出版社 北大路書房
著者 J.W.ペネベーカー
監訳 余語 真夫
秘密の告白と心身の健康
久しぶりに読み応えのある書籍でした。
カウンセリングの世界でカタルシス、
いわゆる話すことで得られる自浄作用の
ことですが、話すという手段の他に
筆記によるカタルシスについて記述されていました。
秘密を打ち明けることで得られる、
心身の健康については、ただ打ち明けたら
良いものでもないようですが、それでも
話すことや書くことは、我慢するより
心身の健康には良いようです。
自身のメンタルヘルスを保つことは
結局、身体の健康にも関係するのだという
ことを、告白 という視点から説明して
いる点はカウンセラーとしては目から鱗
でした。
まだまだ読みたい、買いだめした書籍が
たくさんあるので、ドンドン読み進めたい
と思います。