行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

オリンピック狂想曲 続く

2013-09-09 18:09:06 | Weblog

昨日早朝、オリンピック招致が東京に決まるというニュースが伝わると、1日中テレビはその話題で満載、ついでにイスタンブールとマドリッドで悲嘆にくれる市民の実況中継も

東京招致阻止に動いていた中国政府は新華社を使い、東京落選の誤報道をやらせ、伝統ある新華社のニュース配信に汚点を残した。

東京オリンピックで財界は東京都の計算、7年間で3兆円の経済効果に対し、インフラの積み上げで100兆円いや130兆円の経済効果と言い出した。

これを受けて、大手ゼネコンの株価は軒並み2桁上昇、日経平均株価は2.48%アップで14000円台へ、すぐに15000円にのせ、2020年までに3万円とはやし立てる証券マンも。

甘利経済産業相はこれで消費税も上げやすくなり、10月1日には安部首相が決断する。とオリンピックで消費税増税を唱えた。

来年度の予算概算要求の一般会計総額が99兆2500億円、一般会計の要求額としては2012年度の98兆4686億円を上回り過去最大だ。東日本大震災復興特別会計3兆6377億円と合算すると、要求額は2年連続で100兆円を超えている。これにオリンピック特需が加わるのだろうか?

国家財政がよほど豊かな国のやることだ。祭りの後の静けさの中、2021年財政危機に臍をかむことに

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オリンピック狂想曲 冷静に考えてみよう

2013-09-07 22:58:43 | Weblog

オリンピックは人間の脳を狂わせるのだろうか、それとも思考停止にさせるのであろうか。3都市入り乱れての誘致合戦、最終章をむかえている。日本のテレビ局は深夜から明日の早朝まで競って特番を組んでいる。今日は朝から晩までニュースでは東京が当選するか、マドリッドにやられるか過去の事例を挙げて予想している。

今回は安部首相までがブエノスアイレスにまで出かけ、45分のプレゼンテーションの中で福島原発の汚染水問題を取り上げるらしい。福島と東京の距離が200Kmも離れていることを外国のメディアは知らないことを日本の招致委員会は気づかなかった。東京電力福島原発には東京の文字がかぶされているから記者会見で汚染水問題に質問が集中し、虚をつかれたようだ。

東京でのオリンピック開催阻止に動いた韓国政府は日本の関東東北の水産物輸入を突如として発表した。よほど急かされたとみえ、海のない群馬や栃木の水産物まで禁止するという噴飯物。

冷静に考えてみよう。財政危機のスペインは国債の格付けが投資不適格のBクラス、失業率は25%、若者の失業率は50%をこえる。どう考えてもオリンピックをやるような国ではない、雇用をどうするか緊急の課題だろう。日本は国の債務が1000兆円をこえて、財政の再建計画さえできてない世界一の赤字国家財政だ。東京オリンピックでインフラ整備が喚起されると騒いでいるがとりもなおさず国の赤字が積み増すだけだ。

東京都は45億ドルも金があると猪知事はブエノスアイレスでのプレゼンで胸を張ったが、23区であふれた特養希望者が周辺の自治体に押し寄せ、昭島市の特養はそのため市民の希望者はいつ入れるか解らない状態だ。昭島市民の知人が「先日特養から順番が来ましたと電話が入ったが該当者は数年前になくなり、申し込んでから8年経っていた」とのこと、やることもやってない都市がオリンピックを招致する資格があるのか

 

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年金生活者はスマホは持てない

2013-09-03 22:49:14 | Weblog

 

 

 

 

 

中高年の選択、スマホかタブレットか

昨年の1月、このブログで中高年のタブレット端末をということを訴えた。そのスペックとして「重さは400g未満という軽さが絶対条件となる。そうなると液晶画面の大きさは7インチぐらいとな...
 

1年前、スマホの通信料金が高すぎるので月額3000円くらいにならないとダメだ。と上記のブログで書いたが、その後スマホのハードの値段はプロモーションで安くなり、買えるけど通信料金が依然として5000円~6000円かかる。世界一の料金だろう。

年金生活者はガラケーとタブレットの組み合わせがお薦めだ。昨年来、ipad、Nexus7、キンドルをはじめタブレットは花盛りで、このブログではコストパフォーマンスからNexus7を推薦し、かなりの方に読んでもらっている。私自身ももちろんNexus7を使って1年弱、メールのやり取り、webでの新聞購読、音声検索、マップ、書籍の購読など毎日片時も放せない。ガラケー通信費は2800円、Wi-Fi用300円だけで、コンビニやスーパーで今年に入って急にフリーのWi-Fiスポットが増えて、益々便利になった。小さい画面のスマホなど年寄りにはむいてない。

先日、グーグルから新型「Nexus 7(2013)」の国内発売が開始された。今でも充分な画面が更に進化し高解像度液晶となった。OSは最新のAndroid4.3(Jelly Bean)を採用、1.5GHzのクアッドコアCPUで更に早くなり、現行品で唯一の欠点であった背面カメラも5メガピクセルカメラを搭載した。しかも300gをきり、軽くなった。結構ずくめですぐ買い換えたいが値段が高くなった。Wi-Fi版の16GBモデルで2万7800円する。グーグルも調子に乗ったのか、デフレ脱却に協力したいのか。現行品には使い回したアプリが入っている。新型に替えると全て初めからやり直しとなる。当分ほっとくことになりそうだ。

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年金生活者のワイン 発泡酒は

2013-09-03 17:36:18 | Weblog

本日の日経によると、サラリーマンのボーナスが増えたせいか、家飲みワインの値段が1000円クラスから2000~3000円になったという。結構なことだが、年金生活者は依然として1000円以下で楽しむしかない。年金は増えず、負担は増えること確実のご時世だから。
このブログでも過去何回か「世界中で買えるイエローテール」など紹介したが、シャンペンの華やかさをたまには味わいたいと思うのがワインのみだ。しかしシャンペンは安くても5000円はする。

そこで、ニューヨークタイムスで本場のシャンペンと変わらない味とお墨付きを得たスペインカバ産「クリスターノ ブリュット」のやや甘口、セミセッコを試したところ、私にはシャンペンと区別ができない優れもので、やみつきになりそうだ。これが近所の業務スーパーで900円台で売ってる。

ついでに第三のビールでは同じ業務スーパーでベルギー産「薫る麦」が80円で売ってる。ベルギー産発泡酒はベルモルトも良いが値段も安い「薫る麦」のほうがやや渋みがあり、自分にはむいている。

赤ワインでは、最近イタリアのプーリア州サレント産ネグロアマーロ種が900円台でスーパーエコスで売っている。サンジョベーゼに慣れた舌には新鮮で美味しい。サレントはイタリアの南部、かかとの部分


家飲みワインに2000円も出す必要はないが、ワインは主に欧州産なのでユーロが130円を突破しているのが気にかかる。

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