みなさん、こんにちは。
引き続き、投稿します。
今回は、知識的なものを教育するやり方についてです。
実は、まっつあんは現在、販売士1級試験受験のための猛勉強
期間でもあります。
試験は、2月15日ですから、今日でちょうど1ヶ月後です。
さて、この試験の科目の中で、興味深かった内容の1つに、今日の
タイトルがありました。
企業経営者や上司・先輩、経営コンサルタントとして従業員に
何かを伝えていくときに、この内容については頭を悩ましている
方も多いことではないでしょうか?
人に何かを教えて、実践させ続けることはとても難しいですよね。
特に、セミナーなどの短時間集中という条件下で与えられた課題を
こなしていく難しさは、経験した方しかわからない難しさもあります。
そこで、今回はこの販売士のテキストにある内容を、このブログにて
みなさんに紹介したいと思います。
決して、当たり前のことじゃん!と、笑わないでくださいね。
「知識的なものを教育するやり方について」
教える知識を理解しやすい順序に配列し、一度に覚えられる長さにわけ
それらを1つ1つ正しく理解できたかどうかを確かめながら教育していく。
その途中で、適宜実務に応用させ、実務との結びつきを強めながら
理解させる。講義法が中心になるが、課題を与えて各自に調べさせ
報告させるとか、皆で課題について討議させる方法も併用する必要がある。
コーチング技法の1つに、チャンク・ダウンやチャンク・アップという
ものがあります。
チャンクとは、「かたまり」のことです。
まずは、頭の中に、チーズのかたまりのようなものをイメージしてください。
このチーズは、口に入れて1口に食べるには大きいサイズだったとしましょう。
このチーズを、最終的に1口で口に入れることができるサイズまで、カットして
いくことが、チャンク・ダウンです。
この逆が、チャンク・アップです。
具体的には、従業員に対して、提示した経営理念をわかりやすく
噛み砕いたものがチャンク・ダウンです。
チャンク・アップとは、個々の業務から経営理念までさかのぼっていくことです。
つまり、ある概念を(たとえば経営理念)聞いた人が、正しい意味として
腹に入るように噛み砕いていく手法がチャンク・ダウンです。
う~ん、すでにチャンク的な漠然とした説明ですね。
では、少し噛み砕いていきましょうか。
経営理念をたとえば、
「社会に貢献する利益還元型の企業として存在しよう!」というものに設定した
とします。
この経営理念を聞いた方は、どういう印象を受けるでしょうか?
きっと、壮大で素晴らしい経営理念と感じる一方で、具体的にはどういう形で
社会貢献するのかが、よくわからないと感じた方も多いのではないでしょうか。
あくまでも企業の経営理念ですから、社是・社訓として会社に掲げるには
この経営理念でも良いのでしょうが、従業員や周囲の関係者に伝える際には
これだけでは説明不十分と思います。
つまり、この経営理念のばあい、どのような形で利益還元することで社会に
貢献するのかということを、はっきりと相手に伝えなければならない、ということです。
地域の傷んだような道路を補修するための費用を自治体に寄付するのか、
世界中の恵まれない子供に寄付するのか、
会社製品をよりよく改良・より安く顧客に提供するのか?
リサイクルを目指した製品開発・製造・販売システムを確立するのか?
などなど、一口に社会貢献といっても手法はさまざまです。
ですから、社会貢献という言葉は、この場合チャンクになる可能性があります。
人に知識的なものを教育する場合は、こうしたチャンクが連続的に発生します。
特に、専門用語を使用した場合は、その言葉がいきなりチャンクになります。
たとえば、
「御社のドメインはなんですか?」
「御社の具体的なマーケティング活動について教えてください」
といった言葉ですら、聞き手には小難しく聞こえて頭を悩ますことにもなります。
そこで、話し手は、こうした小難しいと感じる言葉をあらかじめ噛み砕いて
誰が聞いてもわかりやすい言葉に変換して話す必要があります。
上記の例で考えてみますと、
「あなたの企業では、他社と比べてどんな特徴がありますか?」
「あなたの企業では、初対面のお客様に対して、商品をどのように
売り込んでいますか?」
といった具合です。
もちろん、この落とし込みでも不十分な場合も多くあるため、
さらに落とし込んでいく必要もあるでしょう。
大切なことは、人に知識的なものを教育する際には、自分にとっての
常識が相手にとっても常識だとは決して考えないことです。
特に相手が、知識的なものについて未知の領域だった場合は、注意が必要です。
もしかすると、まっつあんのブログ全体も、チャンクかもしれないですね…。
どうしよう?
おわり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
引き続き、投稿します。
今回は、知識的なものを教育するやり方についてです。
実は、まっつあんは現在、販売士1級試験受験のための猛勉強
期間でもあります。
試験は、2月15日ですから、今日でちょうど1ヶ月後です。
さて、この試験の科目の中で、興味深かった内容の1つに、今日の
タイトルがありました。
企業経営者や上司・先輩、経営コンサルタントとして従業員に
何かを伝えていくときに、この内容については頭を悩ましている
方も多いことではないでしょうか?
人に何かを教えて、実践させ続けることはとても難しいですよね。
特に、セミナーなどの短時間集中という条件下で与えられた課題を
こなしていく難しさは、経験した方しかわからない難しさもあります。
そこで、今回はこの販売士のテキストにある内容を、このブログにて
みなさんに紹介したいと思います。
決して、当たり前のことじゃん!と、笑わないでくださいね。
「知識的なものを教育するやり方について」
教える知識を理解しやすい順序に配列し、一度に覚えられる長さにわけ
それらを1つ1つ正しく理解できたかどうかを確かめながら教育していく。
その途中で、適宜実務に応用させ、実務との結びつきを強めながら
理解させる。講義法が中心になるが、課題を与えて各自に調べさせ
報告させるとか、皆で課題について討議させる方法も併用する必要がある。
コーチング技法の1つに、チャンク・ダウンやチャンク・アップという
ものがあります。
チャンクとは、「かたまり」のことです。
まずは、頭の中に、チーズのかたまりのようなものをイメージしてください。
このチーズは、口に入れて1口に食べるには大きいサイズだったとしましょう。
このチーズを、最終的に1口で口に入れることができるサイズまで、カットして
いくことが、チャンク・ダウンです。
この逆が、チャンク・アップです。
具体的には、従業員に対して、提示した経営理念をわかりやすく
噛み砕いたものがチャンク・ダウンです。
チャンク・アップとは、個々の業務から経営理念までさかのぼっていくことです。
つまり、ある概念を(たとえば経営理念)聞いた人が、正しい意味として
腹に入るように噛み砕いていく手法がチャンク・ダウンです。
う~ん、すでにチャンク的な漠然とした説明ですね。
では、少し噛み砕いていきましょうか。
経営理念をたとえば、
「社会に貢献する利益還元型の企業として存在しよう!」というものに設定した
とします。
この経営理念を聞いた方は、どういう印象を受けるでしょうか?
きっと、壮大で素晴らしい経営理念と感じる一方で、具体的にはどういう形で
社会貢献するのかが、よくわからないと感じた方も多いのではないでしょうか。
あくまでも企業の経営理念ですから、社是・社訓として会社に掲げるには
この経営理念でも良いのでしょうが、従業員や周囲の関係者に伝える際には
これだけでは説明不十分と思います。
つまり、この経営理念のばあい、どのような形で利益還元することで社会に
貢献するのかということを、はっきりと相手に伝えなければならない、ということです。
地域の傷んだような道路を補修するための費用を自治体に寄付するのか、
世界中の恵まれない子供に寄付するのか、
会社製品をよりよく改良・より安く顧客に提供するのか?
リサイクルを目指した製品開発・製造・販売システムを確立するのか?
などなど、一口に社会貢献といっても手法はさまざまです。
ですから、社会貢献という言葉は、この場合チャンクになる可能性があります。
人に知識的なものを教育する場合は、こうしたチャンクが連続的に発生します。
特に、専門用語を使用した場合は、その言葉がいきなりチャンクになります。
たとえば、
「御社のドメインはなんですか?」
「御社の具体的なマーケティング活動について教えてください」
といった言葉ですら、聞き手には小難しく聞こえて頭を悩ますことにもなります。
そこで、話し手は、こうした小難しいと感じる言葉をあらかじめ噛み砕いて
誰が聞いてもわかりやすい言葉に変換して話す必要があります。
上記の例で考えてみますと、
「あなたの企業では、他社と比べてどんな特徴がありますか?」
「あなたの企業では、初対面のお客様に対して、商品をどのように
売り込んでいますか?」
といった具合です。
もちろん、この落とし込みでも不十分な場合も多くあるため、
さらに落とし込んでいく必要もあるでしょう。
大切なことは、人に知識的なものを教育する際には、自分にとっての
常識が相手にとっても常識だとは決して考えないことです。
特に相手が、知識的なものについて未知の領域だった場合は、注意が必要です。
もしかすると、まっつあんのブログ全体も、チャンクかもしれないですね…。
どうしよう?
おわり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)