EricBenet-GeorgyPorgy@Hollywood

ハリウッドで行われたAl B. Sureのバースデイ　パーティー。
Eric Benetはゲストで呼ばれていた。

Tommy Davidsonがステージをしきりに盛り上げ、
「そろそろエリックを呼ぶから。」と他のアーティストに根回しをする。
マイクを2本用意して準備が出来た所で、
「エリック・ベネイ、エリック・ベネイ・・・」と呼び出しを掛ける。
歌いながら客席を見渡し、どこにエリックがいるか捜している。

呼び出されて登場したエリック、
ウォームアップされハイテンションになったステージに上がる。
この日は体調不良だったらしいが、
ハッピー　バースデイを曲の中に入れながら、
"Geogy Porgy"を歌ってステージに華を添えた。
その間もTommyは、ジョークが許されるギリギリの所で客席を沸かせている。

ところで、この"Geogy Porgy"
Eric Benetは良くアンコールなどパーフォーマンスに使い、
オーディエンスにも歌わせる。
このYoutobe動画でも、
"Georgy Porgy Puddin'pie, Kissed the Girls and Made them Cry"
と皆でコーラスしている。

しかし・・・
いくら何でもこれを東京国際フォーラムで
自分のファンだけではない観衆にさせるのは、
ちょっと厳しかったかなぁなどと昨年の東京ジャズフェスティバルを振り返る。

東京ジャズフェスティバル2008、
今年はスライ&ザ・ファミリー・ストーンとサム・ムーアの出る午後か、
ジョージ・ベンソンの出る夜の部か迷っている内に行けない状況になった。
国際フォーラムの中だけでなく外も屋外ステージや屋台が出て楽しめる。

NHKで放映された映像を見たが、三人とも素晴らしかった。
素人なので細かい事はわからないが、
昨年はカメラが意図的ではなくて足元を捉えていたり、
急に場面が変わってしまったり、撮影のクルーが写っていたりした。

今年はジョージベンソンの部分などつないでいる事も気付かないほど、
上手に切り替わっていた。
NHKのジョージ・ベンソンの扱いは時間的に短い。
インタビューもなかった。
それでも久々に見るジョージの健在振りに感動する。
スライはやはり圧倒的な存在感だ。
一番上の席までスタンディングになり、
それぞれに実際ライブに足を運んだ方達はきっと満足された事だろう。

ところで、三人とも観客に歌わせる時は、Yeah!とかLalala・・・とか、
簡単なフレーズにしている。
エリックベネイは2007年の東京ジャズフェスで
"Georgy Porgy"を試みただけでなく、
2005年のブルーノートでも"If You Want Me To Stay"を男女に分けて、
男"Stay With Me"、女"If You Want Me To Stay"と歌わせていた。

2009年2月の来日、ビルボード東京では、
いったいどんな歌詞を観客に求めるつもりなのか。
2007年のブルーノート東京、"Love & Happiness"
両サイドを分けて"Love""Happiness"とコーラスさせた。
あれ位がほど良いかと思う。

Anthony Ant Rose - Random Adventures - Hollywood Special