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気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

秋田縦貫鉄道とマタギ文化

2024-02-24 23:22:33 | 観光旅行

このところ5月のような
気温の高い日もあり
横手の”かまくらまつり”も
雪不足で冬の観光としては
落胆させられる状況でした
当地も前日の天気とは違って
真冬に戻り、
いつもなら暖かい冬は大歓迎だが
身勝手ですが
冬の雪景色を
味わうために予約したので
寒波は大歓迎
何年も前に朝日新聞にシリーズで
紹介されていた秋田の真ん中を
南北に走る秋田縦貫鉄道に乗りたいと
思い続けていたのが実現
連れと一緒に参加予定だったのが
このコースの1回目(16~17日)
連れの足の具合が悪く
誰も一緒に行きそうもないので
一週遅れの22~23日に変更し
一人参加となりました
東京駅の集合が早く
駅までタクシーを予約
予約と送迎料金が
乗車料金より高いのでびっくり
今まで連れ合いが送ってくれたのに感謝
福島を過ぎたころから
白いものが目立ち
今回ばかりは悪天候大歓迎




 雫石あたりか?岩手山
 雪景色は素人が写真をとっても
 映えない、静かな水墨画のよう?


ここで秋田縦貫鉄道の乗り換えるが
1時間ちょっと時間があり
添乗員には駅周辺で時間を
つぶすように言われたが、
思い切って行けるところまでと
武家屋敷を目指す
途中荷物を預けてくれば、
もっとたやすく行動できたのにと悔やむ








 不安なのでここで我慢して
引き返す
でもまだ20分ぐらい余裕があったが
ひと汗かいたようだ




角館から阿仁合駅まで
イベント列車に乗車



車内の天井には周辺で見れる
植物や動物の絵



 秋田犬をモチーフにしたシートの背もたれ
「ごっつお玉手箱列車」で
農家のお母さんたちが農閑期に
第三セクターの鉄道会社に協力


  沿線の駅に近いお母さんたちが
お弁当の中身を次々届けてくれる


   手塩にかけたお漬物
 お酒のあてにするようだ



   梅肉の入った寒天

   栗ご飯をとどけてくださり
 おかずは地元の山菜等の天ぷらや煮物


  西明寺駅のそばに住む人は焼き栗
 移住してきた若者は焼き芋



 自宅に戻ってきてから
 食べましたが、ねっとり美味しかった



 なんてことない自然が美しい
 昨日までは田んぼの土が見えていた
 というので、ラッキーです




  ここはマタギの集落






  絶景ポイントだとアナウンス
全長94.2キロの鉄道には322の橋と
20のトンネルがあるようです
長い十二段トンネルの中に仙北市と
北秋田市の境があると言ってました





降車駅の阿仁合到着





  駅舎が4の数字の形をしているのは
北緯40度に位置しているからだそうです
ここでバスに乗り換え秘境の宿
打当(ウットウ)温泉へ



  下は内陸鉄道の線路
  宿に着いてくまくま園へ




 冬眠中のくまを見せてくれました
 赤ちゃんの抱きかかえたり
 どちらが頭かお尻だかわかりません
 このくまの見学と
 旅館の別館でのどぶろく見学
 設備の見学と説明だけで
 (毎日醸造しているのではないので)
 企画としてはただの時間つぶし
   マタギ資料館を見学して
 現役のマタギの人から話を聞く
 9代続いたが息子は外へ出て
 狩猟免許も持っていないので
 外から入ってくる人に
 期待せざる負えないとのことです





  熊のたんのう



    山の幸
 ここでしか味わえないというどぶろく


部屋の窓から翌日も雪





 このコースを選んだもう一つは
森吉山の樹氷見学
森吉山は花の百名山で憧れの山
もう頂上には登ることが出来ないと
諦めているので、
雨具を着込んで、ゴンドラに乗って
出来れば一めぐりしてきたい









 下が凍っていて、
上に新雪が積もったので
ズルズル滑って上りにくく
ちょっと横にそれると
20センチほどずぼっと入り込む
風も強く手袋をしている
手が凍傷になるのではと心配する







   ほとんど人がいないので不安
 モンスターのようにはなっていないが
 恐々だけど頑張りました




チケット売り場のコーナーで
気持ちよさそう



 秋田内陸縦貫鉄道を半額で
 貸し切れるようです
   最後の訪問地
 田沢湖へ
 日本で一番深く凍らない湖


     たつ子像は反対側にあるようです


   地元の食材のランチ




 田沢湖駅前から昨年夏に訪れた秋田駒、
乳頭山を望む



  雪国での生活は大変でしょうが
  観光客にとっては
  雪のない冬景色は殺風景なだけ
  四季を感じられるのは幸せ

 

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再訪問 江の浦測候所

2023-11-19 10:35:27 | 観光旅行

2か月ほど前に妹たちと会った時
姪が江の浦測候所へ行った話を聞いて
行ってみたいと言われたのがきっかけでした
友人も誘って4人で出かけてきました
私は2021年10月7日に訪れていました
他県からくるので小田原で途中下車して
大急ぎでランチ
その前に私が下見して
時間がないので手近で食事

  
      小田原駅より城を望む



    根府川駅下車
 乗降客が1日600人程度という現状で
 無人駅ですが、スイカでタッチできます
 箱根ジオパークに含まれていて
 関東大震災で大きな被害を被った駅
  江戸城の築城の石垣用の石を切り出した地
 初日の出の時にホームが大変賑あうようだ
 送迎バスで到着
 外国人の訪問者も多い

  明月門
  詳しくは前回紹介のブログを参考に。







 昨日の台風並みの風雨が収まったかと思ったが
   強い風だけが置き去りにされたようだ
 今朝のラジオで、風が吹き下ろされる漢字が
 話題にのっていたので、聞きかじりですが
 ”おろし”はと書き、
 ついでにつむじ風はだそうです





 円形石舞台
 周囲に京都市電の敷石を放射線状に
 配置し、周りに江戸城の石垣の為に
 切り出した巨石を並べてあった
 
   
    雨聴庵
  千利休作とされる「待庵」の本歌取り
  前回とは掛け軸が違いました


 竹林とみかん畑の道、榊の森と続いてます








     柑橘山 春日社
  奈良 円成寺の春日堂を模した



  数理模型0010
 数学上の双曲線関数を
 目に見えるように模型化したと
 紹介されているが、
 私にとっては1番苦手な分野である
 2時間の入れ替え制でなければ
 ピクニック気分でゆっくり話し込んでみたい
 それにしても由緒ある古の物を
 コレクションしていて
 公開して我々に見る機会を
 与えてくれる貴重な場である



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秋の奥会津~只見線に沿って(2)

2023-11-02 22:14:09 | 観光旅行

朝散歩の前に日の出を見ようと
6時前に外に出ました
気温6度となってましたが
さほど寒くはありませんでした







 明るんではいましたが、太陽の姿は
 山陰で見えませんでした


  一回りして引き上げました
 インストラクターと1時間の朝散歩
周りのカラマツの色づきはあと少しですが
クロモジ、ホウノキ、ノリウツギ
ハウチワカエデ、ウワミズザクラ
カバノキはほとんど落葉してました


 ブナノキの立派な林がありました
ここでクマの話
昨年はドングリが豊作だったので
クマの出産が盛んで
今年は大不作
何処でも熊注意の警告


  ハウチワカエデ
この周辺で、100名山に上がっている
山が三山見れるとの説明


    磐梯山
 後は西吾妻山と安達太良山





 朝食後、
 グランデコリゾートのロープエーに乗り
 空中からの紅葉



   400m上ると、下では色づいていなかった
 カラマツが黄色に変化してました


  展望台から見た磐梯山
次の紅葉スポット
中津川渓谷へ
15分ほど下りると渓谷到着


      秋元湖へ注ぎます
 上から覗いたほうが渓谷らしくって良い







  1時間20分(67キロ)走り尾瀬街道みしま宿到着

 
只見線のビューポイントとして知られる
只見線は2011年に豪雪水害で
5.6.7の鉄橋が流出して
復活は絶望視されていたが
地元の強い要望と
豪雪地帯の足の確保から
2022年に奇跡的に再開
大自然や渓谷の中を走るローカル線
昨今観光資源としても大人気
私も乗ってみたい、
見てみたいと思って期待してました


 この上に第一只見川橋梁があります

 この橋梁のある三島町の木(桐)の花色に
 合わせて藤色になっているようです
 橋梁を只見線の電車が通る姿を
 カメラに収めるに40分ほど待たねばならず
 ここが最終なら粘るのですが、
    諦めて、看板の写真を拝借
 





  アーチ3兄弟
真ん中が長男の只見線の橋梁 昭和16年供用開始
上がバイパスにかかる三男 平成元年供用開始
下が県道にかかる次男  昭和32年供用開始
現存するコンクリートの橋として
JRで2番目に古い橋梁だそうです
川霧が出ると幻想的な風景の場所に








霧幻峡の渡し
300年前から続く対岸に渡る
交通手段だったようだが
対岸の部落が消滅してからは
観光資源となっているようだ
ちなみに周遊プランで
45分で2名で6000円だそうです





隣町の弱炭酸水の汲める場所へも立ち寄り
最後の紅葉スポット
只見と魚沼を結ぶ60里越峠









  場所によって、高低差もあり、
  最盛期の紅葉も見れたし
  ちょっと早いかなあと思われる場所もあり
  変化に富んだ盛りだくさんの旅でした
  只見線の会津川口駅に観光バスが
  2台止まっていたのが気になりました
  只見線への乗車とバスを組み合わせたツアーも
  あるようなので、
  是非次回は車窓からも見てみたい


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秋の奥会津~只見線に沿って(1)

2023-11-01 22:55:52 | 観光旅行

お仲間と恒例の紅葉狩りに
10月30~31日に出かけました
お天気にも恵まれ
日中は20度越えと
快適な体力負担の少ない旅でした





 道の駅猪苗代



  新そば頂きました


  目の前に磐梯山
とりあえず裏磐梯の五色沼へ

 
 さすが紅葉のスポット
多くの観光客で賑わってました
案内の看板によると
五色沼は1888年(150年ほど前)の
磐梯山の水蒸気爆発で
山体崩壊が発生し
土砂が川をせき止めたのが
誕生のようで、
周辺には30余りの湖沼ができたと
水源が磐梯山の火口付近から
硫化水素を含んだ地下水が
沼ごとに異なる水質とまじりあって
色合いが異なるようだ
エメラルドブルー
コバルトブルー
ターコイズブルー
パステルブルー等々
酸性度の強い水とカルシュームや
硫酸イオンや鉄分が反応して
水の色が異なるようだ

  毘沙門沼





   特徴的な色合いのコシアブラ


  オオカメノキ


  カツラ ホウノキ シラカバ
  シラカバの白い木肌の樹木が
  見当たらなかったのですが
  カーペットを敷き詰めたようです



 赤沼
   名前のように赤くはないのですが
 沈殿している泥が赤いようです


 みどろ沼





   るり沼

   るり沼
 自然探勝路をゆっくり
2時間強歩いて、最後の柳沼へ



 



    水かがみのようです





 ノコンギク
宿泊先 グランデコへ行く途中
檜原湖に陽が沈むのを見て
感動しました







ホテルへ到着






  明朝の朝散歩で
  ホテル周辺を案内してもらうのが楽しみ








 

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五島列島へ世界遺産を訪ねて(2)

2023-05-30 22:29:29 | 観光旅行

最終日(5月27日)は下五島の
福江島を観光します
土曜日だったので
観光客を乗せたバスが
五島のバス会社では間に合わないらしく
佐世保の会社のバスも運行




 お世話になったバスのシートカバー
 市の花木がヤブツバキ
 ちなみに木はアコウ
 市の花はハマユウ
 人口は32000人余り
 五島列島の五島市以外は
 新上五島町で人口は2万人弱
 どこも高齢化率が50%近い
 教会も昨年は1か所
 閉鎖されたのがあったようで
 人口減少と高齢化は
 避けられないようです
   

    堂崎教会
  キリスト教禁教令廃止以降
  最初に建てられた聖堂
  長崎県有形指定文化財
  資料館として活用されている
  
 

 
  天主堂と教会の違い 
 天主堂は建物のことを意味して
 カトリックだけの古い呼び方ではないかと?  
 魚津ケ崎(ギョウガサキ)公園に移動
昨年のNHK連ドラ〝舞いあがれ”ロケ地
遣唐使船の寄泊地としての記録がある




ヒナキキョウソウ

  ミヤコグサ

 ノイバラ
 

  対岸に見える水ノ浦教会




   ロマネスク ゴシック 和風建築が
 混合した建物
 江戸末期に大村藩から移住した潜伏キリシタンが
 仏教徒を装いながらひそかにキリスト教を信仰し
 明治政府に見つかり弾圧を受け
 禁教が説かれてから小高い丘に
 最初の教会を建て、老朽化したので
 昭和13年に現教会に建て替えられた
 裏山にキリストが十字架を背負って
 処刑されるまでが再現されている






  島にある唯一の道の駅
 ”遣唐使ふるさと館”で昼食


 高浜海岸


 ここから軍艦島が見えることもあるらしい



  アブラギリ
 海岸線を南下して玉之浦地区へ


 井持浦教会




 フランスのルルドを模した洞窟
 五島の各地からの岩石で築いた
 聖母像もフランスから持ち込む
 台風の被害で1988年に
 現在の教会が建立された


福江島の景勝地
大瀬崎灯台の展望所へ
この辺りにハチクマが
越冬のために大陸へ渡る
最終中継ポイントとして知られる
広島のご夫婦が20何年も通われたとか

 ボランティアガイドさんが
 大瀬崎は世界で3か所だけの
 シマシャジンの生息地と
 話されていたので
 花時期ではないが確認できるのかと
 聞いてみると、
 あの灯台の遊歩道のようで





時間があるというので
空港へ行く前に
五島家代々の祈願寺〝明星院”
日本遺産 五島最古の木造建築

  五島の真言宗の本山
  遣唐使として渡った弘法大使が
  帰国時に立ち寄ったと言われている
  本堂の格天井に極彩色の花鳥の絵

  境内の菩提樹

画像 ネットより
ボランティアの地元の人が
タマノウラツバキの話を
されてました
五島の誇る名花
ヤブツバキの突然変異種
福江島の玉之浦町の"父が丘"に
自生していて
昭和22年偶然発見された
原木は枯れてしまったが
子孫が世界中に広まったようだ
簡単に手に入るのかなあ?
話を聞きながら
福江空港(五島つばき空港)到着
福岡空港で乗り継ぎ
日付の変わる10分ほど前に帰宅

ツアーの良さはあるが
久賀島にある、
最も悲惨な事件の舞台になった
牢屋の窄殉教記念教会へ
行けなかったことと
東シナ海に沈む夕日を見れなかった
〝信徒発見”〝五島崩れ”
このフレーズを理解したい

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五島列島へ世界遺産を訪ねて(1)

2023-05-29 15:17:51 | 観光旅行

昨年の壱岐対馬に続いて
離島で関心ある
長崎県西部に位置する
五島列島に5月25日から
2泊で出かけました
行く前は福江島が
ここに含まれるのも知らず
五島列島の五島市に福江島があり
他に140(?)あまりの島の中で
有人の島が18島
1番大きいのが福江島
久賀島 奈留島 若松島 中通島
これらで五島列島の面積の9割強
いかに小さな島が多いかがわかる
有人の島でも1ファミリーだけと
いうのもあるらしい
地形も複雑で、ジオでも興味深い
潜伏キリシタンの意味も
よくわかりませんでした
450年も地域の人々と共生しながら
信仰心を持ち続けた
強さを実感いたしました
第1日目は上五島と言われる島を
訪れます
長崎空港は埋め立てた場所にあるので、
長崎港まで橋を渡って
向かいます




 ジェットフォイルで福江港経由







  奈良尾港
 ここから島内はバスで観光


    奈良尾神社
樹齢670年と言われるアコウ樹
国の天然記念物
ここをくぐると長生きできるらしい

  幹回りが最も大きく
  常緑だが、一斉に落葉するが
  すぐ1週間ほどで新葉が展開

  オオタニワタリ?
 境内で地元のご婦人たちが作った
 小豆のようかんとお茶の接待
車窓から教会




 中ノ浦教会
 湖面が静かなので映り込む


   夕食はフルコース
 夜屋上に上がって星を眺める
 2日目朝食は鯛茶漬け


 ネパール人が接待
 あるけっ茶のサービス
 これは五島列島のお茶ではなく
 静岡の発酵茶でした
 出発まで時間があったので
 食後のお散歩




車窓から気になった白い花をつけた樹木
なかなか撮れませんでしたが


  オオカメノキかと思いましたら
  翌日はっきり撮ることできました


  アブラギリ (トウダイグサ科)



  頭ケ島天主堂


老朽化によって近くの石を切り出して
珍しい石造り1919年に完成
国の重要文化財
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」








      墓地











  砂岩質の五島石
  幕末から近代にかけて
  石材製品の原料として利用された
教会内は祈りの場であるので
事前予約し、脱帽し、撮影禁止
教会の窓にお花の模様
多分ノイバラ 




祈りの竜馬像
竜馬が組織した貿易船が
遭難して乗っていた若者が
犠牲になったので冥福を祈っている
昼食会場そばの海童神社



   クジラの牙


  アコウジュ


   有川港

 名物の五島地獄だきうどん
 海鮮丼も付いてます


 青砂ケ浦天主堂
 教会設計の第1人者 鉄川與助氏の設計
 2010年に献堂100周年を迎えた
 塩釜の見学




  塩づくり工場前の海
  この塩水を漉して2週間かけて製造
  夕日のスポットが近くの公園にある
  郷ノ首港からクルーズ船で福江港へ
  移動する途中に教会に立ち寄る




  キリシタン洞窟
 明治初期にキリシタン弾圧が始まり
 迫害を逃るため4家族の8名が
 船でしか行かれないこの洞窟に
 身を隠したが、焚火で漁師に見つかり
 拷問を受けた
 今でも潜伏していた人を称える
 ミサが開かれている





  潮の流れと風によって揺れる


    江上港





1918年に完成 鉄川與助氏の作品
2008年に国の重要文化財に指定
以前の教会は1881年に潜伏キリシタンの
4家族が洗礼を受けたのが始まりで
簡素な教会を建てた
その後、信者が周りのタブノキを
切りはらって整地して
資金をきびなご漁の
収入で調達して完成させた
船に戻り久賀島の旧五輪教会堂

 老朽化のためそばに新しい教会を
 建てたので寄贈され、五島市の管理となり
 一般公開されている







   五輪教会 1985年建築
   この地区は車が入れないので
  山道を歩くか、海上タクシーを利用




   宿泊ホテルのある
 コンカナ王国の教会
 夕食後鬼岳の展望台へ移動
 曇り空だったが、月とうっすら星が
 帰りの土手で発光
 姫蛍のようでした
 五島滞在もあと一日

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しだれ桜の名園と摘み草料理(2-2)

2023-04-06 20:16:49 | 観光旅行

市内から高雄神護寺や
高山寺を通り過ぎ
道の駅ウッディ京北で
小休止して、
桂川沿いの狭い曲がりくねった道を
上っていきます
行程表では、
大悲山口で小型のバスに
乗り換えと聞いていたのですが
ドライバーさんお上手ですね
特に橋の際をすれすれに
目的地の美山荘まで、
直行でした


     車中から見た 高雄の山の斜面

  ウッディー京北道の駅


 

桂川の上流




 美山荘の始まりは
 1895年に大悲山峰定寺(ブジョウジ)の
 宿坊でしたが、3代目店主から
 摘み草(野草)料理旅館として
 営業を始められたようです
 周辺の野草や猪、近くの川の鮎や
 キノコ類と食材には事欠かないようです



女将のご挨拶



アケビのお茶に始まり
3時間近くを費やして
頂きます




  フキノトウの白和え 猪肉の燻製 蕨の海苔巻き
 川海老 こごみのクルミたれ
 独活うるい  山蕗煮凍 桜もちこんにゃく


    鯉の造り 蓬麩の白みそ仕立て



 こごみと小エビのかき揚げ タラの芽 コシアブラ
 行者ニンニク ノビル玉 スイバ
 てんぷらをこの土地の土を混ぜたお塩で食します
 土を殺菌して、細かく擦って、塩と混ぜるようです
 これが大そう手間がかかるようです


  蒸し寿司の中に氷魚(鮎の稚魚)が
  忍び込ませてありますので
  上にのせて写真を撮りました


 ぐじ鯛の葛蒸し ゴマ豆腐 翡翠仕立て(エンドウ豆)


  焼き物 猪肉の蕗の薹の焦がし醤油焼き
  猪肉も狩猟期は終わっているのでしょうか?
  最後の肉と言ってられました
  とろけるように柔らかく、上質の油です
   キャベツで包んであります


 炊き合わせ タケノコ 餅巾着 かぶら庵

 
   芹と鴨の御飯
 



   ショウジョウバカマが咲いてました


  酒粕アイス イチゴシロップ
  この匂いに弱いが、我慢していただきました


 お薄と共に焼き蓬餅
    もよぎの香りが濃厚でした



 お土産に購入した花山椒ちりめん

女将に峰定寺のことをお聞きしましたが
宿泊でもして時間があれば
修験僧のお寺
400何段かの石段を上がり
清水寺の手本になったという
懸け造りの本堂と
日本一高い樹高(62.3m)
樹齢1000~1200年という
三本杉を見てみたい


口は無論のこと、目、鼻と
この山里の良さを十分に味わう
貴重な体験をすることが出来ました
桜となかなか個人ではいけない
ツアーに参加することが出来
心豊かな京都の旅でした



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しだれ桜の名園と摘み草料理(2ー1)

2023-04-05 14:25:08 | 観光旅行

2日目は公立最初の植物園
120年の歴史がある府立植物園と
京都市にありながら
鞍馬の奥、滋賀県に近い花脊での
摘み草料理

ホテルの朝食会場
外国の方も多くかなり混んでました


 省力化でチェックアウトも
画面をタッチで完了

賀茂川の桜堤
開園と共に入園し
ボランティアガイドさんの案内で
駆け足の1時間ほどのツアーです
時期的なこともあり
サクラを中心にした観察です





     比叡山が借景になってます


銀杏の芽吹きと雄花を見ました

   ソメイヨシノ
 まだ十分楽しめます


   オオシマザクラ


    ?


  シダレハナモモ

  カンヒザクラ
 早咲きの親になり、
 サトザクラを作ってます


  イズザクラ
  名前にひかれました


 ウワミズザクラ
 ガイドさんが紹介したかった
 サクラ属の1種


  ミドリザクラ
 マメザクラ系で御殿場で発見
 ガクが緑色しているだけが
 マメザクラと異なる



    ザイフリボク(別名シデザクラ)


 開園当時からある池


   シダレザクラ

  サクラとは違うがコミネカエデ

   ウンナンマツ
  
    バクチノキ
 別名ビランジュ
 先日の勝山先生のお話では
 サクラ属の一つ
 小田原の早川に国の天然記念物に
 指定されている銘木があるが
 秋に花を見に行きたい
 植物生態園に入る
 日本に自生する、古来より
 栽培されていた植物が
 1000種ほど展示されている
 ミズトラノオ、ミツデカシワ
 ミズバショウ




  ヒカゲツツジ


  シャクナゲ


   イチリンソウ


   イカリソウ
 時間をかけてゆっくり見たかった

  ヌマスギの呼吸根
  北米の湿地帯に生育する


  ウグイスカグラ


  入口近くに展示
  エキウム シンプレックス
  桜は園内には500本、
  品種が180種と
  3月初めから4月下旬まで楽しめるという
  同行の人が、サクラは
  殆どがソメイヨシノだと思ったので、
  勉強になったと言ってました
  お名残り惜しかったのですが
  次の予定があり後にする
  

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しだれ桜の名園と摘み草料理(1)

2023-04-04 22:40:46 | 観光旅行

ネット上でツアーの案内
どのくらい前になるか
銀閣寺近くの"竈で炊く御飯”が
美味しいと雑誌に掲載されていて
やっと予約を取って出かけたのを
思い出し、
それからいつか花脊にある
”美山荘”へ泊ってみたいと
妹と話題にしていた
予約も中々取れないらしいし
お値段もかなり高いらしいと
ところがここが最近ツアーのランチを
受けているようで、
早速妹に声をかけてみた
3月、4月で月に4,5回
最初は3月のコースしかなく
予約を取ったが、
暫くして4月のコースが設定され
春の花の時期と
紅葉の時に一般公開されている
原谷苑とのセットのコースに
変更した
早くの予約だったので
年々早まる桜の開花状況が
一番気がかりでした
結果的には
天気にも恵まれ
時期も最高でした
京都市内は観光バスで移動
参加者19名、
1人で2座席を使用
かなり人が出ていて
あちこちで交通渋滞
とりあえず昼食


   湯葉豆乳雑炊ランチ
 御室の仁和寺に移動
 

   御室有明桜
 樹高が低く、一重とか八重が混在している
 プーンと桜餅の香りがします
 オオシマザクラとヤマザクラ系統の里桜













 シダレザクラ





  ミツバツツジとシャクナゲ


 その後平野神社に移動
 
  平安時代の創建
400本の桜の名所
無粋ですね?
紅白の幕で仕切って
サクラの期間中は入園料を徴収




早咲きの魁(さきがけ)桜で有名らしい
もちろん終わってましたので
確認せず通り過ぎたようです
この神社の紋は赤い桜です


  園内のソメイヨシノは風が吹くと
 花吹雪になり風情がある



  大内山というネームプレート




 舞台でハーブとフルートの演奏


  白雲桜

  咲き始めはピンクのようです




バスで移動して乗換、
3か所目の桜見物
大型バスが入らず
乗用車の駐車場も制限がある関係で
3人ずつタクシーに分乗
個人所有で4000坪の敷地
原谷苑です
春と紅葉の時期に一般公開
しだれ桜が主だが
レンギョウ、雪柳、ハナモモも盛り



  訪れたのが16時ごろだったので
  かなり人もすいていたようだ




  こんなに密度が濃く植えてあるので
  どこを見ても桜 桜 桜


  リキュウバイ














  夕食前にお腹1杯です
タクシーに乗り換えた場所で夕食
ところが、今回のマイナスは
この夕食でした

ホテルへ戻る車窓から
二条城あたり、明日も天気間違いなし





 

 

 

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北陸グルメ&五箇山ライトアップ(3)

2023-02-21 20:12:55 | 観光旅行

最終日(2月18日)土曜日
砺波のホテルから立山連峰が
朝日でピンク色に染まってます





高山へ立ち寄り、最後は五箇山の
菅沼合掌造り集落の観光です




 高山まで2時間ほどかかるので
 飛騨白川PAで休憩

   かなりの積雪
   高山では2時間ほどの自由行動


  土曜日とあってかなりの観光客

      まずはゲットしようと思ったわらび餅
  11時過ぎというのに、がっかり
  高山で宿泊しないと買えないようです
  朝市を覗いて、昼食は飛騨牛と決めてました


 恵那市の栗のお菓子を買ったり
 富山の八尾の風の盆を
 見に行ったとき買った玉天も見つけました






  友人が秋にお祭りを見に来た時に
  美味しいコーヒーを見つけてました
  クッキーのようなお菓子のカップに
  入れてくれます


外国の旅行者と店主が
楽しく会話をしてました
ランチのお店を紹介してもらいました

 行列ができてるのは
 ラーメン屋さんと、
 飛騨牛のテイクアウトの
 お寿司屋さん


  牛肉をのせた棒葉焼


 多くの外国の人もお代わりしてました
 お店のお兄さんが、
 サービス精神旺盛でしたが
 飛騨牛のおいしさを味あうには
 ちょっと物足りない感がしました


  駐車場からかなりの距離まで
来てしまいましたので
速足で戻りました


    もう少し時間が欲しかった


 早蕨のわらび餅買えずに
 帰りに恨めしくお店の写真を
 
 インターが近くにあるので時間短縮



  積雪が少ないのか
     屋根の雪がだいぶ融けてます


 
 シャッタを押してもらったら見事に?
 消そうと思いましたが
 様子がよくわかるので上げました












 観光客は、しんしんと雪の降る
 情景を望むが、
 生活している人にとっては
 雪に閉ざされる冬は、
 早く過ぎ去って欲しいという気持ちだろうか?
 でも冬の観光に雪は欠かせないでしょう
 今回寒さ対策と滑らない靴の準備をしたりで
 荷物が多くなってしまいましたが
 少し動くとコートを手に持ったり
 汗をかいたりと
    厳冬の北陸の旅とは思えない
 3日間好天に恵まれました
 
 
 

  

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