キャリコンまっちゃんのホッとひと息

キャリアコンサルティングの合間にホッとひと息。
その日に感じたことや起きた出来事などを
日記形式でつぶやきます。

学生就職事情について

2006年01月24日 | 就職活動サポート情報
みなさん、こんばんは。
まだまだ寒い日が続きますね。

昨日、私は名古屋市内で開催されました企業ガイダンスに
カウンセラーとして出張してきました。
朝は、雪のために駅まで行く道路がすごい渋滞で、時間までに
間に合うかハラハラしましたが、電車に乗ってからはダイヤの乱れも
限定的だったため、遅れることもなく会場入りすることができました。


昨日の学生の入りはとても多くて、どこの企業ブースも常に満員といった
印象を受けましたし、私どもカウンセリングブースも時折長蛇の列が出来る
など大変な混雑振りでした。

CDAのカウンセラーは全員で8人いたのですが、おそらく一人平均20名を
カウンセリングしたのではないでしょうか。
ちなみに、私は19人だったと思います。

9:30~17:30までの8時間の間に休憩も含めて20人というのは
ハイペースですので、私もお昼ご飯をいただけたのは16時を過ぎた頃と
もはやお昼ご飯とは呼べない時間でした。

お昼もそうなのですが、トイレにたつことも出来ないくらい、学生の方が
目の前で待機しているため、一人の学生のカウンセリングが終わるや否や
次の学生がブースにサッと入ってくるという、もうなんともならない
状況でした。

さすがに、1回のトイレ休憩&昼食は取らせていただいたのですが、
その際も学生の白い視線を背中に感じつつ、「5~10分で戻りますから
もうしばらくお待ちくださいね」という言葉を残し、小走りで会場を後に
するという本当にあわただしい1日でした。


会場の雰囲気は、本格的な就職活動がスタートした直後ということで、
熱気に包まれ学生の方々も真剣な様子で臨まれる方が多く見受けられました。

今年は、採用側の企業も採用活動を昨年よりやや遅めにしているせいか、
学生の方の中にもこれから企業研究をするとか、自己分析もしていないという
生徒もいて、1月の時点で学生の間で就職活動に対しての準備に「大きな差」が
生まれているという印象を受けました。



カウンセリングの主な内容は、エントリーシートのチェックだったのですが、
特に気になったことは「奇をてらった書き方」や「アバウトな書き方」、
「説明会で指導を受けたとわかるような、皆と同じような書き方」です。


たとえば、自分のセールスポイントを太字のマッキーみたいなマジックで
書いている学生がいました。

あとは、「具体的には」と書きながらも、その後に続く説明が抽象的で
意味がわかりにくくなっていたりした学生も多々見受けられました。

さらには、企業を選択する際に重視するポイントを書く欄に、
「会社の雰囲気」と書いている学生が本当に多く見受けられました。

確かに、会社の雰囲気は大切なポイントかもしれませんが、10人程度の
中小企業ならまだしも、従業員が何百人何千人という大手企業の場合は
配属される支店によって雰囲気は違うでしょうし、どこの支店に配属
されるかはわからないと思うんですよ。

会社の雰囲気は入社してみなければわからないというのが、私の本音なのですが
いかがなもんでしょうか?

学生の間には「総務の方を見れば、会社の雰囲気がわかる」ということを本気で
信じている方もみえるですが、いったい誰がそんないい加減なことを何を根拠に
いっているのか教えてもらいたいものです。

学生の方に色々聞いていると、「先輩にアドバイスをもらった」といって
エントリーシートを赤や青などの色ボールペンで書くと、企業側への印象が
強く残るからいいらしい、と真に受けている方もいました。
さらには、企業ごとに色ボールペンを使い分けて書く、などという学生の方も
いました。

私は頭の硬い人間かもしれませんし、最近の就職活動ではもしかしたらそういった
パフォーマンスまで許されるようになっているのかもしれませんけど、
オーソドックスに文章の内容や人間性で勝負してもらいたいと思いました。

私が面接をしていて強い印象が残った学生は

1.自分の考えをしっかり持っており、その考えが文章によく表現されている
2.字が、かなりうまい
3.文章の書き方がとてもうまい

方々でした。
とはいえ、それ以外の方でも印象に残った方もいましたけどね。

話が長くなってきましたので、続きは次回にします。
それでは今日はこの位で失礼します。

                       おわり





コメント
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