Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンダンスアイドル シーズン5 エピソード6・7

2010-07-20 09:35:17 | アメリカンダンスアイドル
いよいよトップ20。男女一組ずつ10組のペアになり、与えられた課題をこなす。
審査員はレギュラーのナイジェルとメアリーの他、今日のゲストは振り付け師で、
映画「ヘアスプレー」では監督も務めたアダム・シャンクマン。

ジャニーンとフィリップ
タバサ&ナポレオンの振り付けでNe-yoの"Mad"
喧嘩をしたカップルが仲直りするまでの葛藤がヒップホップで描かれる。
フィリップのリードでヒップホップの苦手なジャニーン、
良く付いてきている。フィリップの面白さが生かされている振り付け、
ジャニーンを全面的にサポートしていこうとする彼の心意気も感じられた。

アスカとヴィクトリオ
タイスの振り付けでブロードウェイ、「シカゴ」から。
それぞれがダンスに合ってない、二人のハーモニーもない。
これをシーズン3のダニーとシーズン4のケイティーのダンスで観たかった、
などと考え始めてしまう。
二人とも良いセンスを持ったダンサーだけに残念。
タイスの振り付けとの相性が悪かったのだろうか。

カーラとジョナサン
ミュージカル「ウィキット」に出ていたカーラとこの番組のシーズン1を観てダンスを始めたジョナサン。
トニー・メレディスの振り付けでレディー・ガガの"Poker Face"
ジョナサンの若さとミュージカルのキャリアを持つカーラの表情豊かなダンスがステージに舞った。

ランディーとエヴァン
タイスの振り付けでJamie Cullum "I Only Have Eyes For You"
動きがスムースで自然な美しい演技。
小柄な二人が舞台では大きく見える。
三度目の挑戦のランディー、二度目の挑戦、兄のライアンと最後は競ったエヴァン。
客席からライアンが弟を応援するのが見える。

パリスとトニー
タバサ&ナポレオンのヒップホップ。The Black Eyed Peas"Let The Beat Rock"
トニーはヒップホップが専門だが愉快な持ち味の彼にこのシリアスなテーマがこなせない。
「ただステップを踏んでいるだけで心に響くものがない。」とナイジェル。

ケイトリンとジェイソン
シーズン4からこの番組に取り入れられたボリウッド。
インド映画に登場するダンス。
振り付けはナクール。
シーズン4のケイティーとジョシュアはこの難しい動きのダンスを踊りこなした。
ケイトリンとジェイソン、どちらもりっぱに健闘していた。
ケイトリンはシンクロのような技も見せたが、彼女の控えめなチャーミングさが
このダンスだと生かせない。

ジャネットとブランドン
ルイ・ヴァム・アムステルのフォックストロット。
マイケル・ブーブレの曲"Come Fly With Me"
サルサダンサーのジャネット、フォックストロットでもジンジャー・ロジャースのように優雅だ。
ブランドンも頑張っているが、これを観ながらまたしてもシーズン3のダニーを思い出してしまった。
どうもダニーの呪縛から解かれないまま彼のようなダンサーに会いたくて、
この番組を見続けている気がしてきた。

審査員のメアリーがこのダンスの批評をしている時に司会のキャットが
「メアリー、表情が硬いわ。」というと「それはね、ボトックスのせいよ。」とメアリー。
会場は大爆笑になった。
メアリーはほんとうに憎めないキャラだ。

アシュレイとクポノ
ウェイド・ロブソンの振り付けで新品と中古のロボットの物語。
ウェイドは人間的にはファンだが彼の作り出すダンスは時として余りに独創的過ぎ、
彼の振り付けに当たったダンサーには不利になる。
二人のダンサーの個性が消えてしまっている。
最もダンサーは振り付け師の求める世界を表現しなければならないのだから、
これがあるべき姿なのかもしれない。
しかしこれで視聴者の票が集まるか、二人のことが心配になった。

メリッサとアデー
マンディー・ムーアの振り付けのコンテ。
メリッサは29才のバレリーナで今回の最年長。
アデーはチャップマン大学の学生。
Richard Marx"Right Here With You"
マンディーの作り出すダンスはいつも美しい。
メリッサの豊富な経験が生かされ、二人の動きはぴったりと合っていた。
抑制された動きの中に返って感動が呼び起こされた。

ケイラとマックス(マキシム)
ルイ・ヴァン・アムステルのサンバ。社交ダンス専門のマックス。
男性が巧いと女性の魅力が引き出される。
祖父母とオーディションにやってきた高校生のケーラ。
専門外のダンスとは思えない。
マックスは身体の重心が常に安定していた。
「君がいたから彼女の存在が輝いた。」とアダム。
メアリーは「あの列車の音が聞こえる!」と絶叫。
メアリーが最高に気に入ったダンスの時に「ホットタマリトレインが来た!」
と絶叫するのがこの番組の定番。
ナイジェルはマックスを誉めながらもシーズン3のパーシャのようなキレがないと厳しい。
やはりシーズン3は素晴らしいダンサーの宝庫だった。

さてこれで10組を観たことになるがたくさんあると前半の印象が薄くなる。
これはグラミーやアカデミー賞でも同じだ。

結果発表
下位三組を視聴者の投票で決め、その6人がソロダンスを踊り、
審査員が男女一人づつの落選を決める。

全員でThe Black Eyed Peas"Boom Boom Pow"
この曲は確かシーズン3でも全員で踊った。シェーン・スパークスの振り付け。

ワーストはパリスとトニー
アスカとヴィクトリオ
カーラとジョナサン

今回の落選はトニーとパリス。
いつも思うのだがトップ20になって始めに落とされる人はとても辛そうだ。
これからという時に一番先に脱落では気持ちの整理がつかないのだろう。
「どうして自分が・・・」とパートナー、振り付け師、審査員へと納得できない気持ちが残るようだ。
審査員は「今のダンスだけではなく、これまでの演技も含めて総合的に判断した。」
と結んだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。