細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

新幹線の時間

2013-05-25 12:09:33 | 研究のこと

よく出張するわけですが,以前よりも東海道新幹線に乗る機会が増えています。

私は名古屋や大阪への出張はほとんど無く,最近の東海道新幹線を使う出張のほとんどは,鞆の浦に行くときや,山口県に行くときです。

従って,乗車時間が長い。

私は行きの新幹線の時間が好きです。今日は珍しく,土曜日の朝に鞆の浦に向かっています。3時間半弱,のぞみに乗れるわけでして,これは大チャンス。セメント・コンクリート論文集に投稿する論文を,昨年度のM2の学生が卒業前に書きかけた2割くらいしかできていない原稿を引き継いで執筆。自己治癒について久しぶりに投稿論文を書いています。

この研究については,修士論文もしっかりと添削したので,その修士論文を眺めながら,投稿論文の原稿をテンポよく書いています。

今日の日中で,主要な部分を固めることができそうです。

卒業してしまって,現在は研修が大変だそうですが,研究を行った渡辺君にも投稿論文の原稿のある章を仕上げることを担当してもらうことになっており,やりとりを少し行いながら投稿したいと思います。

今日の午後と明日の日中は鞆の浦にいますが,なるべく自分の仕事も進め,かつ鞆の浦での家屋の家具固定(地震対策)の実践の第一歩を刻みたいと思います。何事も,口で言うだけでなく,とにかく実践が大切。実践すれば具体的な答えが出てきて,また様々な課題も見えてきます。

新幹線出張で,帰りの便でまともな仕事をできたためしがないのですが,明日の帰りは頑張ってみたい。いつもは出張の内容に満足し,またお酒も飲んでいるので疲れが噴出し,爆睡しているうちに新横浜,というパターンがほとんどです。

もう一つ,遅れに遅れている英語の論文があり,気にかかっております... 


下がる

2013-05-25 07:17:38 | 研究のこと

人間,リズムが大事であって,下がることもあるので,上がることができる。

昨日の午後は予定を空けてありました。2週間ほど前に食らった被害を復旧するために,空けておく必要があったのです。なかなか平日に行くことのできないところでして,二か所行く必要がありました。一カ所は場所が決まっていて大学からやや遠い。もう一カ所はいろんなところにあるのですが,頭の中には「横浜駅近く」という固定観念がありました。

横浜駅でまず一カ所目Aでの用事を終えてから,大学から離れた二カ所目Bでの用事を終え,大学に戻って学生の指導をする予定でした。

ですが,AもBも受け付け時間があり,なかなかタイトだなあと思っていました。

ふと思いついて,Bの近くにもAの支店はあるかもしれない,と思い,調べてみると案の定ありました。

結局,同じ駅の周辺で,AとBの予定をこなすことができ,得した気分。

下がった後の復旧作業なのですが,下がった身にしてみれば上がる一方なので,その中でちょっとした得があると気分も良くなります。おめでたい性格ですな。

まあ,人間とはこういうものなのだと思います。下がったことをくよくよしても仕方ない。大局的なリズムも大事にしつつ,日々の中の小さなアップダウンにも良い意味で敏感になれるようにもしたい。

今日は土曜日ですが,家族にわがままを言って,土日で鞆の浦に出張させてもらいます。福山駅に着いたら,復旧作業の総仕上げになりそうな,入れ物の購入を行なおうかと思います。福山で買ったということで,愛着も湧こうかと思います。

私の中での大きな区切りまであと4ヶ月。とにかく今を一所懸命やるしかありません。