行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

イタリア紀行2012 ヴィチェンツァとベローナ

2012-07-15 18:25:24 | Weblog

ヴィチェンツァが世界遺産になったのは偏に16世紀、ルネサンス最初の専門建築家アンドレア・パッラーディオの建築物が対象だ。彼の影響はホワイトハウス等、欧米の有名な建築物に及んでいる。
彼の代表作オリンピコ劇場では、入口の欄間に最初にこの劇場を訪れた外国人として、天正遣欧少年使節団が劇場の最前列に座っているレリーフが飾られている。1585年に日本の少年がここに来たというが、当時としては大変な冒険だっただろう。
オリンピコ劇場の舞台

ヴィチェンツァ市内にはパッラーディオの作品が23ある。

ベローナはこのシーズン、音楽愛好家なら必ず行きたいという古代ローマのアリーナで上演されるアイーダで賑わっている。料金は7~8000円で見られるのでそれほど高くないが、座布団を貸してくれるとはいえ石の上に座るわけだから忍耐力が必要だ。

アリーナの周辺にはアイーダで使う舞台装置が搬入を待っていた。


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