Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet @ Blue Note Nagoya 5/14

2012-03-16 00:00:06 | エリックべネイ、2012年5月来日
画像は新しいアルバム"The One"の編集作業をするエリック・べネイ。
アーティストとして不遇だった時代にスタジオでエンジニアをしていたエリックゆえ、
こういう場所にいる時は、いつもと違う技術者のような表情が滲む。

さて数日前、ブログにエリックべネイ・アジアツアーのスケジュールを載せた後、
ふと「名古屋に行ってみたい」という思いに駆られた。
ずっとエリックのライヴを観てきて、私が一番好きなのは初日の1st。
いくら場数を踏んでいるプロでもツアーの幕を開ける日には独特の緊張感が漂う。
また初日の状況により大幅なセットリストの変更もあったりする。

前回もスタートは名古屋ブルーノートだった。
東京と両方に行った方達、何人かとお話ししたが、
大阪ビルボードがかなり東京よりも賑やかなのに対し、
名古屋は意外に控えめだと聞いた。

ピアニストK子M士君のマネージャーから、
クラシックピアニストのキーシンが大阪ではアンコールを10回も行なったと聞いた。
そんな熱気に溢れる大阪のライヴに身をゆだねてみたいが、
もし名古屋が静かなら反対に最前線で盛り上げたい気もする。

名古屋ブルーノートというところを調べてみた。
地下鉄・栄から徒歩5分。
栄は名古屋から5分とある。
名古屋へは新幹線で約1時間半。
3時過ぎに東京を出れば充分に1stショウに間に合う。

名古屋ブルーノートの良い席はすべて会員枠。
会費はカード決済の自動引き落としが退会の手続きをしない限り毎年続くとある。
会員にならないと座席指定はできない。
会員席が埋まらない場合に限り一般客もこちらに座れるとある。

エリックの初日の1stが取りたくて
二度と利用しないかもしれないライヴハウスの会員になったのに、
当日の申し込み開始に出遅れて良い席が取れなかったら・・・
その上、更新の手続きもないまま、会費が毎年引き落とされていく、
自動引き落としというのも引っかかる。

新幹線の往復を計算するとそれなりの金額になる。
1stにダッシュで駆けつけ、終わり次第、名古屋から帰ることはできるが、
帰宅もかなり遅い時間になる。

東京がなければ、これもありだと思うし、
翌日が休日で名古屋での食事や滞在を楽しめるならそれも良し、
しかし行って1ショウ観ただけで帰るのではと思えてきた。

しばらく試行錯誤した結果、今回の名古屋遠征は諦めることにした。
沖縄でのセルジオムトウとウディーファンクのショウ、
山形でのK子M士君のコンサートなどを観てきて、
同じアーティストでも違う都市、違う観客に囲まれたライヴは、
かなり雰囲気が変わって興味深い。

いつかエリックべネイも東京・横浜以外の日本の都市で観てみたいと思う。
そしていろいろ調べている内に
遠くから東京のライヴへやってくる方達のたいへんさも少しわかった気がした。


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