愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

日本が侵略戦争で行ったことに関して

2008年08月21日 02時07分11秒 | 戦争のない世界をめざす

 そもそも、一体かつて日本軍がアジア諸国への侵略戦争の際になにをしていったのか…この蛮行に関して当事者の告白を積み上げることにより、本質に迫っていこうという目的があった。もちろん、事実を風化させないために記録として残しておきたかった。新聞では紙がすぐに痛んでしまうということもある。そのために、ブログ管理人である私自身の論評などを一切加えないで取材記事をそのままブログに書き写すという作業を、私はしてきた。見る人にとってはもしかしたら退屈だったかもしれない。ただし、趣旨に関してはご理解願いたい。

 大本のしんぶん赤旗では、取材を受けた方の写真が載っている。信じがたいまでの蛮行を繰り返した当時の日本軍ではあったが、一人一人の兵士が極悪人であったか、狂人であったかというとそうではない、一人一人は普通の人であった。取材に応じてくださった方は、おそらく戦争が終わって日本に帰国して所帯を持ったあとは普通の家庭の夫であり父親であった。また、普通のおじいちゃんであった。誰がどう見ても普通の人としか思えない、実際に普通の人であったが、そういう人がしんぶん赤旗の取材で語ったようなことをした。これが侵略軍の本質というものであった。

 侵略戦争を引き起こす政府の本質とその軍隊というものがどのような本質を持っていたかということを私たちは正面から受け止めなければいけない。私たちは、戦争の当事者の証言を聞くことのできる最後の世代である。


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