秦野は日本名水百選で有名な湧水群がある
丹沢の山間に点在し秦野の水道水の7割が地下水を水源としている
自然環境の保全は大きな使命となっている
里山に手を入れることによって豊かな自然が保たれる
花の多い林道を2か所訪ねることとなった
今年は全国的に春の訪れが遅かったのが幸いして
いつもならとっくに終わっている植物にも会えました
トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)
1センチにも満たない小さな花 果実の形が鯖の尾っぽに似ているところから
ニリンソウ
山菜摘みでよく間違えられて事故になるトリカブト
ミヤマハコベ
セントウソウ(春1番に咲くからと?命名された)
ヒトリシズカ ヒトリシズカとナガバノスミレサイシン
雑木林の中に可憐に咲く花々
この自然を残して欲しいと思うのに貴重な木を切りヒガンバナやスイセン
ミツマタやモミジをボランティアで植栽していると胸を張る人に出く合わす
ナガバノスミレサイシン
アカフタチツボスミレ
エイザンスミレ
アオイスミレ(早咲きなので終わってました)
1時間半ほどしてもう一つの林道へ移動する。
途中珍しいカテンソウ(わが町では見られない緑色)
我々が目にするカテンソウ 混在してました
アマナ 種が出来ているのもありました
ジロボウエンゴサク(ケシ科)
ヤマネコノメソウ(種が出来てました)
同行した方がおっしゃるには5日前に訪ねた時はスミレを何も見なかったようです
暖かくなると一斉に花が開きます
コスミレ
早咲きですが嬉しいことにあちこちで見ることが出来ました
コスミレといっても決して小さくはなく存在感があり 上弁がウサギの耳のようです
コスミレ
オカスミレ(アカネスミレの毛がない品種) アカネスミレ
マルバスミレ(花弁が丸みを帯びている) アップで~す
ニョイスミレ (別名ツボスミレ) ツボとは古語で庭のことだそうです
タチツボスミレの集団
これからもこの地では次から次へと異なるスミレが見られるそうです
ヤマルリソウ
ウグイスカグラ
ユリワサビ
フデリンドウ
テンナンショウ ナツノハナワラビ
マルバコンロンソウ ウラシマソウ
雑木林が多いのでミヤマセセリを何十頭と見ましたが飛ぶのが速くなかなかおさめられませんでした
最後のご褒美頂きました
ミヤマセセリ
成虫は年1回早春に出現 幼虫はブナ科のコナラ属の葉を食べる
わが町では見ることが出来ない
テングチョウ
自然に詳しい人と同行したので今回観察したスミレがわかったような気がしたけれど
戻って画像を整理する場面になると考えこむばかり
来年お目におかかるころにはまたまた聞いた名前ぐらいしか残っていないかもしれません