミジャノメとは蛇の目の数で見分ける


 ヒメキマダラセセリ
 ウツボグサの花から離れません
wさんにSOS出してお聞きしました


もう1枚セセリチョウが写ってました


  コキマダセセリ(Wさんが多分?)
草原は蝶の宝庫のようで
昔分からないながら
先生とご一緒に歩いたこと思い出しました



下の方に車山湿原が
コバイケイソウが見られましたが
かなり乾燥化が進んでいるようです




    ササの花



   オトギリソウ

 引きかえしてお昼


次の訪問地 八島湿原へ

 
  イブキジャコウソウ
   移動中の道路沿いに

  ミヤマホタルブクロ
八島湿原の駐車場に入る頃には
ほとんど小雨



  ミツモトソウ



    コゴメオトギリ(帰化)

 イタチハギ(帰化)

    
  オカトラノオ


   ハナチダケサシ
ピンク系のも見られました


  ノリウツギの多いこと


 オオカサモチ
イブキボウフウやシシウドも見られました




 キバナヤマオダマキ





   イブキトラノオ


  ノハナショウブ
 ショウブ、アヤメ、カキツバタの
 お勉強をしました


  カラマツソウ



  アカバナシモツケソウ


コウリンカ


  ?



    ヤナギラン
もう半月もすれば、ピンクのカーペット


  ホソバノキリンソウ





   グンンナイフウロ


とうとう本降りになりました
車に戻り、蓼科自由農園(道の駅)に
立ち寄り、又又今年もルバーブゲット
早速ジャムを作りました
梅雨明けまであと10日のようです
今年の観察会も後3回
どんな出会いがあるのでしょうか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅平へ初夏の花の観察

2024-06-22 22:40:24 | 花とも

梅雨入りが遅れているようで
催行されることとなった
この日(6月21日)後で分かったが
関東地方も梅雨入りしたらしい
関東地方の南側は雨で
長野の方は曇りとの予報であったが
朝になって少々悪い予報となってしまった
現地に着くころには上がっていると
期待して進めた
湯の丸SAを出ても
周りの景色は雲の中
菅平湿原の木道が滑ってもと
午前中の予定を変更
別所温泉に近い
「無言館」への立ち寄りを提案され
一同(お一人を除いて)
訪れたことはなく大賛成
「無言館」は戦争で道半ばにして
命を落とした若者の
絵画やその他作品を展示してある











展示物や遺族との書簡を
静かな雰囲気の中で
収蔵品に接し
希望や意思が
自由に表現できる今の世を
持続させねばならないとの思いを
強く感じました
駆け足でしたが
館内を出るころには
雨も小やみになってました


その後車で1時間ほど移動して
本命の菅平高原自然園へ
車中で遅いお昼を済ませ
いよいよ昨年(8月24日)
観察できなかった植物のリベンジ
皆さんのお話を聞いていても
何一つ思い出せないと思い
ブログ確認しましたら
私の方で何か出席出来ない事が
あったようで、
今回初めての訪問でした


 カラフトイバラ
氷河期の名残の花
別名 ヤマハマナス
昨年は大きな種だったようです
昨年花が見れなかった
ツキヌキソウ   スイカズラ科



 長野県のみが自生地
  茎が葉を突き抜いたのが名前の由来


   ウツボグサ

  ?スグリ



  ヤマヨツバムグラ



 ミヤマヨメナ


 ネコノメソウの仲間


   オオヤマフスマ
菅平湿原は四阿山の噴火で
川ががせき止められ
湖が出来、陸地化が進んだ


  サワオグルマ
オニナルコスゲ、
 サンリンソウの残花も見れました


  カラコギカエデ


    タカトウダイ
 白い花をつけたカンボクの大木が
あちこちで目立ちました







ハナヒョウタンボク
花がほぼ終わり
実が出来始めてました


  クロミサンザシ


今回のもう1つの目的は
ヒメザゼンソウ
昨年来た時は一株のみ見られたようだが
今年はどうか?


 どうもこのピンクの紐が目印
花は、この葉が枯れて開花するようだ
オオウバユリの若葉に似ている
数を減らしているようで
なかなか貴重な植物
残念だがもう少し先のようだ


アマドコロ(オオを頭につけたいくらい)


   オドリコソウ
ヨシのような植物が多くなり
姿は見えないが、
オオヨシキリやヨシキリ、ホトトギスの声


     コウヤワラビ
端境期で花は見れないので
切り上げて、ベニバナイチヤクソウを
探しに移動
住民の方にお聞きすると
下の方に下りないといけないらしく
今年は終わりとのことで
時間もないこと故
今回は諦めて、
行きに車窓で見たヤグルマソウの
群落を見て
17時ごろ高速に乗る




 ヨウシュコナスビ
車窓から夏至の満月(ストロベリームーン)が
見え、1年越しの宿題の
植物の開花に会えて充実した花旅でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白馬 猿倉林道 春から初夏の花

2024-05-30 23:09:28 | 花とも

花の開花を追って
5月は4回開催となりました
同じような花を何回も見ると
すぐ忘れる私にとっても
かなり勉強になります
今回は白馬方面
予定では姫川源流&親海湿原でしたが
当日出発前の情報で
急遽変更となりました
白馬猿倉林道の方が
雪解けからそう日が経っていないので
期待出来るというのが理由でした
小回りが利いて
このチームは最高です



 林道入り口に猿倉山荘
山荘はまだ営業していないようですが
車や人の出入りが煩雑
よく見ると山荘の名前が違う??
聞いて分かったことは
7月8日からフジテレビで放映される
ドラマのロケが行われているようです
「マウンテン ドクター」だそうです
建物の階段で早お昼
建物の周りには、咲き進んだ
春の花があちこちで見ることが出来ました


  キヌガサソウ
サンカヨウ、エンレイソウ
ミヤマニワトコ、オオバクロモジ
オオタチツボスミレ、オオツリバナ
ニリンソウ、
盛りを過ぎてる個体も多く
これから標高を上げていくと
良い出会いがあるのではと思われます


 猿倉林道への入口


    ユキザサ


  オオバユキザサ



  サンカヨウの種

 
 エゾアジサイの蕾
きれいなブルーの花を見せてくれるでしょう



 クルマムグラ


  シュウリザクラ
別名 ミヤマイヌザクラ
北海道から中部以北に分布

   ムラサキヤシオ


  クルマバソウ



 エゾユズリハ→ヒメモチ


  ズダヤクシュ



ここまで30分かかりました
目的地までは標準コースタイムは1時間だそうですが、
帰りの時間を考えて
行けるところまで行って
引き返すことにします




  オオタチツボスミレ




    シュウリザクラ
 大木です


  タムシバ
ほぼ終盤です


    ウリハダカエデ


   白馬?
丁度雲が切れて山容を見せてくれました


   ニリンソウ



  ミドリニリンソウ


  サンカヨウ
この2種が斜面を埋め尽くしてました
サンカヨウは雨に濡れると
ガラス細工のように透きとおって見ごたえがあります





水たまりに何の卵か?
干上がってきて
友人がかわいそうと言って
手ですくって水の中へ移してました



   スミレサイシン



    ツバメオモト
 この一株だけでした


  ブナの株立ち
標高1339m 
出発地から100mほど登り
所要時間90分ほど



   イヌガンソク


   ザゼンソウ
小さくって、しおれた姿のよう


 残雪のそばにおいしそうな

フキノトウ



   キクザキイチゲ
青い色の個体もありました


雪解け水がすごい勢いで
  流れていました


   マイズルソウ
あと期待するのはシラネアオイ
ちょっと横道に入ったところで仲間が大発見
ぐちゃぐちゃの土手の上に
大きなお顔
なんとしても納めたいと
踏ん張りながら登りました




  山野草の女王様と言われるように 存在感あります



 もう全開で翌日には
 散ってしまうかもしれません


 十分見させてもらいました
 ちょっと遠目でしたが
キヌガサソウが三花と
サンカヨウの群落




   サンカヨウ


 ショウジョウバカマ


    コイワカガミ
先を急ごうと横道から戻ってきました
リーダーが上から下りてこられた地元の人に
聞いたところによると雪渓から少し外れたところに
シラネアオイが見られるらしい
でも十分見たので時間も迫っているので
引き返すことにする
地元の人がザックから、
ユキザサが美味しいのだと
我々に分けてくださる
10人いるのでそんなに頂いてはと
遠慮しようとしたところ
3本取り出して切って食べなさいと
成長すると花が見れるのではと
ちょっと申し訳ない気持ちになる
多分最初で最後でしょう
前にここでトガクシショウマを
見た記憶があるとおっしゃったが
それは見ることが出来ませんでした





雪渓でスキーを楽しんだお兄さん


  トチノキ



  イワナシ (Iさんから借用)

  Iさんから借用

帰りは急いで1時間ほどで
駐車場に戻ってきました
疲れが吹き飛ぶような
大満足のフラワートレッキングでした




初ワラビでした






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙高 笹が峰 夢見平

2024-05-20 23:27:20 | 花とも

今回新井地区に
春の花を見に行く予定が
今年は積雪量が少なく
雪解けが早かった影響で
春の花の開花は、
かなり前倒しの状況で
苦心して近辺を探していただき
今回の案内となりました
夢見平とはどんな所で
どんな花に会えるか楽しみ!



珍しく昨日は日曜日の催行で
渋滞か所もあり
一筆書きのように
関東近県を一周してしまいました





左上のショートコースを
夢見平を目指して巡ります



 標高1300m、笹ヶ峰に入る道が
  4月末に開通されたようです





  乙見湖の笹ヶ峰ダム
 目の前に金山 天狗山 焼山と
頚城山塊が連なります







もう足元は賑やかに花々が
迎えてくれます



  オオタチツボスミレ


  オオイワカガミ


  ユキザサ



 県民の森への入り口
 ムシカリが盛りです
 朝早かったので早めのお昼
 目の前にはブナ林
 ハルゼミの声がします




 マイズルソウ



  出てきました
フイリヒナスミレ

   エンレイソウ
 違う場所にはミヤマエンレイソウ



 
  シロバナニシキゴロモ
 日本海側に分布



  ミヤマスミレ
 スミレに精通している人が
 おっしゃるには、普通には見れないとの事
 確かに調べてみると
 ミヤマは深山と書くように
 北海道や本州では標高が高く
 東日本や広島、四国に分布し
 落葉樹林帯や土壌に湿気の多い所を好み
 花期が遅めで短いと紹介されている



     斑入りの個体も観察

 





かなりの距離に両側で
見られ特徴がつかめました
地上径がなく葉が心形
葉に特徴あり
掌上に向けて窪むもの多い
花は紅紫色で側弁の基部に毛がある



    スミレサイシン
 日本海側に分布



  オオタチツボスミレ


  シロバナタチツボスミレ?



   タネツケバナ


  オオカメノキ(ムシカリ)


  水辺にニリンソウ



  ミヤマカタバミ



    キクザキイチゲ


  リュウキンカ


  ほぼ終盤かと思いますが
  至る所に生育




   カタクリもほぼ終わり


  なんとコシノカンアオイが
 何株も見られました


   ヒナが親鳥に餌をねだっているよう


   フッキソウ

 クリンソウも蕾が上がってきてます



  ツバメオモト
ちょっと早かったか、
蕾を付けている株も見られました




  エゾエンゴサク



  夢見平到着
目の前に妙高の外輪山三田原山



  サンカヨウ
 雨に濡れるとガラス細工のような姿





    ルイヨウボタン


     ズダヤクシュ


     ?ネコノメソウ


  ミヤマスミレ
又又お目にかかれました


  ニリンソウ
その中に珍しいミドリニリンソウ




ミヤマエンレイソウとミドリニリンソウ



     サンカヨウ


 クロサンショウウオの卵



   ツクバネソウ


4時間半ほどで出口に戻ってきました
花が多く、なかなか前に進めませんでしたが
大変素晴らしいフラワーハイキングでした
長時間にわたる運転お疲れさまでした
出発点の地元のおじさんにお聞きした
シラネアオイにはお目にかかれませんでした
案内所の係りの方にお聞きすると
シラネアオイはゴールデンウイークの
最終辺りでは何とか見れたそうで
開花の早いのに驚かされました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清里でクモイコザクラに会えるか?

2024-05-11 22:47:34 | 花とも

昨年計画していて
実施されなかった
クモイコザクラ探しに
昨年より計画を早めて出かけました
参加者のお二人が清里の別の個所で
10年以上前に会っているようです
その記憶をもとに
いろいろ情報を収集していただき
案内してくださることになりました
クモイコザクラはコイワザクラの変種で
葉の切れ込みが深く、
裂片がとがっていると
紹介されていて
自生地が八ケ岳、南アルプス
”谷間の令嬢”と呼ばれているようだ
川俣渓谷へ下りる途中で見れるようだが
倒木等での通行止めの個所があり
地元の案内所で尋ねても
詳細が不明
取りあえず渓谷めざして
林道を進む




  ヒメイチゲ(ボケてます)


  フモトスミレ
ヒトツボクロやミヤマウズラ
イチヤクソウの葉も見られました


下から水の流れる音がしてきます
下る時かなり神経を使います




取りあえず渓谷の下まで下見に行ってくださり
戻ってこられたら、
下の方にはへばりつく岩も見当たらない
との報告
倒木で道が塞がれていて
戻ろうと相談する





以前見られた方はそんな下の方ではないと
丁度横に大きな崖のようなの岩があり
よく見るとピンクの花が目に付く
以前はびっしり花が付いていたので
目を疑われたようだ






  せっかく一眼レフ持参したのにピンボケ
よく見ると花が落ちているのが多く
前に見た方は消化不良のようだった





 葉っぱは沢山見られたので
 時季が早ければ素晴らしかったでしょう
取りあえず引き返し
もう一方が見た場所を探すことにする



 オトメスミレ 距が紫



    アケビ 雌雄花


  サクラスミレ
側弁に毛があり、花弁が桜の花びらに似る
取りあえず清泉寮のベンチで食事
その間に様子を見に行ってくださる




もう1か所の岩がなかなか見つからず
我々は初見だし、見れたので十分
吐竜の滝へ移動



  クリンユキフデ


   クワガタソウ



   ネコノメソウ


  ミヤマハコベ



   ワダソウ










  ニワトコ


  エンレイソウ



  マルバスミレ


   イワデンダ


  ミヤマノキシノブ
今日小田原植物会で先生にお聞きした



  チゴユリが大きな岩一面繁茂


  おまけにベニシジミ
風が爽やかで体が冷えてしまいましたので
名物のジャージー牛のソフトクリームを
諦めました
後で観光事務所の係りの方にお聞きすると
今年のクモイコザクラはピークが2週間も
前だったようです
昨今花時期は難しいですね

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小千谷 時水城山 春から初夏

2024-05-04 10:54:49 | 花とも

前年山古志へ行って
いたるところで春の花を
目にすることが出来
今年は隣接する小千谷を訪ねることに
企画してくださる方が
小千谷に地元の人が愛する
花の多い山があると調べて下さり
5月1日に予定してましたが
天気が悪く2日に延期しました
駐車場の周りから前へ進めません


コシノチャルメルソウ ユキノシタ科




 サワオグルマ


  タヌキラン


 水飲み場に瑞々しいクレソン




  気持ちの良い山道


 桜が終わると藤
 色を添えてます


   ツボスミレ

     スミレ


  オオバキスミレ
時期が遅かったかと思いましたら
上の方に行くと見事な群落に会えました


 キスミレの花後



  あ!何か
ちょっと翅が傷んでいるような
弱弱しく飛んでいたので納められました
達人に画像を確認していただきました
ギフチョウでした
カタクリはいたるところに見ましたが
食草のカンアオイは見当たりません
ただ密でも吸いに来たのか
頂上でも数頭追っかけっこしてたのも
ギフチョウでしょうか?


  コミスジ


ついでにオオツリバナとアマガエル


  タニウツギ
日本海側に行くと、
違った植物が見れて嬉しい


  ヒメユズリハ
頂上近くにヒメアオキ




   シシガシラ


 オオカメノキ



      ウワミズザクラ
サクラの仲間 別名アンニンゴ
大木が何本もありました


 ツクバネウツギ



  ムラサキヤシオ
 かろうじて残ってました


ショウジョウバカマと
カタクリは残り花もありません
2週間ほど前に来ないと
見ることが出来ないようです


カタクリの種


  ミヤマナルコユリ



 チゴユリ



 ミヤマツボスミレか?


 これはツボスミレ?

     ?
段々わからなくなります 
 

 オオタチツボスミレ
  距が白い



  オオタチツボスミレ


 ナガハシスミレ(別名テングスミレ)



  オオバキスミレ
 これは間違えません






   トキワイカリソウ
 上の方では花盛りでした





オオイワカガミ
これも下の方ではツヤツヤの葉ばかり
でしたが、大群落




   シロバナニシキゴロモ


 最後の上りのきついこと
 素晴らしい展望が待っているとの
 お誘いで皆さん頑張りました



城山384m蝶が飛び交い楽園です
愛好家が大勢いられるようで
今日は7往復とかいうお話も
聞きました
次回は少し早い季節に訪れたいものです
往復557キロ 10時間余りの乗車
歩行は3時間27分
お疲れさまでした






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山梨のスミレ

2024-04-19 22:57:06 | 花とも

グループのリーダーが
SNSで山梨のスミレを紹介されていた
ガイドのKさんへ、
思い切ってお願いして実現しました
実施されたのは4月15日(月)
翌日旅行が入っていましたので
前後してしまいました


  穂坂自然公園


林道を案内してくださいました
今年はスミレの開花が遅れていて
閉鎖花で終わるのもあるとの事です


 初々しいアケボノスミレ


   アカネスミレ


   タチツボスミレ


    ヒトリシズカ


  イブキスミレ



イブキスミレをいたるところに見る事ができ
特徴が良くわかりました
ルリシジミが乱舞してました


 きれいな表翅はとれませんでした



   ウリハダカエデ


   イカリソウ
標高が760mのところなので
どの花も新鮮です


   マルバスミレ


  ニリンソウ

  ベニタイゲキ(マルミノウルシ)


 アケボノスミレ


  アカネスミレ


 チョウジサクラ


  カタクリ


  イカリソウ


  ウグイスカグラ


   アブラチャン


  イブキスミレが多く
何度もシャター押したくなります


  ワチガイソウ


 帰りは対岸を引き返してきました


  シュンラン


キクザキイチゲやアズマイチゲも
例年なら花が見れるが
今年は遅いようだ
公園のふれあいセンター前で昼食
高根町へ移動


 裏の方に案内される
うわーと歓声上げる

   ニオイスミレ
足で踏んでしまうのではと

ヒヤヒヤ


  ニオイスミレ
冬から早春にかけて香りの良い花を咲かせる
ヨーロッパから西アジアが原産
花を砂糖がけやデザートの飾りに
使用するようです
日本原産かと思いました
乾燥に強いようで
Kさんがおっしゃるには
9月末から返り咲きが見れるようです



 ブーケのように華やかです


スミレという名のスミレです
その後、お知り合いのお寺さんへ
お邪魔して、見せていただきました

 
  アカネスミレ



 すごい!一面です




  アカネスミレ


  エゾタチツボスミレ



  マルバスミレ 
ツツジの植え込みの根元に大株です



   ゲンジスミレ
     見せて頂いて感謝です



   公園でアリアケスミレを
 案内してくださった
 

コスミレのピンクが見れるからと
金生遺跡へ連れて行ってくれました


    コスミレ


もう1か所とご親切です

  北杜市史跡公園
 桜が見事です
 スミレを探したのですが
    ノジスミレ、アカネ、タチツボ、マルバスミレ
 まだ花が咲かない株もありました
 ちょっと早かったようです
 案内のkさんのお陰で
14種のスミレを見ることが出来ました
あれから暖かい日が続いたので
違うスミレも咲いていることでしょう
1日お付き合いくださり、
ありがとうございました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香嵐渓に春の花

2024-03-19 14:14:14 | 花とも

今期最初の”花とも”は
スプリング・エフェメラルに会いに
秋の紅葉で名高い香嵐渓
紅葉の時期には渋滞で
とても当地から日帰りでは無理
カタクリは住んでる近辺でも
何か所か有名な場所があるが
多分西の方が早いのではと、
また異なった場所を訪れるのも
一考かと思いました
強風が予想されてまして
高速を走行中横ぶれがあり
運転に神経使われた事でしょう


  岡崎SA 


 11時前に香嵐渓足助に到着
  観光協会に立ち寄り地図を頂き
 カタクリは花時のようだが
 最近さび病が生じ
 土壌改良をしないと
 維持できるかどうかという
 深刻な話
 駐車場から見える
 おにぎりのような形をした
 飯盛山の西の斜面に広がっている
 上り口に近づくと
 中腹にニホンカモシカ
 電気柵がしてあるので
 中には入ってこれないらしいが
 しばし夢中になってカメラを向ける




 ウシ科だそうですが
 天然記念物で保護され
 人里近く下りてきて被害も
 出ているらしい


 斜面に目をやるとカタクリ!かたくり!


まだ時間が早いのか、
半開きの個体が多く
全体に白っぽく見える








  カタクリに混じって
  キツネノカミソリが繁茂している
  開花すればオレンジ色で鮮やかだが
  カタクリが影響を受けていると
  係り員の人が嘆いていた

  飯盛山迄ゆっくり登って行く



 頂上251M 標高差131M
ヒオドシチョウのお出迎え


頂上には大きな岩があり 
神事も行われてたようだ
昔ここにお城があったようで
これから下りるお寺のところに
居宅があったようだ
恐れ多い岩を背に昼食


  前方の真弓山に足助城
  1時間ほどで飯盛山(ハンセイザン)
  香積寺(コウシャクジ)

  580年前に足助重範の孫によって開山
  11世の禅師によって植樹されたモミジが
      名所の香嵐渓となったようだ



   境内にショウジョウバカマ



 手水舎の竹の柄杓



  ヤマネコノメソウ
香嵐渓の川沿い(巴川)を
駐車場まで戻る




   タチツボスミレ


   気温が高くなると開花するらしい











   ヤマルリソウ
ヒトリシズカ、ニリンソウ、
キクザキイチゲ、ヤマエンゴサクと
春の妖精たちに出会えました
その後昼食の時に眺めた
足助城に移動




  



  足助の街並みを見下ろし
  信州から美濃への街道
  岡崎 名古屋方面に向かう街道と
  重要な位置にあったので
       戦国大名の戦いの
       場所となったとの説明
  久しぶりに花仲間との楽しい一時でした
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葦毛湿原(愛知)を代表する植物

2023-10-05 00:34:59 | 花とも

静岡県との県境近く
東三河地方を訪れ
固有な植物をはじめ
葦毛湿原の10年にわたっての
「湿地再生作業」の状況も
見ることが出来ました
まずは新城市にある
比丘尼城址に向かい
蛇紋岩丘陵の植物を観察しました


  東名 清水SAの手前
 新城市の道の駅で先にお買い物
 柿、栗、イチジクと地元で収穫された
 青果がたくさん並んでました





仲間の中で半数の人が
ここを訪れたと話していられました
その時には、崖にびっしりエンシュウハグマが
見られたのに、今回は花が見られたのは数株
蕾や葉は数多く目にしましたが
早かったのかなあ?


  Hさんに画像拝借



エンシュウハグマの株
どうも入る道が違ったようで
戻りました



  「世界の桜の園」という名でデビュー中



 アイナエ(マチン科)
 10センチほどの小さな植物
 良く見つけられました



  クロミノニシゴリ(ハイノキ科)
  別名シロサワフタギ
  初めて聞いたと思いましたら
  2014年4月末岡崎へ方面に
  シデコブシを見に来た時に
  出会ってました
  東海や近畿地方に分布
   同行の方から訂正ありました
 イソノキ クロウメモドキ科



   ヤブマメ
 秋ですね、
 衣類に種がくっつきます


  サクラタデ


   サワヒヨドリ


   ツリガネニンジン




  蛇紋岩の道を上っていきました
 滑りやすいので、下りは一層注意


       ヤナギノギク



      ミカワマツムシソウ
 派手さはないけれど可憐です



 ミシマサイコ
お弁当食べながら
ここでお仲間が出会った
昼には閉じるという植物
なかなか思い出せませんでしたが
戻ってきてから思い出され
教えてくださいました
マツバニンジン (アマ科)
地元の植物を観察していられる人によると
2018年に自生している株が一株
風前の灯火と嘆いていられました
見つけられない理由が分かりました
 ナデシコのようなピンクの花
見たかったです
ミシマサイコも数を減らしているようです



      ネズミサシ

  諦めて戻りました



   ヤマハギ



      オケラ
 ムラサキセンブリの株もありましたが
 早かったようです


  ハイチゴザサ


    シマジタムラソウ?
ここから葦毛湿原へ移動
時間短縮で裏の入り口に駐車
お目当のミミカキグサ4種見つけられるか?



       リンボク  バラ科 
  別名 ヒイラギカシ
  幼木はヒイラギの葉に似ている
  サツマシジミの食草

   ヌマダイコン
 オカダイコンという植物もよく似ているらしい


     シラタマホシクサ
  伊勢湾沿岸の湿地だけに生える
2014年3月終り頃訪ねた時は
もちろん枯れた様子しか見れませんでした
かなり湿地も乾燥していると印象を
持ちましたが、
大規模な植生の回復事業が行われ
2021年には葦毛湿原が
国の天然記念物に指定された






   ミミカキグサ タヌキモ科
  食虫植物
  茶色いのは果実で
  これが耳かきの形に似ているので
  名前が付けられたようだ
  地面の中に捕虫嚢があって
  微生物を水と一緒に吸い込むようだ


     Wさん画像


  ホザキノミミカキグサ
 Wさん画像





    Nさん画像
ムラサキミミカキグサとヒメミミカキグサは
残念ながら見つけることが出来ませんでした


  サワシロギク
 白からピンクへ変化

    イワショウブ



   サワギキョウ



    ムカゴニンジン?

ノダケ
私は初めてシラタマホシクサの
花の咲いているところを見ましたが
前に見てらっしゃる方がおっしゃるには
今までになく素晴らしいと。
湿原は手立てをしないと
とりわけ環境の変化に弱いのだという事
実感いたしました


 ” 花とも”も花じまいとなりました
 来年も元気で参加できますように・・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする