ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

畑のコウボパン タロー屋

2010年11月18日 16時20分36秒 | 日々
小雨の降る中、アルピーノのマダムと共に パンを買いにいきました。
Photo
 
 
浦和区にある「タロー屋」さんです。
 
タロー屋さんは月に4~5日しか店頭販売がありません。しかも平日販売は、月に1日だけ。
しかし、1度食べると こだわりの おいしさにハマります。
 
天然酵母を看板にしているパン屋さんはいっぱいありますが、自家菜園や庭の木々、季節の果物などから ご自身で 酵母を起こしている、本当に 手作りの天然酵母。
 
↓タロー屋さんのHPより
「主に自家菜園の季節の素材から起こす酵母の旨味を活かしたパンを作ります。
季節の流れにまかせたパン作りはメニューも固定しません。
原材料は国産小麦と季節の酵母、塩と水。
シンプルな配合で捏ね上げた生地をじっくりと時間をかけて発酵させます。
酵母のペースに合わせて、約半日がかりで焼き上げるカンパーニュは格別の旨味があります。」
 
 
実際に店頭にて、瓶の中で 酵母を育てている途中の「キンモクセイ」と「レモン」の香を 楽しませてくれました。 
Photo_2
 
 
瓶の蓋を開けると「シュワ シュワッ」っと、細やかな泡が起ちます。
 
キンモクセイの酵母は、花の香りは しっかりしているのですが、実際の花よりも やさしくて とても魅力的な香りに、寒い雨が降っていることも忘れてしまうくらいでした。
 
レモンの酵母は、レモンの持つ強さが うまく抜けて、爽やかな香りに包まれていました。
 
 
晩には、我家ではめずらしく フランスワイン(普段はイタリアワインが多い)で楽しみました。子供たち用にハムやチーズも用意しましたが、な~んにも付けず、パン そのものが1番旨い。
 
ハーフのスパークリングは、「りんご酵母と畑のルッコラ、白ゴマのブール」で。
赤ワインは、りんご酵母のノア・レザン(有機レーズンと有機クルミ入り入りカンパーニュ)と、いちじく酵母のフィグ・ノア(有機いちじくと有機カシューナッツ入りカンパーニュ)
 
外はバリッと香ばしく、中はシットリとしていて それぞれの酵母の香りと、ナッツ類歯応え、時折現れるセミドライのいちじくに 一喜一憂。
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あっという間に ワインが足りなくなってしまい、バーボンにまで手が出てしまいました。
田原良作さんのカッティングボードと、大庭さんのうつわ、そして荒川尚也さんのワイングラスが、趣を引き立ててくれました。
 
 
しあわせな時間を過ごしました。
次は いつ買いに行けるかな!それも楽しみの1つです。
 
 
フランスワインといえば、本日よりボージョレ ヌーボーが解禁です。
フランス料理アルピーノでは、6000mlのマチュザレムボトルを用意しています。
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今年のヌーボーは おいしいかな?みなさんも お試しください。
 
 
おまけ!
ぼくとタロー屋さんは 先日の大森洋子さんの展覧会で出会ったのですが、本当の出会いは、今から30年位前。当時から釣り少年(今でも少年のつもり)だった自分は、学校が終わると 毎日の様に近所の川へ。その時に出会いがあったのでした。ぼくは 覚えていなかったのですが、タロー屋さんは 当時 一緒に釣りをしたり、ぼくが飼っていた魚を見たりした事を よく覚えているそうです。
 
ありがとう。また一緒に釣りに行きましょう。
携帯写真でごめんなさい。
 
 
 





コメント
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