Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカ南部への旅

2009-04-07 12:13:20 | ニューオリンズへの道
エリック・ベネイ、7/1にダラス、7/2、ヒューストンで、
ボーイズⅡメンとジョイントコンサート、
そして7/3は、ニューオリンズのエッセンスミュージックフェスティバル、
続いて7/4はメンフィスでのライブとなる。

ニューオリンズのルイジアナスーパードームは大箱で、
ビヨンセなどの着席のコンサート、
そして4つある300人位のキャパのスーパーラウンジでは、
スタンディングでのライブ。エリックはここで7/3に2ショウを行う。

ニューオリンズでエリックのショウを観た後、
数年振りにアメリカのファンクラブの集いが開かれる。
しかしエリックは翌日のメンフィスのライブも控えているので、
登場するかは定かではないそうだ。

またヒューストンのコンサートは大勢のファンが参加するらしく、
エリックもバックステージで皆に会うつもりでいる。
ファンの中には7/1のダラスから始まり、
ニューオリンズまで通しで追っかける人もいる。
さすがにメンフィスはニューオリンズからの交通の便が悪いらしく、
またアメリカ建国記念日を挟むミュージックフェスの雰囲気を楽しむため、
ニューオリンズに留まるか、ここで帰るかに別れる。
メンフィスでは現地周辺のメンバーが控えている。

この時期に多くのエリックベネイファンが集結する事になる。
そうなるとどうもムズムズしてくる。
とりあえず、シュミレーションと情報収集をしてみた。

ニューオリンズへ成田から最短に行くためには、
乗換えがヒューストン、ダラス、アトランタになる。
それぞれ12時間近いフライトの後、乗り換える事になる。
それなら、ヒューストンかダラスで降りて、
エリックのライブを鑑賞し、翌日、移動するのもやぶさかではない。

アメリカ南部は訪れた事が一度もない。
書店のガイドブックコーナー、何社もの旅行ガイド本が並ぶ中、
「アメリカ南部」という本は一冊しかなかった。
おまけにこの本、2007年度版。
インターネットで検索してもパッケージツアーが存在しない。
ヨーロッパの小都市に行くための本やツアーがあるのに対し意外だ。
2005年のハリケーンカトリーナの被害も影響しているのだろうか。

身近な人で2006年にニューオリンズに一人旅してきた年配の女性がいる。
日中は一人で観光やお料理教室などに参加して、
夜は知り合いの方と食事を楽しまれたそうだ。

エリックベネイファンクラブのメンバーで、
エッセンスフェスティバルに行く人達は、
もう一月末位からスーパードームに近いホテルを押さえていた。
エッセンスに向けて近くのホテルから部屋が埋まっていくらしい。
ヒューストンやダラスで降りる場合もライブ会場の近くか、
あるいは空港の近くにホテルを取りたい。

ライブのチケット、ヒューストンを試してみると、
まだ余裕があり、インターネットの画面から座席指定もできる。
ニューオリンズのエッセンスも、最初は3日通し券のみの販売だったが、
今は1日券が買える。
スーパードーム、メインステージの席を予約して購入する形になるが、
エリックのショウがお目当てなら、そこに座ることはないので一番安い席で充分。
(1チケットでス―パードーム内のメインステージと4か所のラウンジのライヴが観られる)
こちらもまだチケットが取れる。

さてこんな夢は現地の事情に詳しい方の一言で打ち砕かれた。
「もし日本人の女一人で南部の地方都市のR&Bのコンサートに行く気なら、
絶対おしゃれなんかしてはいけない。
夏でも肌どころか、顔も隠す(!?)くらいにして、
東洋人である事、女性である事も分からないくらいにしないと。
良い席は目立つから、出口に近い末席を取り存在を消しているように。」
ロスやニューヨークのライブハウス、サンフランシスコでコンサートに行くのとは、
どうも事情が違うようだ。

グーグルアースで、地図から航空写真、そして現地に立った時の写真へと入れる。
ヒューストンとダラスのコンサート会場を映し出してみた。
東京で大きなコンサートホールは立地が良い所にあるのに対し、
どちらも市街地から、かなり離れた閑散とした場所。
そしてほとんどの人が車で来るので、周囲は巨大な駐車場に囲まれて殺伐としている。
コンサートの終わった後などは、その様子が一変し喧騒と熱気に包まれる事だろう。
インターネットで映し出された風景を見て、とんでもない勘違いをしていたと悟った。

後日、知り合いから「だいたいどうやって会場まで行き来するつもりだったの?
タクシーで一人で行ったとしても、帰りはどうしようもないよ。」と言われた。

R&BそしてEric Benetファンをやってきて現地のファンとの落差、
文化や歴史の違いを感じる瞬間がある。
エリック・ベネイ、アジアでもヨーロッパの都市でも自然に溶け込んでいるが、
残念ながらファンの方はどこでも受け入れられるわけではないようだ。
充分に準備の時間を掛けて、そしてお金も貯めて、
アメリカの都市でエリックのライブを観る日がいつか巡ってくる事だろう。


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2 コメント

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アメリカ南部 (Etsu)
2009-04-07 12:48:05
AKさんいつも楽しく、そして楽しみに拝見させて頂いています。わたしもアメリカと言う国は自分自身が好む物や事が大変多く(勿論エリックもいますし)興味があり様々なチェックをしてはアメリカ文化を目にしています。今回の南部でのアジア女性事情、新たな発見でした。まだまだ知らないアメリカの事がごまんとあるんだなぁと感じました。またエリックを通じてのアメリカ文化、是非とも教えて下さい!!! そして毎日素敵なレポ本当に有難うございます。これからもよろしくお願いします!!!
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コメントありがとうございます (AK)
2009-04-07 14:57:49
Etsuさん、はじめまして。
現地に土地勘があるとか、親しい人がいる、
そして同行者がいれば問題ないのかもしれませんね。
私の場合、これではライブ鑑賞の旅が楽しみではなくて、
修業の旅になってしまいそうで
また縁があれば行ける事もあるでしょう
こちらこそ宜しくお願いします!
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