キャリコンまっちゃんのホッとひと息

キャリアコンサルティングの合間にホッとひと息。
その日に感じたことや起きた出来事などを
日記形式でつぶやきます。

人生論ノート ~成功について~

2007年01月31日 | キャリアコンサルティング
今回の三木清氏のテーマは「成功について」です。
実は、今回のテーマは、まっつあんが「旅について」と同じくらい好きな
同氏の論文です。
まずはご覧ください。

本文(ここから)

成功と幸福とを、不成功と不幸とを同一視するようになって以来、人間は真の
幸福が何であるかを理解し得なくなった。
自分の不幸を不成功として考えている人間こそ、誠に憐れむべきである。

他人の幸福を嫉妬する者は、幸福を成功と同じに見ている場合が多い。
幸福は各人のもの、人格的な、性質的なものであるが、成功は一般的なもの、
量的に考えられ得るものである。
だから成功は、その本性上、他人の嫉妬を伴いやすい。

本文(ここまで)

新潮文庫 三木清氏「人生論ノート」より一部抜粋


さて、三木清氏によると、私たちの多くは、「成功=幸福」あるいは
「不成功=不幸」 を同一視しているということです。

なるほど、確かに成功者を幸福であるかのように見てしまう節はあります。
たとえば、元ライブドアのホリエモンや村上ファンドの村上氏が、六本木ヒルズ
で生活し、プライベートジェットで海外旅行ができるなんていう話を聞いてしまうと、
成功者として羨ましく思ってしまいますよね。

しかしその一方で、お金を持っていさえすれば、幸福だとは思いません。
もちろんお金は大切です。ですが、あまり欲をかいて人徳を失うより、
損しても得を取る方がよいと思います。

大切なことは、おごらず高ぶらず、どんなときも謙虚かつ誠実に生き、周囲の
全てのものに感謝の気持ちを持ち続けるということではないでしょうか。

究極的な幸福というのは、この世に生を受け、皆に囲まれ楽しく生きていうこと
を感じたときではないでしょうか。

そして、自分が最後の時を迎えたときに、これまでの人生を振返り、「ああ、
いい人生だったなあ」と思えたならば、どんなに貧しい生活であったとしても、
その人にとって成功を収めたということになるのではないでしょうか。

かつて、私の知っている人の父親が、亡くなられる際にこう言われたそうです。

「私の人生の最大の失敗は、一度も挫折や失敗を経験しなかったことだ」

考えさせられる重い言葉です。

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友人の会社紹介

2007年01月30日 | コンサルティング
私の大学時代からの親友で、税理士の符阪吉保氏が今月から税理士事務所を
開業しました。

そして、この度符阪氏は自身の会社(エフ税理士事務所)のホームページを新たに
開設されましたので、この場を借りて紹介させていただきます。
よければ、一度ご覧ください。
リンクには、このブログが掲載されています。しかも、国税庁のすぐ下です…。
(国税庁の下なんかで、ほんまにええんかいなあ)

エフ税理士事務所のホームページ
       ↓
http://homepage2.nifty.com/f-tao/


なお、このホームページはまっつあんが制作のお手伝いをさせて頂きました。
とはいえ、友人の頼みということで無償での制作ということもあり、あまり
よい出来ではないかもしれませんが、シンプルでわかりやすいホームページに
なっているんじゃないかと自負しています。

今後は、定期的にホームページを更新しながら充実していかれると、よりよい
ものになると思います。
そういう意味では、今回のホームページは今後のための基礎ということになります。
今後に期待です。
もちろん、符阪氏はビジネスでも大変優秀な方ですので、ご安心ください。
私の大学でもまっつあんと違い、相当頭がよい方でしたから。

ちなみに私の出身大学ですが、大阪府吹田市に位置する、あの南海キャンディーズ
の山ちゃんの出身大学です(面識はありませんがね)。

あとは、アーティストの矢井田瞳さんの出身大学でもあります。
(こちらもやっぱり、面識はありませんけどね)




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販売士1級試験直前期到来~あと3週間~

2007年01月29日 | 資格試験
先週はあと1ヶ月もあると思っていたのに、気がつけばあと3週間まで迫って
きました。

毎回思うことですが、試験というのは何度受験しても慣れるものではありません。
毎回緊張し、試験が終わると緊張が解けるのですが、自己採点をすると試験時以上に
緊張して、結局合格発表日までハラハラドキドキしながら過ごしてしまうのです。

どんなに手ごたえがある試験でも、やはり不安になるもので、名前は書いたか?とか、
マークミスはなかったかとか、様々なミス要因を疑ってしまいます。

本当に試験というものは気が休まらないものだと思いますが、その一方で、
真剣に勉強したことによる成果というものは合否に関わらず得られますので、
この緊張感というものは決して悪いものではないのですよね。

とはいえ、今のまっあんは、3週間後の試験で変な問題が出題されたらどうしよう?
とか、悪いことを考えてしまい試験のことを思い出すたびに不安な時間を過ごして
います。
どうか早く、そして無事に終わって欲しいものです…。
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マンション見学会にいってきました

2007年01月29日 | 他愛もない話
まっつあんは、昨日マンション見学会に妻と参加してきました。

マンション見学会というのは、意外と時間がかかるもので、ほぼ丸一日を
説明会で費やしてしまいました。

特に今回見学したマンションディベロッパーは、ライオンズマンションで有名な
大京さんだったため、耐震構造についての説明をコンコンといただき時間がかかりました。

それにしても昨日見学したマンションは、立地やサービスが最高だったので、
ここに決めたいなと考えています。

とはいえ、開業間もない自営業というのは、こういう普請時に弱い立場で、
ローンを組むことがとても難しいものなんですね。

う~ん、悔しいなあ…。

一番有利に借りられるのは、医者や弁護士といった超難易度の高い国家資格だそうで、
次に公務員だということです。
自営業者は、会社のサラリーマンよりも信用力が低いということで、ショックです。

なお、会社役員も、自営業者とみなされるため、融資を受けるときは手続きが複雑
になり、面倒です。

銀行というのは、景気回復や不良債権の圧縮でずいぶん羽振りが良くなったようですが、
融資に関しては借り手の職業や収入、借り入れなどの状況によって、ずいぶんと差別を
するようになったということです。

まあ、不良債権は二度と作らないという堅い決意の表れかもしれませんけどね。

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またまたハケンの品格

2007年01月27日 | 今ハマっているTVドラマの紹介
だんだん、観るのが疲れてきたこの「ハケンの品格」。

今回の落とし所が、マグロ解体ショーではなく、大泉さんからの熱烈ラブコール
だとは…。

もう何もいうことがありません…。

まあ、当初の予想どおりというべきか、ハケンがテーマということはあまり
関係なくなってきたようなので、今後はただのドラマとして取り扱ってみようと
思います。

それにしても、派遣社員で毎日2000円のランチなんて、ほとんどあり得ないっ!
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またまた 人生論ノート 「孤独について」

2007年01月25日 | キャリアコンサルティング
今回は、孤独について一部紹介してみます。

本文(ここから)

孤独が恐ろしいのは、孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によって
である。
あたかも、死が恐ろしいのは、死そのもののためでなく、むしろ死の条件に
よってであるのと同じである。
しかし孤独の条件以外に孤独そのものがあるのか。死の条件以外に死そのもの
があるのであろうか。(途中割愛)

孤独というのは独居のことではない。独居は孤独の1つの条件に過ぎず、しかも
その外的な条件である。むしろひとは孤独を逃れるために独居しさえするので
ある。隠遁者(いんとんしゃ)というものはしばしばかような人である。

孤独は山になく、街にある。1人の人間にあるのではなく、大勢の人間の「間」に
あるのである。孤独は「間」にあるものとして空間の如きものである。

孤独は内に閉じこもることではない。孤独を感じるとき、試みに、自分の手を
伸ばして、じっと見つめよ。孤独の感じは急に迫ってくるであろう。

孤独を味わうために、西洋人なら街に出るであろう。
ところが東洋人は自然の中に入った。彼等には自然が社会の如きものであった
のである。東洋人に社会意識がないというのは、彼等には人間と自然が対立的に
考えられないためである。

東洋人の世界は薄明の世界である。しかるに西洋人の世界は昼の世界と夜の世界
である。
昼と夜の対立のないところが薄明である。
薄明の淋しさは昼の淋しさとも夜の淋しさとも性質的に違っている。

孤独には美的な誘惑がある。孤独には味わいがある。
もし誰もが孤独を好むとしたら、この味わいのためである。

本文(ここまで)
参考資料:新潮文庫 三木清 人生論ノート「孤独について」より一部抜粋 



さて、今回は孤独について紹介してみました。
私たちが感じる孤独は大きく2種類あると思います。
つまり、良い意味での孤独と悪い意味での孤独。
もっといえば、一人になりたい!というプラス面と、一人になりたくないっ!
というマイナス面です。

良い意味の場合は、孤独というよりは「独立」に近い意味が正しいかも知れず、
悪い意味が孤独あるいは「孤立」という意味が近いかもしれません。

三木清氏の考え方がとても素晴らしいと感じた箇所は、「孤独は街にある」と
「大勢の人の間にある」というところです。

これはそのとおりだなあと痛感してしまいますが、みなさんはどうでしょうか。
私は考えさせられてしまいます。

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実食!メガマック

2007年01月25日 | 他愛もない話
マクドナルドの想定外ヒット商品、メガマックを本日実食してきました。

このメガマックは、予想外の売れ行きのために、数量限定販売をしていると
いうことで、ジャンクフードが大好きなまっつあんは「これは食べねば!」と
いう使命感に燃え、さっそく食べてまいりました。

見た目のサイズは、ダブルマックバーガーとあまり変わりはなかったです。

ところが!やはりメガマック。パティといわれるハンバーグ部分が4枚あるため、
食べにくい上にボリューム感タップリで途中から食べ飽きたくらいでした。

とはいえ、安いハンバーガーを2個頼むくらいなら、メガマック1個で十分お腹の
足しになります。

仕事などで時間がない時などは、このメガマックが良いのかもしれません。
でも、このメガマックは一応は期間限定商品でしたよね。

これだけ好評ならば、近いうちに定番商品として再登場することでしょう。

ちなみに、メガマックの味については普通です。
要するに、パティが4枚というところに特色があるという、ボリューム重視の
ハンバーガーです。

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ドラマ 秘密の花園

2007年01月24日 | 今ハマっているTVドラマの紹介
女優 釈由美子さんが主演する「秘密の花園」は、今まっつあんが楽しんで観ている
ドラマです。

同じドラマでも「ハケンの品格」に関しては、冷ややかな視線でみておりますが、
このドラマは暖かい目で観ています。


なぜかといいますと、なんだか釈由美子さんが演じる女性の働く姿に同情していまって
いるからかもしれません。

だけど、基本路線が楽しいドラマ構成なので、深刻さがない辺りは安心して観られる
材料ですね。

このドラマの最終的な方向が、恋愛成就なのか、キャリアウーマンとして今後も
普通に働いていく姿を描くのか、着地点が気になるところです。

このドラマは、視聴率的にはたいした数字もあがっておらず、他の大型ドラマの
陰に隠れてしまい目立ちませんが、まっつあんはお気に入りです。
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よもやの新聞デビュー

2007年01月24日 | キャリアコンサルティング
今春に開講する名古屋にある某大学でまっつあんの担当講座が、他の講座の
先生方と共に、新聞にてPRされることになりました(おそらく日本経済新聞)。

数ある同大学の講座の中から、4講座を掲載する中での1講座に選ばれたと
いうことで、まっつあんの講座に対する大学側の熱い期待と熱意を感じています。
感謝感謝です。ありがたい話です。

とはいえ、新聞掲載というのは嬉しいような怖いような、いずれにしても
プレッシャーは十分掛かってきています。

こりゃ、ますます講座内容に磨きを掛けて取りくまないと、大勢の方に
多大なご迷惑をおかけすることになりかねず、シャレにならんわいと、心を
さらに引き締め、講座構成を練りに練っています。

よもやの、まっつあん新聞デビューです。

いつ掲載されるのかといいますと、2月後半です。
その際は、改めてお知らせしたいと思います。

さらに、2月からは新規大型ビジネスも始動し始めるため、相当忙しくなって
しまうまっつあんですが、頑張って乗り越えていきたいと思います。
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続 人生論ノート

2007年01月22日 | キャリアコンサルティング
前回紹介しました人生論ノートですが、23題のテーマのうち今回は「名誉心」
について紹介したいと思います。

本文(ここから)

名誉心と虚栄心ほど混同されやすいものはない。しかも両者ほど区別の必要な
ものはない。(途中割愛)

人生に対してどんなに厳格な人間も名誉心を放棄しないであろう。
ストイックというのはむしろ名誉心と虚栄心とを区別して、後者に誘惑されない
者のことである。
その区別ができない場合、ストイックといっても1つの虚栄に過ぎぬ。

虚栄心はまず社会を対象としている。しかるに名誉心はまず自己を対象とする。
虚栄心が対世間的であるのに反して、名誉心は自己の品位についての自覚である。

本文(ここまで)
新潮文庫 著者:三木清氏 「人生論ノート」名誉心より、一部抜粋掲載


名誉の使い方としては、例えば「私はA氏を名誉に思うよ」というように、
自分以外の誰かを指して使うケースがあります。
これは、A氏を褒め称えながらも、A氏を認めた自己の心も同時に満足させる
純粋な行為ではないでしょうか。

しかし、その一方で虚栄心というものは、自分をまず満足させるために、周囲に
対し見栄を張り、虚勢を張る行為だと思います。
この行為は、不純な行為や動機によるもので、自分自身の名誉を守るためだと思い
ながらも、実際は単なる虚栄心だということでしょう。

確かに、虚栄心と名誉心というのは、区別が難しいと思います。
きっと、自分では判断がつかず、周囲から客観的に判断していただいた方が、
より適切ではないかと思います。

とはいえ、名誉心と虚栄心の区別は、欲があるか無いか、またその欲は純粋な
ものか不純なものか、ということで区別できるのではないかと、まっつあんは
思うのですがどうでしょうか。


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