週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#003 -’16. オン(ON) と オフ(OFF)

2016年01月03日 15時49分24秒 | その他
心理状態のオンオフについて自己分析してみた。
お酒は好きなのにのべつ幕なしに飲んでいる訳でもない。
今日は正月三日。
三が日でお酒を飲んだのは、元旦のお屠蘇のみである。

現役世代では明日から仕事である。
正月気分もすっ飛んで現実の世界に引き戻される。
それに引き換え怠惰な自分はいつまでも正月気分に浸っている事が出来る。

今回の命題は、69歳のラブレターのコスモスさんからコメントで「原村さんは、お酒がお強いのでしょうか?」と尋ねられた時に脳裏に浮かんだ。

何がちがうのか、『お酒に手が伸びるスイッチが入る時』と、『お酒に手が伸びない時』を考えてみた。

スイッチが入る入らないを今まで考えて見た事も無くそれがその時の気分だ位に思っていた。
でも、自己分析してみると明らかな違いがあるのである。
それが自分にとっての『オン(ON)』『オフ(OFF)』なのである。

オンの時はお酒に手が伸びずにそれ程飲みたいとも思わない。
オフの時は心もノンビリした心理状態で飲める環境にあればお酒に手が伸びてしまうのである。
お酒を飲む事に依って心理状態を強制的にオフにしたりする手段を利用していないのである。
普通は酒の力を借りて現実の世界から少し異なる風景を見るのである。
酒の酔いで自己の心理状態を強制的にオフに置くのが普通だ。

自分がオフでお酒に手が伸びるのは、峠の我が家に行った時。
世の中の雑事から解放されて心は完全なオフ状態である。
そのオフのスイッチが入る場所がある。
その場所は小淵沢でインターを降りて大平に向かい車を進める所で有る。
心理状態がオフだから酒に手は伸びるし、またそのお酒が美味しいのである。
美味しいとの経験が脳に刷り込まれてしまうから、益々習慣化するのである。
実際は、峠の我が家では飲んでしまうと足が無くなるのにである。
それほど、オフ状態で頂くお酒は美味しいとの事か。

最近は観光地巡りでは無く、宿に泊まる事が目的の旅になる。
宿に着けば夕餉には必ずお酒を頂いてしまう。
これも非日常(オフ)の上げ膳据え膳の成せる業なのかもしれない。

それこそ団体での海外旅行では食事の時、添乗員さんが地場の美味しいお酒など解説してくれるし、注文を取ってもらえる。
その場所でしか味わえないお酒であるとの思いとオフの心理状態であるから手が伸びてしまう。

反対に自宅では心がオフになる程ノンビリしていないのかもしれない。
お祝い等や特別の時に飲むぐらいだから、盃も進まずにビールなど賞味期限が過ぎてしまうのかもしれない。
年末に以前渋谷でワインの試飲会で注文した所から、ワインの売り込みがあった。
6本以上での注文と言う事であるが、アイスワインor貴腐ワインなら3本からOKとの事でいつ開けるかもしれない物を注文してしまった。
人間、成功体験ではないが、悪い事より良い事を思い出したくてついのめり込んでしまう。

オンオフの心理状態を肝に銘じて有効に心理状態をコントロールできれば良いと思う新年の初めである。


コメント (4)
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