行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

山梨の小さなワイナリーを訪ねて

2017-10-17 22:53:05 | Weblog

蓼科へ紅葉狩りに行く途中、南アルプスの麓、白州にある山梨産葡萄で造る小さなワイナリーを訪ねた。その名はシャルマンワイナリー、東京など県外には出荷せず、地域だけで味わえる当に地ワインだ。但しワイナリーから通信販売で購入はできる。

カベルネフランの畑、雨よけの傘が掛けられている。手間を掛けてるのに感心

 

訪れて驚いたのは、その大らかさで、先ず生産現場の全ての過程に入って自由に見られることで、ビンテージワインの棚まで案内人もなく入れる。私が訪問したときは工場には誰もいなくて、各工程の案内板を見て回るだけだった。従ってワイナリーの細かいことは何も判らなかった。ホームページには「シャルマンワインは冷涼な郷、南アルプスの麓でヨーロッパ系ワイン専用ぶどうを自社農園で50年間栽培からワイン醸造まで、本格熟成ヴンテージワインに取り組んでいる栽培醸造ワイナリーです」と書いてある。

破砕機と圧搾機

 

地下貯蔵タンク、空になっていたので覗いた→たる熟成

 
さらにおおらかなのは、試飲も売店の中で客が自由に各種のワインを制限しないで手酌で飲めること。売店にはレジに1人配置されてるだけ、ご随意に試飲してとのこと。私が試飲したのは、カベルネ、メルロー、シャルドネ、マスカット・ベリーA、値段は他の山梨のワイナリーに比較し、半分くらい。売れ筋は2000円~1500円前後とのこと。試飲の結果、しっかりした味と香りの良いマスカット・ベリーA2015年、2380円を買った。フレンチオークのたる熟成で非濾過、非熱処理で瓶詰めとラベルに書いてある。

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