行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

海外旅行、事故対策

2013-09-14 23:27:44 | Weblog

トルコのカッパドキアで女子大生が襲われ、一人が死亡という悲劇が起きた。詳細はわからないが団体旅行でなく個人旅行での災難だった。よほどトルコが好きで自由に観光ができる個人旅行を選択したのだろう。

イスラム圏への女性だけの旅行が危険なことは旅行会社は判っていたのに航空券やホテルを予約したときに注意しなかったのだろうか、悔やまれてならない。インドでも女性のレイプ事件は日常茶飯事で、国民的な問題になっている。

私は仕事や観光でこの30年、毎年海外に行き、46カ国くらい訪問したが、どこの国へ行っても緊張する。私自身も含め同僚が何回か小さな事件に巻き込まれたこともあったので、海外での心得を紹介し楽しい海外旅行が悪夢にならない対策を思いつくまま挙げてみる。

1,レンタカーは現地に居る人でも危険なくらいだから、避けるべき。特に途上国では
2,治安の悪い国は先ず避けるべきだが、仕事で行く場合、外出は必ず車を使う。南アでホテルから一歩出ただけで腕時計を強奪され負傷した知人がいる。
3,米国で夜間外出する場合、ポケットにいくらかの金を入れておき、強盗(必ず拳銃を持ってる)に会ったら手を挙げてポケットを指さす。抵抗は絶対してはならない。
4,欧州では凶悪犯罪に会う確率は低いが、私も経験したが後ろのポケットに入れた小銭や財布は先ず確実に盗られる。ホテルのソファーに座ってバッグを背中とソファーに挟んで座っていた現地の駐在員がバッグを盗られた。誰も気がつかず見事な腕前
5,スペインのホテルでアタッシュケースを足に挟み、チェックインしている最中に、アタッシュケースを強奪され逃げられた。
貴重品はバッグや鞄に入れず、首からぶら下げるケースにいれ、肌身離さないことだ。
6、欧州には子供ずれのある民族が都会で生活している。子供が新聞紙や段ボールを持って近づいてきたら叩いて追い払う。子供は平気でポケットに手を入れてくるからだ。昼間の混雑した道路や交差点が危ない。
7,機内に預ける荷物には貴重品は入れない。空港の職員でもアルバイトにしている輩がいる。ヒースローが一時有名だったが、サッチャーの時に監視カメラを入れてから事故が少なくなった。
8,テロだが、銃撃が始まったらその場に伏せているしか方法はない。かつて防弾チョッキの素材で作った旅行ケースを使ったが、転がす車が付いてなく重いので今は使ってない。しかしそうした対策もできれば必要だ。
9,クレジットカードもホテルや信用できる店以外、使用は避けたい。支払いでカードを預けている間にスキミングされる犯罪が増えている。
10,海外旅番組を各テレビ局で競って放送しているから、気軽に誰でも行けると思い込まないことで、なるべくガイドの付いた旅行が安全だ。列車で隣の美人から飴を勧められしゃぶっていると寝込んでしまい、財布を取られたなどという事件もある。

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