キャリコンまっちゃんのホッとひと息

キャリアコンサルティングの合間にホッとひと息。
その日に感じたことや起きた出来事などを
日記形式でつぶやきます。

不況の経済学について(書籍紹介)

2006年11月29日 | コンサルティング
経済評論家であり、ケインズ経済学の流れを汲む、ニューケインジアンの1人で、
TVなどでお馴染みのリチャード・クー氏の書物を紹介します。
タイトルは、「デフレとバランスシート 不況の経済学」です。

この書籍は、2003年出版ということで、内容自体は既に過去のものとなって
いるのですが、日本の構造不況についてとてもわかりやすく記述されています。

先日、マネタリストの大家である、シカゴ学派のフリードマン氏が逝去されましたが、
このリチャード・クー氏はケインズ派ということで、財政政策の有効性の観点から
詳細な説明がされています。

ちなみに、バランスシートとは、企業の貸借対照表のことを指しており、クー氏は
日本の構造不況が長引いた原因を、企業が債務の最小化をするために借金返済に奔走し、
銀行から資金供給を受けた設備投資などを実施しなかったことにある、と説明しています。

2003年からはや3年が経過し、現在の日本経済は景気回復から拡大期へ、そして
停滞期あるいは踊り場へ向かうかといわれている現在でも、リチャード氏の同書の中での
考え方はとても参考になるので、私たちの経済に対する見方や考え方を支える良書と
いえるのではないでしょうか。

ちなみに、まっつあんは、この本を寝る前に読むのですが、おかげさまで熟睡できるようになりました。

なお、この書籍を中古でいいから購入しようとネットで検索したところ、1円から
販売していました。(郵送代の方が高くついてしまいます)



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販売士資格2ヶ月前につき

2006年11月27日 | 資格試験
11月もあっという間に終わりが近づき、2月中旬に受験する販売士1級試験日まで
残すところ2ヶ月あまりとなりました。

とはいえ、まっつあんは試験対策についてはほぼ終えてしまったため、現在は
自分で作成したノートや予想問題集に時々目を通しながら、過去問を繰り返し
解いています。

今回は、残り3科目の受験であり、この3科目は関連が深い科目であるため、
シナジー(相乗)効果というか1度で2度おいしい効果的な受験勉強となって
いるので、時間の節約がうまく出来ています。

おそらく今回の試験でまっつあんは、この試験を取得できることになるのですが、
いったいこの資格を取るとどうなるのか?というところが、皆さんにとっては
いささか疑問ではないでしょうか。

そもそも、販売士という資格試験すらご存知ない方も結構おみえになることかと
思います。

しかしながら、販売士の受験者数は全体で約53,000人、3級が一番多く約38,000人、
2級約14,000人、1級は約1,000人と、意外に受験人数は多いのです。
ちなみに、3級は1年間に3回、2級・1級は1年に1回の開催です。

合格確率は3級:約61%、2級:約55%。トップレベルの1級は約:11%なので、1級は
かなりの難関といえるということです。(H17年度)

まっつあんが思うに、この資格のもっとも厳しい条件は、試験日が必ず水曜日だと
いうことです(つまり平日の昼間)。

販売士ということで、水曜日休みが多いからということが主な理由でしょうけど、
これは販売業以外の企業にお勤めの方にとっては結構辛い条件ではないでしょうか。

そして、受験対策ということで学校へ通学しようにも、授業を実施する予備校が
少ないこともこの試験を難しくしていると思います。

さらに、販売士の公式テキストである「ハンドブック」は、独学で勉強する方に
とっては難解な内容であり、理解するのにとても時間がかかってしまう読み物とも
いえましょう。(理解できると、とても面白い内容なんですけどね…)

たとえば、テキスト全般に登場する重要キーワードとして、GMROI、交叉比率、
百分率変異法、基準在庫法、経済的発注量(EOQ)という用語がありますが、
この言葉を知らない方にとって、計算式や使い方を理解することは並大抵のこと
ではありません。

ましてや、マーチャンダイジング・サイクルなどについても、具体的な実施ステップを
理解することは、実際に販売業に従事している方でないとイメージしにくい分野とも
考えられ、厳しい内容であろうと思われます。

まっつあんの場合は、小売業に従事した経験をもっているので、多少は大丈夫なのですが、
それでも、上記のキーワードを活かしたような業務には従事した経験がないので、
「仕入における百分率変異法を使用した月初適正在庫高を算定せよ」といわれても、
それがどういう意義を持つのかが、意外と説明出来なかったです。

※ちなみに、この意義は、日用品のような高回転商品の売上変動を柔軟に吸収できる、
ということなんですけどね。
 ただ、これについては、算定式を持って説明しないと、なかなか理解できないので、
ここでの説明はやめておきます。

 話を元に戻します。
 この資格を取ったら何が出来るのか?という疑問ですが、これについては販売士
協会のホームページを引用してみたいと思います。

以下は、販売士協会ホームページからの抜粋です。http://www.hanbaishi.com/

 販売士はプロの販売員のあかし。小売業の健全な発展に寄与し、消費者に満足のいくサービスを提供できるプロフェッショナルです。
プロは常に自己の資質と、技術を磨く努力を怠ってはなりません。

 販売士協会は、各地の販売士が商工会議所の支援を受けて設立した団体で、社会的にも重視されている販売士有資格者の資質向上、能力の開発、技術の練磨を図るための場となっています。
 
 販売士の資格を持つあなたも、さっそく加入して、志をともにする仲間と、情報の
交換からプロとしての研鑽、同志との親睦を通じて「販売士制度」の一層の発展に
力を貸して下さい。

 それは、あなた自身の個人的な価値を高めるだけでなく、あなたの企業、あなたの
地域の発展にもなるのです。

○社会は販売士に何を求めるのか?

■消費者の信頼を集めるプロの販売員に

 販売士は消費者に直結した販売のプロなのですから、消費者のニーズを満足させることが
できなくてはいけません。

 しかも、消費者のニーズは個性化、多様化、高級化しております。「物離れ」時代とも
いわれるむずかしい時代です。

 プロの小売業従事者は自分の扱う商品について「地域生活文化のリーダー」でなければなりません。
 消費者があなたのファンになってこそ、固定客が増え「儲け」も生まれてくるのです。

■プロの販売員は時代の変化にも強い新しい発想の持主に

 現代は変化の時代です。変化を予知し対応できるのもプロです。
 消費者の欲求・ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの
変化にプロの販売員は常に対応しなくてはなりません。

■不断の研鑽と交流を販売士協会で

 消費者の信頼、変化への対応のため、プロらしい不断の研鑚が大切です。
 そのために各地の販売士協会を活用して下さい。

ということです。
なんかわかったかわからないような話ですが、要するに小売業に従事する者として
何らかの形で地域発展に積極的に関わってください、ということではないでしょうか。
何らかの形というのは、具体的には販売員であったり、小売業の経営者であったり、
コンサルタントであったりと様々です。
まっつあんの住む岐阜県でも、スポーツ用品を販売する「ヒマラヤ」という店では、
新入社員は3級を半ば義務的に取得するような制度になっていると聞いています。
あるいは、2級を取得しないと、管理職になれないという企業もあると聞きます。

また、中小企業診断士の方で販売士を取得する方も結構いるようです。
取得目的は違えど、私たちの周りには意外に販売士を取得している方はいるようですよ。




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旧友と親交がある、ありがたさ

2006年11月27日 | 他愛もない話
まっつあんには、中学高からの仲のよい友人「O」君がいまして、
時々連絡をとりあっては、お互いに情報交換を続けています。

先日も、このO君から連絡が入り、年内に一度会おうということで意見が
一致し、とても嬉しい話だと思っています。

そんなO君から、「まっつあんのブログを会社のPCのお気に入りに登録して、
時々みているよ。わかりやすくていいね」と、嬉しい言葉がありました。

時々、こうした声を聞けることはまっつあんにはとても励みになりますし、
本当にありがたく思います。

これからも、みなさんにとって参考になるような情報を時々提供していきたいと
思いを新たにする、旧友であり大親友O君との交流でした。

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ソニー製品に対して思うこと

2006年11月24日 | コンサルティング
まっつあんはソニー製品派でして、以前からパソコンから始まり、テレビ、
HD-DVD、ゲーム機、携帯電話、デジカメ、デジタルビデオカメラなどなど、
およそ考えられる家電の多くはソニー製品を購入しています。

しかし、最近はソニー製品の購入を見合わせています。
この理由は、ソニー製品に対する品質などへの不満があるからです。

たとえば、VAIO(パソコン)のバッテリーパックや、デジカメの不良などの
ケースです。

両製品とも、まっつあんの該当機種であったため修理行きとなったのですが、
デジカメに関しては新聞などでみるまではリコール対象製品ということすら
わからなかったため、デジカメを使うことが出来ずに家に置いてありました。

故障の内容ですか?
とにかく、サイバーショットで被写体を撮影しようと思っても、画面が真っ白に
なってしまって撮影が不可能になっていたのです。

購入して1年以上経過したデジカメであったために、保証期間外ということで
修理すべきか再購入すべきか悩んでいたところに新聞などで知ったリコール情報。

それすら知らなければ、きっと再購入していたのではないかと思います。

そして最近で言うと、PS3騒動ですね。
まっつあんは、こういう新製品には手を出さないのですが、あの騒動を招いた
ソニーの対応というものの責任の是非は当然問われてしかるべきであろうと
思います。

しかも、予想どおり出てきたバグ。
一部の機械にPS2とPS3の互換性がないというのは、ちょっと困る事態では
ないでしょうか。(PS2のソフトを再生すると音声が出ないというもの)

これと対照的に、任天堂のウィーは海外では混乱を招くことなく販売したという
ことで、企業のリスク管理に関する取り組みの差がみてとれます。

携帯電話に関しても、1年以上使用した携帯電話に関して、以前は故障が多くて
困りました。
これは、ジョグダイヤル部分だったため、現在のソニー製品の携帯電話には
採用されていません。
このことが原因なのかはわかりませんが、良い傾向だと思います。
ちなみに、現在のまっつあんの携帯はパナソニックです。

PS(ゲーム機)も、まっつあんの機種は故障し、修理に1万円ほど掛かりました。
この修理に関するソニーとのやり取りも腑に落ちないところが多く、不満が残って
います。

ソニー製品は、以前から故障しやすい製品と囁かれてきましたが、その傾向は
今もあまり変わらないようですね。

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第22回CDA養成講座について

2006年11月23日 | キャリアコンサルティング
まっつあんは、昨年登録・活動しているCDA(キャリアカウンセラー)なのですが、
来週末に行われるCDA養成講座のお手伝いを行うことになりました。

いちおう、正規のスタッフがみえるのですが、どうも諸事情により都合が悪くなったらしく、
昨夜になって協会から突然の指名を受けたのです。

まっつあんは、昨年に1度、養成講座のスタッフを経験したことがあるからでしょうけどね。
突然で、1回限りのヘルプとはいえ、どんな方に会えるのか楽しみです。

といいますのも、昨年参加した第20回養成講座の方々も、とても素晴らしい方ばかり
でしたし、まっつあんが所属した第17回のメンバーも素晴らしい方ばかりだったからです。

この報告は、来週末にでもこのブログで。
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勤労感謝の日にダビンチ・コード鑑賞

2006年11月23日 | 他愛もない話
ようやくと言って良いんでしょうが、なかなか映画館までいくことが出来ず、
結局待望のダビンチコードを今頃になって自宅でDVD鑑賞できました。

感想としては、まあまあ…といったところです。
そもそも、自宅にテレビでは映像の迫力がないですから、この映画は劇場で観るべき
作品であったろうと思いますが、ストーリーの前半が淡々と展開していくために、
まっつあんはコックリコックリと寝てしまいました。

その後、改めて鑑賞したのですが、混み入った内容の小説の映画版ということで、
分かりにくさという意味で説明不足の感は否めませんでした。

2時間枠の映画では、仕方ないとは思いますけど…。

この週末は、「MI:3」もレンタルし、DVD鑑賞したいと思います。
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ボランティアの難しさ

2006年11月20日 | キャリアコンサルティング
先日、政治評論家の福岡政行氏の基調講演を聴講してきた時、福岡氏が次のように
言っておられました。

「人というのは、ボランティア活動を2~3年の間は手伝ってもらえる」

なるほど、確かに私でも、自治会の市民清掃だなんだかんだといわれれば、
ブツブツ言いながらも動きますが、次第に足が重くなるというか、気が進まなく
なります。

私自身、ボランティア精神が乏しいせいかもしれません。
しかしながら、一般的に人は、自分が得意にしていることをやることに対しては、
スラスラとできるのでしょうが、苦手なことや嫌いなこと、やったことがないこと
になると足が重くなりがちです。

特に清掃業務だとか、街の復興支援を手伝うというのは、普段やったことがないことですので、
ひょっとすると内心面倒くさいとか思ってしまうのかもしれません。
私もそういう一人かも知れませんので、ボランティアに関して決して偉そうなことは
いえない立場です。ごめんなさい。

だけど、ボランティア活動というのは、おそらく心にゆとりがないとなかなか出来ない
ものではないでしょうか。

実際、まっつあんも、もう少し時間的ゆとりが持てたなら、ボランティア活動というものに
従事してみたいと思っているんですよ。

逆に言えば、時間がないことを理由にボランティア活動から遠ざかっているのかもしれないですけど…。

先日の福岡先生の場合は、新潟の復旧活動や、スマトラ沖の地震津波の復旧支援活動などに
積極的に従事されており、凄いなあと感じます。
講演会の中で、福岡先生の立命館大学の教え子の方が体験談を述べられていましたが、
ボランティア活動中にお亡くなりになられた日本人支援者の方もいるようです。

ただ、金銭的支援よりも人的支援というものの方が、現地の方の立場からすると、
記憶に残るということで、辛くとも直接手を差し伸べるということが、支援される
側にとっていかに嬉しく大切なことなのかということを痛切に教えられました。



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団塊世代とボランティアについて

2006年11月19日 | コンサルティング
本日、政治評論家で有名な、福岡政行氏の基調講演を聴講してきました。
珍しく、地元での開催ということで大勢の参加者が来るかと思いきや、
告知があまりなされなかったためか、会場内は人の入りが少なく100名も
いないという状態であったため、ゆったりと席に座って話を聞くことができ、
嬉しく思っています。

さすが、年に200回近くもの講演会をこなされる氏の口調は軽やかで、
2時間もの時間が早く感じられただけではなく、政治問題についても貴重かつ
大胆な発言が飛び出すなど、ライブ感ある講演となりました。

団塊世代についてというよりは、政治よりの話ではありましたが、素晴らしい
内容であり、機会があればまた話を聞いてみたいものです。


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ホームページ作成

2006年11月18日 | 他愛もない話
先日から、友人の会社のホームページを作成しています。

なかなか上手なホームページが出来なかったものですから、図書館でマニュアル本を借り、
ちょっと凝ったホームページを作成しています。

作り始めると、これが面白いもので、あっという間に時間が経ってしまいます。
作っていて難しいのは、ページの区切りでしょうか。
友人のリクエストが量的に膨大なので、トップページ1枚にとても収まりきらないという
苦しい状態が起きています。

プロの方ならきっと上手に作成されるのでしょうが、まっつあんはまだまだ初心者同然なので、
技ありレイアウトまでは出来ないのです。
このあたりは、今後の課題といったところでしょうか。

なお、このホームページは来年1月中には一般公開されますし、このブログでも告知いたしますので、
もしよければご覧ください。
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大阪土産といえば

2006年11月18日 | 他愛もない話
先日、大阪に行った帰りに、点天の餃子を買って帰り、翌日には妻と一緒に食べたのですが、
これが本当に美味しかったっ!
まずなんといってもジューシーですね。口の中で肉汁が「トロ~」っと溢れてくるのです。
これが人気の秘密かっ!と思わず、膝を叩いてしまいました。

来月は、USJに遊びに行くので、もういちど点天の餃子を買って帰ろうと、心に誓ったまっつあんでした。

本当に美味しいですよ!
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