Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックベネイKyte Video

2008-12-16 09:19:14 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric Benet、9月中旬から10月中旬まで一ヶ月の全米ツアーを行った。
出発前にエリックはKyte Phone Videoなる物を入手。

ツアーに旅立つ前のバスから始まり、空港での待ち時間、
バスの中でのメンバーの様子、リハーサル、ライブの終わった後、
ホテルの部屋、レストランでの食事・・・

様々な映像が日々アップされ、エリック・ベネイの日常の姿、
そしてアーティストの生活、
楽しさ、厳しさ、共に垣間見ることができた。

そこにコメント欄があり、ファンが「カッコイイ!」とか
「楽しんできてね。」「良かったわね。」「可笑しい(爆)!」
なんて簡単な一言、二言を書き込んでいた。

一度、オバマが新大統領に決まった時、
エリックが一般人に意見を聞き、
それが差別発言だと咎める人がいて、
ちょっとした小競り合いがあった。

その後はずっと穏やかだったのが、
ある時から様子が変わってしまった。

一人が一方的に長い投稿を何度もして自分を語り、
それに対してその人がいかに間違った事をしているかと、
教えようとした人達が長々と語り、
そういう人達ばかりのフォーラムになってしまった。

食事やお茶をするお店で、働く人もメニューもインテリアも、
内容は何も変わっていないのに、
いつのまにか客層がすっかり変わってしまい、
とても行き辛い雰囲気になってしまう事がある。
カウンターで皆で一緒に食事するお寿司屋さん、
バー、小さなティーサロンなどてきめんだ。

こういう時はやはり店主が出入り禁止令を出すとか、
注意をして態度を改めないのならお引取り願う等しないと
荒れる一方になってしまう。

しばらくエリックの動画のアップはなかった。
ファンの人達に喜んで貰おう、
自分を身近に感じて貰おうと企画したのに、
こんな事になったら、
もう続ける気も失せてしまうだろうと心配した。

エリック・ベネイ、照明を落とした部屋で
静かな音楽を掛けながら、登場した。
表情は良く読み取れない。

インターネットでの出来事は残念だ、と
落ち着いたゆっくりとした口調で話し始める。

今、家でお気に入りの椅子でくつろいで
ドキュメンタリーのDVDを観ていた、
明日はワーナーブラザーズのクリスマスパーティーに行く事、
ワーナーのアーティスト達、
そして知事(もしかしてシュワルツェネガー?)も来る、
その後スタジオで初めて組むアーティストと仕事する事など話す。

暗い部屋の様子を悪戯にカメラを微妙にずらして見せるが、
エリックと娘のインディアの写真が飾ってあったりするのがわかる。

相手を非難したりするのではなく、
もっと力を抜いてリラックスしたら?
と諭しているように受け止めた。

何とも説得力のある映像、エリックベネイらしいやり方だった。

画像は部屋に飾ってあったのと同じEric&Indiaの写真。