昨日、岐阜県内の大学にて、就職活動の真っ只中の3年生向け
模擬面接を実施してきました。
よくある話ですが、具体性が乏しい生徒さんが多くて、とても
もったいないと思います。
そして、何よりも今ひとつ納得感に欠ける。
たとえば、よくある自己PRでいうと、「私は明るい」だとか、
「私の持ち味は元気なことです」というものに対して、
生徒さんが緊張のあまりか表情が暗かったり、ボソボソッと
小さな声で話して、明らかに元気がないような場合です。
これでは、納得感に欠けます。
(書いてあるものを)読んで納得、(本人を)見て納得、
(本人の話を直接)聞いて納得、ということが面接官にとって
大切なことであり、納得できなければいくら履歴書に良い言葉が
書き連ねてあったとしても、あまり意味をもたないばかりか、
逆効果になりかねません。
また、具体性が乏しいというのは、アバウトで抽象的な表現に
終始しているようなものです。
一見するとカッコイイ書き方なのですが、内容が意外に薄いのです。
たとえば、こんな自己PRです(100%自作です)。
========================================================
私は、アルバイトで「細やかな対応」を常に心がけており、
お客様から感謝されています。
だから、私にとって細やかな対応ができることが大切であり、
就職したら御社でも細やかな対応を重視した接客を行いたい
と思います。
========================================================
とまあ、こんな具合です。
賢明な社会人の方であれば、この自己PRのどこがよくないのか
よくお分かりのことだと思います。
つまり、具体性に欠けるのです。
この場合、「細やかな対応」とはどんな対応なのか、具体的な
当人の取り組みや工夫している点などを盛り込むべきです。
というよりもそれ以前に「何のアルバイト」なのかが良く分かりません。
アルバイト次第で細やかな対応の意味もガラリと変わるものなのです。
履歴書というのは、形を変えたプレゼンテーションです。
プレゼンターに質問しなければ理解できないようなプレゼンでは
到底相手の理解や共感が得られないものです。
見る側(企業の人事担当者)の立場に立った、丁寧な文章表現や
言い回しを心がけるだけでずいぶん履歴書のクオリティが上がるのでは
ないでしょうか。
模擬面接を実施してきました。
よくある話ですが、具体性が乏しい生徒さんが多くて、とても
もったいないと思います。
そして、何よりも今ひとつ納得感に欠ける。
たとえば、よくある自己PRでいうと、「私は明るい」だとか、
「私の持ち味は元気なことです」というものに対して、
生徒さんが緊張のあまりか表情が暗かったり、ボソボソッと
小さな声で話して、明らかに元気がないような場合です。
これでは、納得感に欠けます。
(書いてあるものを)読んで納得、(本人を)見て納得、
(本人の話を直接)聞いて納得、ということが面接官にとって
大切なことであり、納得できなければいくら履歴書に良い言葉が
書き連ねてあったとしても、あまり意味をもたないばかりか、
逆効果になりかねません。
また、具体性が乏しいというのは、アバウトで抽象的な表現に
終始しているようなものです。
一見するとカッコイイ書き方なのですが、内容が意外に薄いのです。
たとえば、こんな自己PRです(100%自作です)。
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私は、アルバイトで「細やかな対応」を常に心がけており、
お客様から感謝されています。
だから、私にとって細やかな対応ができることが大切であり、
就職したら御社でも細やかな対応を重視した接客を行いたい
と思います。
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とまあ、こんな具合です。
賢明な社会人の方であれば、この自己PRのどこがよくないのか
よくお分かりのことだと思います。
つまり、具体性に欠けるのです。
この場合、「細やかな対応」とはどんな対応なのか、具体的な
当人の取り組みや工夫している点などを盛り込むべきです。
というよりもそれ以前に「何のアルバイト」なのかが良く分かりません。
アルバイト次第で細やかな対応の意味もガラリと変わるものなのです。
履歴書というのは、形を変えたプレゼンテーションです。
プレゼンターに質問しなければ理解できないようなプレゼンでは
到底相手の理解や共感が得られないものです。
見る側(企業の人事担当者)の立場に立った、丁寧な文章表現や
言い回しを心がけるだけでずいぶん履歴書のクオリティが上がるのでは
ないでしょうか。